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2018年05月07日
クラゲに刺されてしまったら
クラゲってどんな生き物?
海水浴のシーズンになるとよく見かけるクラゲですが、あまり生態の知られていない生き物でもあります。
クラゲはサンゴやイソギンチャクなどと同じ腔腸動物と呼ばれる動物です。
腔腸動物は基本的に刺胞と呼ばれる飛び出す針を持っており有毒なものも少なくありません。
日本ではカツオノエボシやアンドンクラゲなどが毒の強いクラゲとしてよく知られています。
東南アジアやオーストラリアでは猛毒のクラゲも存在しており死亡例も確認されています。
もしクラゲを見つけてもむやみに手を出すのはやめておきましょう。
クラゲに刺されてしまったら
クラゲの中には触手がとても長いものもいて知らないうちに刺されてしまっているということもよくあります。
もしクラゲに刺されたり、クラゲの触手が体にからまったりしていたらまずは真水ではなく海水で洗い流しましょう。
真水で洗ってしまうと浸透圧の違いによる刺激でクラゲの刺胞がさらに飛び出してしまう恐れがあるからです。
また刺されてしまった部位をお酢に浸すのもクラゲの毒を中和するため有効とされています。
尿を患部にかけるという民間療法をよく耳にしますが有効ではなく不衛生でもあるのでやめておきましょう。
命に関わることも
日本国内でも毒性の強いクラゲでは死亡例も報告されています。
軽症の場合は刺された部位の痛みで治まりますが、重症の場合は嘔吐や呼吸困難、意識の消失など全身症状がみられる場合もあります。
全身症状がみられる場合はすぐに病院を受診して下さい。
海で遊ぶときは正しい知識を持ってクラゲに対処しましょう。
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