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0.75％利上げは「積極的に議論していない」
FOMCでは、大方の予想通り0.5％の利上げが決定、
6月1日からは
バランスシートの縮小も始まることが決定しました
しかし、マーケットが最も注目したのは、
「0.75％利上げを我々は積極的に議論してはいない」
とパウエル議長が0.75％利上げを
やんわりと否定したこでした。
マーケットは6月会合において
0.75％利上げをほぼ100％織り込んでいたので、
大きなサプライズと解釈した人が多かったようで、
クジラのポジションっ調整もあって
猛烈な売りがドル円を
128.66円前後まで押し下げました。
おそらく、このところ軟調だった
株式市場への配慮だったのかもしれないし、
中国経済の減速に対応したのかもしれませんが、
一部の市場参加者を驚かせたことは事実だです
パウエル議長は
利上げペースは早すぎると警告したのかもしれませんが
多少ペースが落ちても、金利がかなりの水準まで
利上げしなければならないことは事実。
今後は、昨日のパウエル会見がベースとなり、
ゆっくりと米金利は上昇していくのでしょうが
急激な引き締め派避けたい以降なのだろう。
ドル円ではやはりドル買いの流れは変わらず
また、ゆっくりと１３０円台に戻りました
そこにきてＢＯＥの発表です
イングランド銀行（BOE）は、
市場予想通りに政策金利を0.75％から1.00％へ引き上げました
BOE議事録
「引き上げを全会一致で決定」
「今後数カ月で更なる緩やかな引き締めが適切かもしれない」
「MPCのメンバー6人は0.25％の利上げを支持、残り3人は0.50％の利上げを支持」
予想通りとはいえ0.5％の利上げを期待した上昇があっただけに
これもクジラのポジション調整もありポンドは大きく売られました
しかしながら、円との金利差は開いたのは事実で
ドル同様ゆっくりと買いも出されるでしょうか
注目です
