米雇用統計結果の反応に違和感
米雇用統計の結果
【米】 非農業部門雇用者数変化 前月比(3月)[31.1万人]
予想: 23.9万人
結果: 23.6万人
【米】 失業率 (3月)[3.6%]
予想: 3.6%
結果: 3.5%
【米】 平均時給 前月比(3月)[0.2%]
予想: 0.3%
結果: 0.3%
【米】 平均時給 前年同月比(3月)[4.6%]
予想: 4.3%
結果: 4.2%
今週は、予想以上に
悪い経済指標の発表が続いたので、
この雇用統計だけ良い数字が出たとしても
ドルの反発は限定的とみていました。
ところがそんなに良くもない数字なのに
一旦下落後の急反発
今まで悪い数字が続いたせいか想定以上に良かったとみる向きがあり
売りポジションの解消が図られたかもしれません
リスクが高いのは、
ドル安サイドと見ていますので
来週の経済指標でドルが売られる可能性も想定しています
来週は、米消費者物価指数、
そしてFOMC議事要旨、
生産者物価指数、小売売上高と
重要なイベントが続きます
また、金融不安から信用の伸びが
抑えられる局面に入るだろうから、
たとえ強い経済指標が出たとしても、
頭が抑えられることになると想定しています
ドル円
来週は戻り売りの戦略で考えています