ドル円今週は介入に警戒しながら押し目狙い
先週金曜日の雇用統計の結果は
9月の雇用者数は前月比33万6000人増加し、
7−8月も大幅に上方修正されました
また、9月の失業率は前月と同じ3.8%で、賃金は緩やかなペースでの伸びにとどまりました
このことから
雇用統計発表直後に年内の利上げ確率は48%から56%に上昇
FOMCは9月の会合で金利を据え置きましたが、会合後に発表された予測によると、政策決定者19人のうち12人が年内の再利上げを支持する意向を示している。
ドットプロットの中央値の推移は以下の通り
また、ボウマンFRB理事は追加利上げ必要になるとの予想表明
大口のドルポジションは増加していますがまだ余力がありそうです
気になる米国10年債金利は月足で観ると急激な上昇ですがまだ上昇余地があります
1時間足で観ると上髭を付けてのダブルトップの様相
ドル離れが進み米国債は売られやすい状況であるので金利は一旦押し目を作って上昇する可能性も
今週は何と言ってもCPIがあります
シティーグループのクレジット利用率が直近2週間連続で
ー10%以上となっていることが気になります
FRB議事録で上昇CPIで下落というジェットコースターになることも想定しておきます
中期で観れば日本のファンダメンタルズが悪く、
米国が好調というコントラストから、
ドル円が再度、上昇を開始する流れではないでしょうか?
150円台回復はあるでしょう