米雇用統計に市場はびっくり!
今週はイベント盛り沢山でしたが、
米雇用統計をの発表でドルが大きく買い戻されました
前回は、雇用者数は予想以上、
失業率も3.5%と予想を下回りましたが、
平均時給が予想5.0%を下回る
4.6%だったことでドル売りとなりました。
今回も、雇用者数以上に時給が注目される中での発表。
結果は
【米】 非農業部門雇用者数変化 前月比(1月)[22.3万人]
予想: 18.5万人
結果: 51.7万人
【米】 失業率 (1月)[3.5%]
予想: 3.6%
結果: 3.4%
【米】 平均時給 前月比(1月)[0.3%]
予想: 0.3%
結果: 0.3%
【米】 平均時給 前年同月比(1月)[4.6%]
予想: 4.3%
結果: 4.4%
時給が上昇して、失業率がめちゃくちゃ低下、
これはインフレ懸念再燃。
もしこれで日本のYCCプログラムがなくなったら、
もっともっと金利は上昇するのではないか、そう考えています。
そんな都合よくインフレが消えてなくなるとは思っていません。
FOMCでは、パウエル議長の会見は
「今年は利下げをしない」との発言もありましたが
ハト派的と解釈されました
市場は中央銀行をあまり信じていなかったようです
ディスインフレの世界に
入っているのであれば、
雇用がいくら増えても、
賃金さえ下がっていればOKでしょう。
米10年債の金利を見て、3日後あたりから方向性とみて対応したい。
ECBやBOEの結果を受けて、
欧州通貨が軟調というのも
新しい流れになるかもしれません。
来週はトレンド転換なるかの注目の週になります
トレンドを判断してからの出撃で行きます