米連邦公開市場委員会(FOMC)想定通りの結果
FFレート誘導目標5.00−5.25%の据え置きを決定
米連邦公開市場委員会(FOMC)は13、14日に開催した定例会合で、
主要政策金利を据え置くことを決定しました
ただインフレ沈静化に向けて引き締めを再開する可能性が高いとのシグナルも発しました
市場の見通しより多い追加利上げを予想しています
今回の金融政策決定は全会一致
FF金利見通し
2023年末時点の中央値を5.6%と、前回の5.1%から上方修正。
24年末時点の見通しも4.6%と、前回の4.3%から上方修正。
25年末時点の見通しも3.4%と、前回の3.1%から上方修正。
長期金利見通しは2.5%に据え置き。
米消費者物価指数では、
一見ドル売りに見える数字で、
ドル円は139円前後を攻めましたが
139.05円が安値という
状況からもわかるように、
下値は買いがびっしりで、
最終的にはドル安・円安の
クロス円上昇相場となりました
米国株も堅調なので、いわゆる
「リスクオン」となっています
本日のFOMCでは、
政策変更なしが織り込まれていいました
1回スキップ、つまり次回は
利上げという事になっています
引き締め路線は継続していることを
強調して経済見通しではドットチャートが
注目されます
周囲の中央銀行が利上げする中、
日本だけが何もしないという状況が、
ますますはっきりするので
ドル円よりも
クロス円での円安が進むことになりそうです
今夜のECBと明日昼の日銀が注目ですね