愛知県柔道整復師会アスリート・サポート・チーム「AJAST」(後藤年宏代表)所属の柔道整復師らが9日、豊橋市総合体育館で開かれた健康づくりイベント「ウエルネス2017」に参加し、体幹トレーニング「エアトレ」の実演・指導を来場者に行った。
老若男女が簡単にできるトレーニングで、道具を使わずイメージして体を動かすことで脳と末梢神経の伝達を活性化させる。学力向上や認知症予防、美容に効果がある。
片足で立ちながらの窓拭きやテーブル拭きをはじめ、綱渡りや一輪車、スピードスケートの動作で体幹筋やインナーマッスルを強化。「エア綱渡り」では片足でバランスを取りながら障害物を回避し、家族連れが楽しみながら臨んだ。
考案したAJASTの中島正勝さんは「体幹筋の中でもインナーマッスルは立つ、座るなどの姿勢を保持する大切な筋肉。運動で強くなると落ちにくいのが特長。毎日こつこつ続けることでさまざまないい変化が現れる」と強調した。
大会では「ウエルネス・ウォーク」が開かれ、整復師らが完走者へのゴール後のケアやコンディショニングも行った。業界初のゆるキャラとして誕生した「やわらッコ」も来場者と交流。後藤代表は「今後もスポーツの現場で発生するけがの救護やエアトレの普及で、市民が安全安心にスポーツに取り組むができる環境づくりの手伝いをしたい」と話した。
10月11日 東愛知新聞社
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