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2018年07月26日

ホームヘルパー2級(介護職員初任者研修)を取得した話 〜 施設実習 グループホーム@ 〜

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デイサービス、訪問介護の実習を終え、次はグループホームで2日間の実習に入る。施設実習の雰囲気は体験しているので今回はさほど緊張することなくグループホームへ向かう。朝10時、職員から施設の方針や各部屋などの説明、認知症についての話が1時間半ほどあった。

入居者が4人ほど座っていたテーブルに案内され昼食までコミュニケーションを取るのだが、やはり入居者は俺に興味を示さない。横に座っていた婆さんがテレビに映る相撲の結果を真剣に見ていたので「相撲が好きなんですか?」と声を掛けるも「今見とる!」とそっけない返事をされた。デイサービス同様、慣れた職員とは話すが所見でコミュ症の人間には興味を持たないようだ。

だが、対面に座っていた婆さんは明らかに認知症って感じで俺の顔を見るたびニコニコしていたが話しかけても対話にはならなかった。介護職に就くのなら少人数で家庭的な雰囲気のグループホームと決めていたので横に座っていた職員に施設の仕事内容について色々質問したような気がする。

グループホームといえば職員が食事を作るケースが多いはずなので台所を見させてもらい、食事を作っていた20代くらいの職員(女) に食材の調達方法、調理時間、いつもはどのような物を作っているのかなど色々質問した。笑顔で気さくに答えてくれて好印象を持った。

昼になり職員、入居者と一緒に食事を摂った後は個室での休憩時間だったのでレポートを書きながら過ごす。14時くらいから一人の入居者を紹介され帰るまでコミュニケーションを取って下さいとのこと。認知症の状態は軽度、初見の人間でも普通に会話してくれる人だった(実習生にモンスター級の入居者をあてがうわけがない)

そこそこ会話もできて年寄りに対して少しづつ慣れていった気がする。15時半をまわったところでレポートを書くように言われたので個室で休憩しながらゆっくり書いた。その後、施設長から今日の感想を聞かれたり明日の予定などの話があり、17時に挨拶をして施設を後にする。メシ食って少しの時間入居者と話すだけというイージーなグループホーム実習1日目であった。

今日は入居者とのコミュニケーションと施設の雰囲気に慣れることがメインで、次回は食事介助と入浴介助をさせてもらう予定となっている。

◆当時のレポートを晒しておく
*教室での授業同様、事前にネットで拾った使えそうな文言を探して現場で使うメモ帳に書いておく。当日、自身の体験と文言を混ぜ合わせてレポートを書くというスタイル。

午前:10:00〜11:30 オリエンテーション(施設概要、認知症についての説明など) 11:30〜13:00 入居者様とのコミュニケーション、昼食、口腔ケア
午後:14:00〜15:30 入居者様とのコミュニケーション

学んだこと
はじめに実習させていただく施設の理念、目的などを説明していただき、認知症でもアルツハイマー型、脳血管性認知症、レビー小体病、前頭側頭型認知症などの医学的特徴があり、その種類によってそれぞれの対応をされていることを知りました。昼食は入居者様と同じテーブルで摂らせていただき、その際、職員の方は利用者様が食べやすいように常に見守りと声掛けをされており、食器の位置を変えるなどの工夫もされていました。

授業で学んだ同じ質問(話)を繰り返す、いきなり他の人を叩く、帰宅願望といった認知症の症状は実際に目にすることができませんでしたが話をさせていただくと会話がかみ合わない部分があり認知症の方は一般の常識ではないところから思考がスタートしていることを理解していなければならないと実感できました。
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