ウォーラー理事とブレイナード副議長発言に、ドル円騰落
・「10月CPIはある時点のデータに過ぎず、
一定期間のCPI動向を見る必要がある」
・「物価が一部で下落したのは
良いことだが、継続が必要」
ウォーラー理事のこうした発言に、
ドル円は反発、欧州市場に入り
140円台を回復しましたがNY時間で再び139円台に
これはブレイナード副議長は
ブルームバーグのワシントン支局で行われたイベントで、「
恐らく利上げペース減速への移行が近く適切になるだろう」と発言。
その上で「われわれは多くのことを行ってきたが、
追加でしなければならないことがある。
強調すべき真に重要なことはそれだ」と述べたことによるものでしょう
しかし、CPIの数字に反応し、ドル円は
急落しましたが、過剰反応だったのではないか
との懸念は残っています。
いずれ米国のCPIは
低下するにしても、未だ7.7%です。
FRBにとってまだまだ道半ばですね。
145円を割れて6.5円下落しましたが
ある程度ショートカバーで
戻しても底値圏でのレンジ相場になるのでは
本日のEUGDPと米国PPIが
トレンドのきっかけになるのでは?
また、ブレイナード氏を始めとして、
連日FRB要人の発言が
続くことになるので、注意です。