底辺中年となり今後の人生、「恋愛、結婚」をする可能性はほぼゼロとなった今、初めてできた恋人?の話を書いておく。
学生時代はそこそこの容姿をしていたと思っているが、異性とまともに話す勇気すらなかったのでつまらない学生生活を送ってしまった。高卒で入った会社の寮はすぐ隣に女子寮があったので自然とカップルが増えていくが俺は相変わら女とは無縁の生活。その会社を辞め鹿児島に移住した先の会社で出会いがあった。当時俺は23〜24歳くらいか。入社して早々、その女はなぜか俺に親切にしてくれ休日は半ば強引に誘われ遊びに連れまわされることになる。
その当時、この女には月に一度会うか会わないかの彼氏が居るとのことだったので女として見ていなかった。いや、それはウソで顔面が好みではなかった。モテない俺が言う資格はないが、はっきり言ってブスなのだ。岡本真夜とヤッターマンのボヤッキーを掛け合わせたような感じの顔面がどうも受け付けない(岡本真夜がブスだと言っているわけではないが)
*以下この女を「真夜」と記す。
なぜ彼氏が居るのに俺ばかり誘うのか?と聞くと「うまくいってない」とのこと。真夜は下ネタ好きで下品だし女らしさのかけらも感じられない、精神的にも不安定で時々「霊」が見えるという。仕事中に突然キレ出したり泣き出したりと意味不明な奴だった。いつも奢ってもらい悪いと思ったのである日、俺のアパートですき焼きでもするから来いと誘った(もちろん下心は全くなくただお礼がしたかっただけ)
その席で真夜が俺に焼酎をガンガン勧めてくる。飲みすぎてしまい泥酔状態になった俺は泣いてしまい(自分が泣き癖があるのを初めて知った)キスをしてしまった。ついに一線を越えてしまったのだ。その後から真夜は俺のアパートへ頻繁に来るようになり、ある日、向こうから「ゲーリーさんを知りたい、抱いて欲しい」と迫ってきた。
当時、俺は童貞ではなかったが素人童貞だったこともあり躊躇、それと勤務中に前の彼氏に性病をうつされたことがあるとか下品な事をぬかしてたので余計に気が進まない。それでも女から誘ってきたのだから断ることはできんだろうと覚悟を決める。真夜がシャワーを浴びている時、脱ぎ捨ててあった黄色いシミのついたパンツを見てさらに気持ちが萎えた。
事に及び俺はどうしてよいのか分からなくなると「まず胸を揉んで」と真夜は俺の手を引っ張り自分の胸に持ってくる。真夜に対して性欲というものを感じないのか、緊張しているのかよく分からず、なかなか下半身が反応しなかったという苦い経験だった。その後も仕事中に「今日Hしよう」と言ってきて帰りに俺のアパートに寄っては事に及ぶという日が度々あった。そんなこともあってか、真夜に対して「情」というものが沸いてくる。性格は難ありだが、こんなに俺の事を好きになってくれるなら。。。と思い始める。
だが、真夜を嫌いになっていく出来事がある。職場のおばちゃんから真夜が俺との会話内容や性行為の事などを言いまわっていると聞いた。女というのはそういう生き物なのかもしれんが10数人しかいない小さな会社、俺は恥ずかしくて仕方なくなった。真夜に「職場で余計なことをしゃべるな!」と釘を刺し距離を置くようにしたが、同棲したいと迫ってくる有様。。。
〜続く〜
2018年07月14日
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