みんなテーパリング 日本だけ置き去り
やっぱりラガルド総裁はハト派的な発言をしました。
しかし
欧州中央銀行(ECB)は
パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の購入ペースを
10−12月(第4四半期)に減速させますが
ラガルド総裁は景気支援の段階的な縮小を
意図する動きではないと強調しました。
更に、政策発表後の記者会見で購入減速について、
「テーパリングではない」と言明、
「PEPPを向こう3カ月について微調整する」と説明しましたが
すでに8月ごろから調整が始まっています
これは明らかにテーパリングです。
FRBS理事のタカ派的発言が出る
米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は9日、
「私が期待するようなデータが出てくれば、
年内に資産購入縮小の過程に入ることは適切となる可能性が高い」との認識を示しました。
また「米ビジネスと家計は強い回復力を示し、
経済も引き続き開かれており、私は引き続き足元の景気拡大に楽観的だ。
このため、最近のデータの一部が期待されたほど力強くなかったとしても、
われわれはかなり力強い経済成長になお目を向けている」と語りました
10月から12月というレンジを私は現在考えている」とも話しています
世界がテーパリングの動き
オーストラリアは既にテーパリングを始めており、カナダも始めそうです
そうなってくると日本がだけが取り残されそうです。
今月中に米国のテーパリングはないと思われる中
前回の雇用統計で弱くなったドルですが
来週14日の消費者物価指数(CPI)発表で状況が変わるかもしれません
結果によって大きく動きが出るでしょう
FX・株ともに作戦を立てます