豪政権交代とラガルド総裁発言
豪総選挙で野党労働党が勝利しました
労働党の政策は、政治面においては
前政権同様に中国に敵対的ですが、
経済面においては協力できる点は協力しようという立場。
労働政策において、賃金の上昇を促す政策を採ります
中国と敵対する点が少なくなるということは、
経済的には好影響。
また、賃金上昇がないことが、
豪中銀が金融引締を躊躇していた要因なので、
金利は上昇しやすくなるでしょう
企業利益の点では微妙なので
株式市場には良い訳では無いですが
豪ドルにはポジティブでしょう。
一方、ラガルド総裁が「第3四半期までにゼロ金利解消」と発言し、
ユーロドルが上昇しています。
ラガルド総裁までも事実上利上げを認めたので、
欧州金利上昇が既定路線となりました
ユーロドルはしばらく堅調に推移しそうです。
ドル円はレンジ相場が続きそう。
結果的にクロス円の上昇を想定です