手づくりの健康茶の作り方を紹介します。薬草の種類は沢山あります。薬草の効果効能と成分を調べ、自分に合った健康茶を手づくりしましょう。
1、薬草を採取する
健康茶の選び方
薬草の効能や効果、有効成分を調べ、自分の目的や相性の
良さそうな薬草を選んでおきましょう。初めは人気の健康茶や
おすすめランキングに入っている健康茶の中から選択すると
選びやすい。
薬草採取の場所
薬草が生えていて薬草採取が可能な場所をあらかじめ確認しておくこと。
汚染されていない場所で採取すること。
薬草を採取してもトラブルにならないような場所であること。
薬草採取の時期と季節
薬草の有効成分がもっとも多くなる時期に採取する。
薬草の種類毎に最適な採取時期が異なります。
2、薬草を水洗いし、汚れをおとす
薬草を洗浄
土や土埃などの汚れを水洗いでおとし、虫などが付着していないか確認する。(丁寧な作業で健康茶を手作りしましょう)
3、薬草の水気をきる
薬草の脱水
水洗いした薬草の水分を取り除きます。 水切りのよい容器にうつし、十分に水気をきる。
薬草を蒸す
健康茶の種類によっては薬草の水分を切った後に茶葉となる原材料を一定時間蒸します。健康茶毎に蒸し時間が異なります。
4、茶葉を乾燥させる
薬草を日干し又は陰干しにする。
日干し乾燥
日干しは、日なたに広げたり、吊るしたりして直射日光をあてて短時間に乾燥させる。
陰干し乾燥
陰干しは、風通しのよい日陰に広げたり、吊るしたりして乾燥させる。
5、茶葉を刻んで小さくする
茶葉をカット
健康茶の茶葉として使いやすくなるように、ハサミなどで小さく切ったり刻みます。
茶葉を焙煎
健康茶の種類によっては焙煎します。
6、茶葉を保存する
容器や紙袋に入れて保存
紙袋に入れて、風通しのよい、直射日光が当たらない冷暗所の場所で保管する。
密封性の高いビンや缶に入れて、乾燥剤を入れて冷暗所で保管する。 (お菓子や海苔などに入っていたものを再利用するとよい)
密封性の高い容器に乾燥剤を入れないで保存すると、カビや害虫の被害を受けます。
冷蔵庫や冷凍庫で保存
冷蔵庫や冷凍庫で保存すると低温下なので保存性が高まります。
http://kenkoucha.life.coocan.jp/kenkoucha-no-tsukurikata.html
クリ【栗】
植物データ
学名 Castanea crenata
科目/属名 ブナ科 クリ属 落葉高木
開花期 6月
薬草としてのデータ
生薬名 リツモウキュウ【栗毛毬】リツヨウ【栗葉】
薬用部 イガ、葉
採取時期 イガは10月、葉は8〜9月
作り方 水洗い後、日干しにする。
主要成分 タンニン、カスタネアニン、アクチンミン
効果/効能 湿疹、火傷、あせも、のどの痛み
備考
利用分野
健康茶 ○くり茶
・効果・効能
・予防 湿疹、火傷、あせも、のどの痛み
薬草・漢方 ○
青汁 −
料理の食材 ○果実
薬草酒・薬用酒 −
入浴剤 −
草木染 ○
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カキ【柿】
植物データ
学名 Diospyros kakiL..
科目/属名 カキノキ科 カキノキ属 落葉樹
開花期 5月
薬草としてのデータ
生薬名 柿葉
薬用部 葉
採取時期 4〜6月
作り方 水洗い後、日干しにする。
主要成分 ・アストラガリン(ポリフェノールの一種でアレルギー反応を抑制する効果がある)
・ウルソール酸
・グルコサイド
・ケンフェロール、
・クエルセチン(血管を強化し血圧降下作用がある)
・ビタミンC
・オレアノール酸
・ベツリン酸
・ウバオール
・ヒドロキシウルソール酸
・ルチン(血管を強化し血圧降下作用がある)
・タンニン(血圧上昇を抑える作用と効果)
・タンニン(アルコールを分解する効果)
効果/効能 血圧安定、高血圧予防、高血圧改善
備考 柿の葉茶にはカフェインが含まれませんので、カフェインを含む日本茶や紅茶を飲むと寝つかれなくなる人にお勧めです。また、妊娠中の妊婦さんにもお勧めです。(ビタミンCが豊富でノン・カフェインです。)
利用分野
健康茶 ○柿の葉茶、柿茶
柿の葉茶の飲み方 大さじ1杯を急須に入れて熱湯を注ぎ、7〜8分置いてから湯のみに入れ飲みます。
※柿の葉茶は弱酸性なので、アルカリ性の緑茶やコーヒーと一緒に飲むと大切なビタミンCが半減してしまいます。
柿の葉茶の
ビタミンCについて ビタミンCが豊富でレモンの20倍以上、緑茶
の20倍以上も含まれいてます。また、ビタミンCの
前駆体であるプロ・ビタミンCは体内でビタミンCに
変化するので、調理時に破壊されることがない優
れもの!天然のビタミンCが健康に幅広く役立つこ
とは周知の事実である。
ビタミンCの効果
・歯の発育
・皮膚の細胞を健全に保つ
・毛細血管を健全に保つ
・抵抗力を強化
・酸素の新陳代謝に役立つ
・血球を再生するのに役立つ
・血液の凝固時間を早める
・血圧の安定化
・二日酔いの軽減
・効果・効能
・予防 ・血圧の安定化
・高血圧の予防
・動脈硬化の予防
・心筋梗塞の予防
・生活習慣病の予防
・中風予防
・認知症の予防(ボケ予防、痴呆症予防
・ガンの予防・・・ビタミンCで活性酸素の除去する。
・風邪の予防
・壊血病の予防
・便秘解消
・加齢臭対策(抗酸化作用)
・貧血改善・貧血解消
・糖尿病の予防
・利尿作用
・むくみ
・腎臓病
・心臓病
・歯ぐきの出血
・ビタミンC欠乏症
・シミ対策
・美肌効果
・にきび対策
・花粉症の予防(アレルギー反応が抑制される効果)
・アレルギー性鼻炎
・二日酔いの防止と軽減
・美容効果
・ダイエット効果 美肌効果・・・ビタミンCの作用で健康的な皮膚に
なる。
薬草・漢方 ○
青汁 −
料理の食材 ○柿料理 柿の葉すし、柿酢、柿ジャム、果実
薬草酒・薬用酒 ○柿の葉酒
入浴剤 ○柿の葉風呂
草木染 ○
http://kenkoucha.life.coocan.jp/kaki-kenkoucha.html
<コメント>
今年は柿と栗で色々挑戦してみようと思います。