市場はCPI発表を待っていました
来週の中銀WEEKを前に、
昨日の米消費者物価指数が注目されました
先日、バイデン大統領は
「今回の物価統計には最近の資源価格下落が反映されていない」と
発言し、悔しさを滲ませていましたが
逆に言えば、市場が想定する以上に
強い数字になる可能性がありました
事前の予想では
強い数字の場合、瞬間的にドルは買われるでしょうが、
週末前とあってポジション調整が入り安い状況なので、
元のレベルに戻ってくるでしょう
前に発表された英GDP及び鉱工業生産高はやや振るわず。
GDPは+0.1%(予想 +0.4%)
鉱工業生産高 前月比 −0.6%(予想 +0.1%)
前年比 ±0% (予想 +0.2%)
少しポンド安に振れましたが
このところ対ドル1.31台は買い戻しも強い。
本格的に動くのはCPI後でした
結果は
【米】 消費者物価指数(CPI) 前月比(11月)[0.9%]
予想: 0.7%
結果: 0.8%
【米】 消費者物価指数(CPI) 前年同月比(11月)[6.2%]
予想: 6.8%
結果: 6.8%
【米】 消費者物価指数(CPIコア指数) 前月比(11月)[0.6%]
予想: 0.5%
結果: 0.5%
【米】 消費者物価指数(CPIコア指数) 前年同月比(11月)[4.6%]
予想: 4.9%
結果: 4.9%
【米】 ミシガン大学消費者態度指数・速報値 (12月)[67.4]
予想: 68.0
結果: 70.4
それほど強い結果とはならなかったため、
ドル円は一旦上げましたが想定以上に大きく下げました
この動きに合わせるかのようにゴールドが大きなボラとなりました。
果敢に挑みましたがチョイ利益で逃げました(自分の恐怖指数上昇の為)
ポンド円も大きく売り込まれましたが
Wの反発曲線を描き大きく上昇
市場は来週の英中銀の利上げを見越しての買戻しに入ったかもしれません