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2018年05月21日
若返り・長寿命を実現?サーチュイン遺伝子とは?
サーチュイン遺伝子とは?
サーチュイン遺伝子は2000年代に発見された別名「長寿遺伝子」とも呼ばれるもので、抗老化作用や長寿命になる効果があると考えられています。
サーチュイン遺伝子が働くと細胞内でエネルギーを作る「ミトコンドリア」の数が増加し、細胞も新しく生まれ変わりやすくなります。
こういった作用が細胞を傷つける活性酸素の減少や慢性病の予防、認知症の予防などにつながると言われています。
サルなどさまざまな動物を使った実験でも見た目の若々しさに加え寿命が延長することも分かってきており、盛んにサーチュイン遺伝子に関する研究が行われています。
サーチュイン遺伝子を活性化するには
サーチュイン遺伝子は普段は眠った状態になっており活性化しないと働きません。
サーチュイン遺伝子を活性化するためには、「空腹状態」であることが必要になります。
古来より人間は飢餓と戦ってきたため、飢餓状態において体を維持するためにサーチュイン遺伝子が存在するのではないかとも考えられています。
しかし空腹状態にするため極端に食事をしないというのではかえって健康に悪影響を与えかねません。
サーチュイン遺伝子活性化のためには「腹6分〜7分」で満腹にならないようにバランスの良い食事をすることが効果的です。
また比較的カロリーの低い野菜の量を増やすことや間食や夜食をしないことも重要です。
サーチュイン遺伝子は空腹状態になりやすい睡眠時に活性化しやすいため特に夜食を食べることは厳禁です。
レスベラトロールでサーチュイン遺伝子が活性化?
赤ワインに含まれるポリフェノールの一種であるレスベラトロールがサーチュイン遺伝子を活性化するという報告があります。
レスベラトロールを含むサプリメントが数多く発売されているのもこのためです。
サーチュイン関連の研究から新薬を開発中の企業もあり、もしかすると近い将来薬で長寿を実現することができるかもしれません。
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