US500反発も様子見で小幅な動き
24日のニューヨーク株式相場は、26日のFRB議長の講演を前に様子見気分が広がり、小幅な値動きとなった。3指数は小幅反発。IT・ハイテク株が買い戻されているほか、エネルギーや銀行も上昇。
一方、薬品が下落(Yahoo finance・JIJI.COM・みんかぶFX・FISCO)。
米商務省が発表した7月耐久財受注速報値は前月比0%となった。
伸びは6月+2.2%から鈍化しマイナスとなった2月来で最低となった。
変動の激しい輸送用機器除く耐久財受注速報値は前月比+0.3%。伸びは予想を上回り6月と同水準と維持。
また、企業の設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は前月比+0.4%。伸びは6月の+0.9%から鈍化も予想を上回った。
また、国内総生産(GDP)の算出に用いられる製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)速報値は前月比+0.7%と、伸びは6月+0.8%から鈍化も予想を上回った。
米7月中古住宅販売成約指数は前月比-1.0%となった。
本年に入り5月を除き6カ月間マイナス。ただ、下落率は予想ほど落ち込まなかった。
コア資本財の受注や出荷が予想程落ち込まず景気への悲観的見方が後退し、米国債相場が続落。米10年債利回り3.106%まで上昇し7月8日来の高水準となった (+1.7%)。2−10年債の逆イールド継続。
米長期金利の上昇で、ドル買いも再燃しドル・円は137円122銭まで上昇。 (+0.29%)。
WTI原油は、1バレル 95.3USD(+1.66%)と続伸。
Goldは、1,765.8USD(+0.26%)と小幅続伸。
BTCは、21,731.45USD (+0.72%)と小幅続伸。
「ニューヨーク株式相場は、IT・ハイテク株が買い戻されているほか、エネルギーや銀行も上昇し小幅高。コア資本財の受注や出荷が予想程落ち込まず景気への悲観的見方が後退し、米10年債利回り3.106%まで上昇。ドル・円は137円122銭まで上昇。」
ジャクソンホール後ドル円暴落の可能性もあるのでいったん利確します