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2018年07月24日

ホームヘルパー2級(介護職員初任者研修)を取得した話 〜 施設実習 デイサービス 〜

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教室での授業は終わり、ついに施設実習の時がきた。2人ずつ該当施設に実習へ向かうのだがもう一人は4回目の授業から来ていないため自分一人で実習先へ向かった。教室の連中とは親しくもないので一人の方が気楽であったが、環境の変化に弱い体質のため朝から下痢だったというのは言うまでもない。
今回の施設は「デイサービス」と「訪問介護」があり、両方の実習を行うことになる。

◆1日目実習 デイサービス
施設に着いて挨拶を済ませると、朝のミーティングがあるためか40分ほど待たされた。まずは利用者宅に車で迎えに行くため職員の運転する車に同乗し4〜5人の迎えに行ったと思う。家族に挨拶、ちょっとした雑談を終えると利用者を車に乗せる。何人の利用者がいるのか聞いたところ、いつもは15人だが今日は少なく10人だという。

到着すると、それぞれの職員が利用者の手引きをしながら施設内に連れていく。指示があったので俺も杖をついている爺さんの手引きをした。コーヒーなどの水分補給を終え9時過ぎから入浴時間となる。何人かを同時に入れるタイプの風呂だったのかどうかは忘れたが、脱衣所は数人の利用者がいてそれぞれの職員が脱衣作業をしていたのでコツを教わりやらせてもらう。

少し離れた所に居た婆さんが俺を見て脱衣を嫌がっていた。あんな老人でも恥ずかしさはあるんだなと思ったのと、初見の男は利用者(婆さん)に警戒される存在なんだと実感する。職員が上手いこと促しその婆さんは脱衣して風呂に入って行った。

脱衣を手伝った爺さんの入浴介助を見学、背中を流す作業をさせてもらう。授業で習った通り湯の温度確認と利用者の状態を常に気を配りながら体を洗う作業を手際よく行っていた。更衣作業も一部させてもらい終了。

その後は、体操などで体を動かしているグループと塗り絵など静かな事をするグループに分かれていた。俺は5人の利用者と2人の職員がいるテーブルに座った。お茶などを飲みながら雑談が始まるが利用者に何を話してよいか分からない。婆さんってのはおしゃべりな人種だから勝手に話させて、自分は傾聴していればよいくらいに思っていたが実際は全く違った。

顔見知りの職員には親しく話すのだが俺には目も合わせてくれない。空気を読んだ職員が俺の隣にいる婆さんに「今日実習に来た○○さんです、話してあげて下さい」と声掛けするも「恥ずかしいわ〜」と言ってそっぽを向いてしまう始末。向かいに座っていた婆さんが小さな置時計を持参してきて目の前に置いていたので「よい時計ですね」と褒めたつもりが「これ私の!」と声を荒げ機嫌を悪くさせてしまう。。。

コミュ症気味の自分は全くと言ってよいほど利用者と会話できず辛い時間帯だった。その後は全員で「切り絵」を行う。利用者に合わせて紙を置いていくなどして手伝いをしながら時間が過ぎていった。

昼食の時間は配膳を手伝った後、個室に案内され休憩時間となった。持参した弁当を食べながら帰宅時に提出するレポートをある程度書き進めた。午後からは昼食後の口腔ケアを見学、切り絵の続きを終わらせた。散歩がてら土筆をとりに行くそうなので同行、土手で利用者が嬉しそうに土筆取りをしているが話しかけることもできず、ただ付いてまわるだけの自分、、、情けなくなる。

施設に戻り、おやつ配りの手伝い。呼ばれたので行ってみると仕切りの奥には寝たきりの婆さんが居た。今からオムツ交換をするとのことなので見学、手際がよくさすがプロだと感心する。16時になると各自宅へ送っていくため全員で利用者を車に乗せるサポートをする。朝のように同行はしなかったので施設内の掃除を手伝った。

「利用者とのコミュニケーションさえ慣れてしまえば楽な仕事だな。」これがデイサービスの印象だった。レポートを提出してさっさと帰宅する。

◆当時のレポートを晒しておく。

午前:8:30 迎え入れ / 9:15 入浴介助、体操、切り絵 / 12:00 昼食見守り
午後:13:00 口腔ケア / 13:30 切り絵、一部の利用者様の散歩介助 / 15:00 おやつ / 15:30 バイタルチェック、オムツ交換 / 16:00 お送り後、掃除

学んだこと
迎え入れや施設内でも一人にかかりきりになることなく全ての利用者様に笑顔でコミュニケーションをとっており、興味のある話を引き出すことにより利用者様が活き活きとした表情に変化する様子が分かり、コミュニケーションの重要性を実感できた。

入浴介助では衣服の脱着の介助と背中を洗わせていただいた。ただの更衣介助と思っていたが利用者様のとのコミュニケーションがとても必要になることを学んだ。職員の方は利用者様それぞれに対し残存機能を活かしながら介助されており、決して急がせずコミュニケーションを取りながらもテキパキとこなしている様子を見ることができた。
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