ISM製造業景況指数結果で来週を考える
景気後退懸念から
米長期金利が3％割れとなり、
本日の東京市場ではドル円の
調整売りがかなり出た。
米景気が焦点という意味では、
米6月ISM製造業景況指数は注目されました
予想は54.9、前月は56.1。
結果は速報値は５１．２に低下し、
５カ月ぶりの低水準となりました
米企業活動は６月に大幅に減速し、
高いインフレ率と消費者心理の悪化によって全般的に需要が減り、
新規受注指数は２年弱ぶりに縮小しました
また個人消費支出は
【米】 個人消費支出（ＰＣＥデフレーター） 前年同月比(5月)[6.3％]
予想： 6.4％
結果： 6.3％
【米】 個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く） 前月比(5月)[0.3％]
予想： 0.4％
結果： 0.3％
【米】 個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く） 前年同月比(5月)[4.9％]
予想： 4.8％
結果： 4.7％
となっております
パウエル議長は、
「米経済がリセッションに
陥ったとしてもインフレを
抑え込むことが重要」
と発言しています
その意味では、7月のFOMCも
0.75％利上げとなるでしょう
それがオーバーキルとなる可能性
にマーケットは震えています
景気後退が
現実のものとなるならば、
ドル円はどうなるのでしょうか
米金利低下を反映し、ある程度、
下落はあるかもしれません
しかし、日銀の政策は
変わらないので、
円が高くなったところは、
やはり円売りとなるのではないでしょうか？
ドル円の押し目買い方針堅持で行きます
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