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2019年02月03日

1998年、バイクで日本一周した時の日記を晒すC 〜 名古屋の実家を拠点に近県をまわる 〜

*道中で出会った人物の実名はイニシャル表示、不適切、読みにくい表現は手直しを加えたが、1998年当時の旅日記をここに晒す。写真は身バレの可能性があるため載せない。
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1998年、バイクで日本一周した時の日記を晒す@〜 旅立ち編 〜

◆5/18(月)
天気は予報通り雨。今日は実家でゆっくり過ごす。

◆5/19(火)
今日は晴れ。実家を拠点に3泊4日の予定で南紀へ向かう予定が、なぜか面倒になり今日も実家に居ることにする。やはりキャンプ場で目覚める朝と家で迎えるまったりとした朝は全然違う。「次に進まなければ」という気持ちにはなれず気が緩む。

◆5/20(水)
今日の天気は晴れ、9時頃実家を出る。19〜23号線へ入ると永遠と続く渋滞が待っていた。無理にすり抜けしようとすれば出来たが安全なすり抜けだけを繰り返す。結局この状態が津市あたりまで続きストレスがたまったまま伊勢市へ。ここでの目的は「伊勢うどん」を食べることだ。

私が小学生の頃、伊勢うどんを食べすごく旨かった印象が残っていてもう一度食べてみたいと思ったからだ。「伊勢うどん」と書いてある店に入るがメニューにはない。すると注文を取りにきた女性が「今日のランチは焼きそばです」と微笑んできたので思わず「ランチ下さい」と言ってしまった。

後で店の壁を見ると「伊勢うどん」と書いてある。もう後戻りできず仕方なくランチを食べる。まだ食べれる余裕があり追加で「伊勢うどん」を頼もうとしたが「あの人まだ食べるの?」と思われそうなので違う店で食べることにする(そういう人の目を気にする自分が情けなく嫌いでもある)

その後はルートを少し変更し伊勢志摩スカイラインを通る。料金860円と高いが展望台から眺める景色はなかなかのもの。この辺りのうどん屋で待ちに待った「伊勢うどん」を食べるが特に美味しいとは感じない。やはり小さい頃の記憶は曖昧なものである。

伊勢志摩スカイラインを出て鳥羽へ。水族館や観覧船など観光地らしい雰囲気、小さい頃来た記憶が蘇り懐かしい気分。後は海岸沿いを気分よく走り目的のキャンプ場へ向かう。見つからないので聞いてみると「車では行けない」と言われ次のキャンプ場へ急ぐが怪しい場所だったのでパス。

海岸沿いは諦め銚子川沿いのキャンプ場を探す。キャンプ場の看板が出ていたので行ってみると7月1日からオープンと書かれており「なんて今日はついてないんだ!」と思いながらダメ元で進んで行くとキャンプ場の門は開いており車が2台停まっていた。管理棟からオーナーらしき人が出てきて手招きをしている。

今は準備中だが泊めてくれるらしい。オーナーの名前はBさんといい、キャンプ本に載るほどの人であった。彼は親切で北海道情報なと色々な話をしてくれ楽しい時を過ごした。今日はキャンプ場がなかなか見つからずついてなかったが最後にこんなラッキーな出来事が待っていた。
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