ドル円150円乗せ
ドル円は長いもみ合いの末、
150円台に乗せてきました
介入の警戒は依然強い状況。
150.77円前後から一瞬、
149.85円に下げるシーンもありましたが
介入と確認できるような動きではありませんでした
日本の個人投資家は、介入期待から
ショートにしている人も多く、
このロスカットを狙ってか昨日は急上昇もありました
現状は
利食いが入っても
それほど下げることはなさそうです
10月31日に行われる
日銀政策決定会合が注目されます
政策変更は予想されていませんが
JGB金利が米国等海外金利の
上昇に引っ張られ、上昇
無制限介入を行う
1%の水準に近づいており、
これをシフトするか、
YCC撤廃等の見方も浮上しています
ここでドル円下落を狙うかもしれません
また、米GDPは年率4.9%増、2021年以来の急成長です
成長がこれほど強くインフレが依然として目標を上回っている状況で、
連邦準備制度理事会(FRB)が引き締め終了を宣言することはあり得ない状況
ドル円は介入に警戒するも押し目買いに分がありそうです