2018年10月24日
明治安田生命J2リーグ 第38節 ハイライト
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![]() | 10/19(金)、20(土)、21(日)に行われた「明治安田生命J2リーグ 第38節」のハイライトを紹介させて頂きます。 |
10月19日(金) 石川県西部緑地公園陸上競技場 (入場可能数:20,261人) 19:03 kick off ツエーゲン金沢 − 愛媛FC 入場者数:2,512人 天候:曇 気温:16.6℃ 湿度:68% 主 審:三上 正一郎 副審1:権田 智久 副審2:篠藤 巧 第4の審判員:田尻 智計 | ![]() |
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得 点
警 告
![]() | ツエーゲン金沢 56分 26 藤村 慶太 78分 2 山本 義道 |
ツエーゲン金沢 0−0 愛媛FC
ゴールは生まれず、金曜ゲームは痛み分け
12位・金沢がホームに18位・愛媛を迎えた。金沢は前節・松本戦からメンバーを二人変更。毛利 駿也が右SB、金子 昌広が右サイドハーフに入る。対する愛媛は、前節・横浜FC戦で採用した[3−4−2−1]ではなく、[4−3−3]システムで試合に臨む。
静かな立ち上がりを経て、愛媛がボールを保持。守備時は[4−4−2]で守る愛媛だが、攻撃時は両ウイングが幅を取り、センターFWの有田 光希が中央に構え、後ろは主に3枚で組み立てを開始。そこにGK岡本 昌弘も加わり、じっくりとボールを回していく。金沢はあまり深追いせずに、構えたところから圧力を掛けようとするも、なかなか守備がハマらない難しい展開。
愛媛は16分、最終ラインからボールを持ち出した安藤 淳が前線へ縦パスを送ると、近藤 貴司がシュートを放つ。だが、GK白井 裕人にセーブされた。
金沢は前半の終わり頃からパスカットしてカウンターを繰り出す機会を増やして反撃。38分、沼田 圭悟のクロスに対してゴール前に3人が飛び込むが、惜しくも合わない。愛媛は59分にビッグチャンス。右サイドに張ってボールを収めた吉田 眞紀人が、前方に流れてきた近藤にパス。近藤が入れたクロスのこぼれ球に有田が反応したものの、シュートは枠を捉えない。
金沢は後半アディショナルタイム、味方を追い越した梅鉢 貴秀がシュートを狙うも、岡本が阻止。また、佐藤 洸一のパスを受けた垣田 裕暉がチャンスを迎えたが、シュートはゴール左へ外れた。最後まで両者に得点は生まれず、勝点1を分け合う結果となった。
[ 文:野中 拓也 ]
10月20日(土) 京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 (入場可能数:20,588人) 15:03 kick off 京都サンガF.C. − アルビレックス新潟 入場者数:8,883人 天候:晴 気温:19.2℃ 湿度:42% 主 審:村上 伸次 副審1:藤井 陽一 副審2:金次 雄之介 第4の審判員:馬場 規 | ![]() |
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得 点
50分 アルビレックス新潟 32 カウエ 左サイドの敵陣浅い位置でFKを獲得する。 ゴール前にクロスが入るが、相手DFにクリアされる。 それでも、クリアボールに 14 田中 達也が反応して頭で折り返す。 ペナルティエリア中央で待っていた 32 カウエがヘディングシュートを放ち、ゴール右に決める。 | ![]() |
90+3分 アルビレックス新潟 26 戸嶋 祥郎 26 戸嶋 祥郎が敵陣浅い位置から1人でドリブルで持ち運び、ペナルティエリア内へ進入。 対応するDFをかわし、ペナルティエリア右から倒れ込みながら右足でシュートを放つ。 ゴール左隅に決まり、追加点を奪う。 | ![]() |
警 告
![]() | 京都サンガF.C. 70分 13 岩崎 悠人 |
アルビレックス新潟 48分 16 渡邉 新太 | ![]() |
京都サンガF.C. 0−2 アルビレックス新潟
好調・新潟が京都に快勝。これで8試合負けなしに
上空の強い風の影響もあってお互いが慎重にゲームに入り、前半は攻めどころを探り合う展開が続く。ホームの京都は岩崎 悠人の突破や前線へのロングボールで攻撃の糸口を探すが、3分に田中 マルクス闘莉王の落としから岩崎がシュートを放って以降は相手ゴールに迫る場面がセットプレーに限られる。
一方の新潟も、サイドや前線の河田 篤秀にボールを集めて攻撃の形を作ろうとするが、京都のDF陣に対応されフィニッシュまでつながらない。21分に距離のあるFKが上空の風に押し戻された展開からチャンスが訪れたが、河田のシュート性のボールに反応した渡邉 新太のキックは枠をそれる。
スコアレスで折り返したゲームは、後半早々に得点が動いた。50分に距離のある場所で得た新潟のFK。河田が蹴ったボールが風に乗り、京都DF陣がクリアし切れずにいると、深い位置で反応した田中 達也が折り返す。これをカウエが頭で押し込み、新潟が先制する。
先制後も相手陣内へ押し込む展開を続けた新潟だったが、京都は58分にジュニーニョを投入し、岩崎をFWへ、カイオを右サイドハーフへと移す。すると、この布陣の変更をきっかけに京都が徐々に盛り返していく。
京都は、ジュニーニョが抜け出した63分のシーンや72分のカイオのヘッド、ゴールポストを直撃した77分のジュニーニョの一撃など好機を作ったが、粘り強く守る新潟から1点を奪い切れない。
前線に長身3選手を並べる京都のパワープレーもしのいだ新潟は、90+3分に戸嶋 祥郎がスルスルとゴール前に持ち上がり追加点。試合を決定づけるこのゴールの直後、終了のホイッスルが響いた。
敵地で完封勝利を収めた新潟は、これで8試合負けなしに。新潟と21位・讃岐との勝点差は『20』となり、「最低限の仕事」(片渕 浩一郎監督)であるJ2残留を達成することになった。
[ 文:川瀬 太補 ]
10月21日(日) NDソフトスタジアム山形 (入場可能数:20,784人) 13:03 kick off モンテディオ山形 − アビスパ福岡 入場者数:5,851人 天候:晴 気温:19.7℃ 湿度:46% 主 審:上村 篤史 副審1:正木 篤志 副審2:高寺 恒如 第4の審判員:篠藤 巧 | ![]() |
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![]() | 9分 モンテディオ山形 50 ブルーノ ロペス 8 アルヴァロ ロドリゲスが左サイドへ展開すると、49 内田 健太が受けて精度の高いクロスを供給。 50 ブルーノ ロペスがファーサイドでヘディングシュートを放ち、ネットを揺らす。 |
15分 アビスパ福岡 16 石津 大介 3 駒野 友一がペナルティエリア右へスルーパスを供給。 33 山瀬 功治が走り込んでゴールライン付近からマイナスの角度へラストパスを送ると、16 石津 大介が右足で合わせて決める。 | ![]() |
![]() | 45+2分 モンテディオ山形 3 栗山 直樹 右CKを得る。 キッカーは 8 アルヴァロ ロドリゲス。 左足でクロスを供給すると、ゴール前で相手に当たってボールがこぼれる。 3 栗山 直樹が素早く反応し、振り向きざまに左足を合わせて押し込む。 |
90+7分 アビスパ福岡 35 レオミネイロ 16 石津 大介が左サイドの敵陣中央からドリブルを仕掛けてクロスを入れる。 35 レオミネイロにボールが渡ると、ペナルティエリア内でトラップから左足を振り抜き、土壇場で同点に追い付く。 | ![]() |
警 告
![]() | モンテディオ山形 19分 16 小林 成豪 (次節出場停止) |
アビスパ福岡 22分 3 駒野 友一 90+4分 35 レオミネイロ | ![]() |
モンテディオ山形 2−2 アビスパ福岡
90+7分の同点劇。山形、勝点3が1に
J1参入プレーオフ進出へ後がない10位・山形と、優勝でのJ1昇格を狙う4位・福岡。互いに勝点3を目指した試合は、終了間際に福岡が追いつく劇的な展開となり、2−2。ともに目標到達には痛い勝点1となった。
最初にスコアが動いたのは9分。山形は中盤のアルヴァロ ロドリゲスから左へ展開し、内田 健太のクロスをブルーノ ロペスがヘディング。先発に起用された3人で先制点をもぎ取った。しかし、福岡も縦に速い攻撃で反撃。15分、駒野 友一のスルーパスから山瀬 功治がマイナスに折り返し、フリーの石津 大介が押し込んだ。
互いにシンプルな形の得点で1−1となったあとも攻め合いの様相となったが、より優位に進めたのは福岡。前線のドゥドゥ、石津が収めながら周囲の選手が飛び出したり、サイドへの展開からクロスを狙ったりと、山形ゴール前で押し込む時間を作った。しかし前半アディショナルタイム、山形は獲得したCKから、ゴール前に落下したボールを栗山 直樹が押し込み、再びリードを奪って前半を折り返した。
後半は山形が主導権を握りながら、ときおり福岡がカウンターからビッグチャンスを作る展開が続き、73分にはドゥドゥが、78分のCKの場面では途中出場のレオミネイロのシュートがはじかれたところに城後 寿が詰めてシュートを狙ったが、いずれもゴールとはならなかった。
その後は山形が[5−4−1]のブロックを構築しながら大きなピンチもなく終盤を迎えたが、試合終了間際、松本 怜大が負傷でピッチを離れた山形が数的不利となったところで、福岡は石津の左からのクロスを途中出場の枝村 匠馬がフリック。これをレオミネイロが収め、反転からシュートを打ち込んだ。土壇場のゴールで福岡は勝点1を奪い、山形は7試合ぶりの勝利が目前で消えた。
[ 文:佐藤 円 ]
10月21日(日) ケーズデンキスタジアム水戸 (入場可能数:10,152人) 14:03 kick off 水戸ホーリーホック − ロアッソ熊本 入場者数:4,055人 天候:晴 気温:23.3℃ 湿度:35% 主 審:中村 太 副審1:植田 文平 副審2:日高 晴樹 第4の審判員:堀越 雅弘 | ![]() |
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得 点
![]() | 45分 水戸ホーリーホック 9 ジェフェルソン バイアーノ ペナルティエリア内でボールに手で触れたロアッソ熊本 23 小谷 祐喜がハンドの判定となり、PKを獲得する。 キッカーの 9ジェフェルソン バイアーノはチップキックでゴール真ん中の上に決めて先制に成功する。 |
![]() | 53分 水戸ホーリーホック 26 小島 幹敏 26 小島 幹敏が 9 ジェフェルソン バイアーノとのパス交換からペナルティエリア内で左足で落ち着いてシュートを放ち、ネットを揺らして追加点を奪う。 |
![]() | 72分 水戸ホーリーホック 27 茂木 駿佑 7 船谷 圭祐のスルーパスに反応した 9 ジェフェルソン バイアーノがペナルティエリア右からグラウンダーのクロスを供給すると、走り込んだ 27 茂木 駿佑が合わせて追加点を奪う。 |
78分 ロアッソ熊本 14 田中 達也 ペナルティエリア右にカットインした 14 田中 達也が左足でループシュートを放つと、ファーサイドに鮮やかに決まって1点を返す。 | ![]() |
83分 ロアッソ熊本 23 小谷 祐喜 右サイドの敵陣浅い位置からのFKの流れから 7 片山 奨典がペナルティエリア右にロングフィードを供給する。 9 安 柄俊がヘディングで折り返すと、反応した 23 小谷 祐喜が右足でゴール左に決めて1点差に迫る。 | ![]() |
警 告
![]() | 水戸ホーリーホック 90+5分 9 ジェフェルソン バイアーノ |
ロアッソ熊本 7分 27 中山 雄登 | ![]() |
水戸ホーリーホック 3−2 ロアッソ熊本
連敗脱出を果たしたのは水戸、3ゴールで熊本に辛勝
4連敗同士のチームの対戦。勝点3を手にして、悪い流れを断ち切りたい。特に熊本は前節の敗戦で最下位に転落。J3降格の危機に瀕しているだけに、はい上がるためにもアウェイとはいえ勝点3をもぎ取りたかった。
序盤から熊本は5バック気味に構えて水戸の攻撃を受ける形を選択。水戸がボールを支配し、攻め込む時間が続いた。水戸がリズムの良いパスワークから再三チャンスを作り出したが、熊本の粘り強い守備をこじ開けることができず、先制点を奪うことができないまま時間は進んだ。
しかし前半終了間際、伊藤 涼太郎の突破を抑えようとした熊本DFがペナルティーエリア内で痛恨のハンドリング。水戸にPKが与えられ、ジェフェルソン バイアーノが冷静に蹴り込んで試合が動いた。
後半は水戸の勢いが熊本を圧倒。53分に長短のパスを織り交ぜて熊本の守備を崩して追加点を挙げると、72分にも見事な崩しから最後は茂木 駿佑が押し込んで3点目を奪った。そのまま水戸の大勝で終わるかと思ったが、熊本も意地を見せた。78分に田中 達也が芸術的なループシュートを決めて1点を返すと、83分にはクロスの折り返しを小谷 祐喜が押し込んで1点差に詰め寄る。最後まで熊本は勝利をあきらめずにゴールに襲いかかったが、ゴールを決めることができず、試合は終了。1点差で水戸が5試合ぶりの勝利を収めた。「辛勝という言葉がふさわしい」と長谷部 茂利監督は安堵の表情を見せた。
一方、熊本は5連敗で最下位脱出ならず。「次節・岡山戦で勝てるように良い準備をしたい」と渋谷 洋樹監督は敗戦に下を向くことなく、闘志を燃やしていた。
[ 文:佐藤 拓也 ]
10月21日(日) 栃木県グリーンスタジアム (入場可能数:15,325人) 14:03 kick off 栃木SC − ヴァンフォーレ甲府 入場者数:5,336人 天候:晴 気温:20.9℃ 湿度:31% 主 審:西山 貴生 副審1:岩田 浩義 副審2:塚田 健太 第4の審判員:秋澤 昌治 | ![]() |
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得 点
7分 ヴァンフォーレ甲府 40 小椋 祥平 26 佐藤 和弘がペナルティエリア手前の右から中央へマイナスに落とす。 走り込んだ 40 小椋 祥平がダイレクトでミドルシュートを放つと、GKの手に当たりながら枠内に吸い込まれて先制点を奪う。 | ![]() |
![]() | 11分 栃木SC 9 大黒 将志 敵陣中央からのFK。 ボールサイドには 14 西谷 和希、9 大黒 将志が立つ。 キッカーの 14 西谷 和希はペナルティエリア中央にふわりとしたボールを送る。 相手との駆け引きを制した 9 大黒 将志が後ろから来た浮き球のボールに対し、体を倒しながら右足で合わせる。 これが枠の右に決まって同点に追い付く。 |
![]() | 71分 栃木SC 9 大黒 将志 9 大黒 将志が敵陣中央でボールをクリアしようとしたヴァンフォーレ甲府 4 山本 英臣とうまく入れ替わり、ボールを奪う。 GKとの1対1となると、ペナルティアーク内から思い切りよく右足を振り抜いて逆転に成功する。 |
90+3分 ヴァンフォーレ甲府 11 ジエゴ 4 山本 英臣が左サイドに大きく展開すると、受けた 35 高野 遼が左サイドの敵陣中央から左足でクロスを入れる。 ファーサイドでフリーになっていた 11 ジエゴがヘディングシュートを放つと、これが決まって同点に追い付く。 | ![]() |
警 告
![]() | 栃木SC 31分 5 ヘニキ |
ヴァンフォーレ甲府 39分 6 エデル リマ 61分 18 道渕 諒平 87分 29 ジュニオール バホス | ![]() |
栃木SC 2−2 ヴァンフォーレ甲府
終了直前に痛恨の同点弾献上も、栃木はJ2残留が決定
7分にいきなり小椋 祥平にミドルレンジからゴールを許した栃木だったが、直後の11分、FKから大黒 将志が合わせてすぐさま追いついた。その後は栃木が持ち前のコンパクトな守備を機能させてペースを握ると、甲府にチャンスらしいチャンスを与えないまま前半を折り返した。
後半も栃木ペースは変わらず。セカンドボールへの出足が良く、球際でのファイトも迫力があり、ボールを前へこぼしながらチーム全体で推進力を出していった。試合が動いたのは71分。GK竹重 安希彦のロングフィードの処理から大黒が相手DFと一瞬で入れ替わってGKと1対1に。右足のアウトにかけたボールをゴール左スミに流し込んでこの日2ゴール目を奪い、逆転に成功した。
残り時間、甲府が攻勢をかけるべくギアを上げてきたが、栃木は全員守備で堅く守りながらピンチをしのぎ切り、いよいよタイムアップの笛を待つだけだった。だが、後半アディショナルタイムも2分が経過したときだった。甲府の左サイドの高野 遼が放ったクロスに対して栃木守備陣が中で待つジエゴをフリーにしてしまい、頭で合わせられて同点ゴールを許す。直後に試合終了のホイッスルが鳴った。
栃木は勝ちゲームを引き分けに持ち込まれたが、勝点1と他会場の結果を踏まえてJ2残留が確定した。一方の甲府も試合終了間際のゴールでつかんだ勝点1により、わずかながらJ1昇格に望みをつなげた。
[ 文:鈴木 康浩 ]
10月21日(日) 味の素スタジアム (入場可能数:48,999人) 14:03 kick off 東京ヴェルディ − 徳島ヴォルティス 入場者数:5,873人 天候:晴 気温:21℃ 湿度:21% 主 審:清水 修平 副審1:金井 清一 副審2:西水流 優一 第4の審判員:五十嵐 泰之 | ![]() |
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得 点
![]() | 6分 東京ヴェルディ 10 レアンドロ 徳島ヴォルティス 6 シシーニョのバックパスに 10 レアンドロが反応。 ペナルティエリア内でボールをトラップすると、前に持ち出してやや角度のない位置からシュートを放つ。 ボールはDFに当たってゴールネットを揺らし、先制に成功。 |
65分 徳島ヴォルティス 26 バラル 右サイドの敵陣深くで 36 表原 玄太がDF2人に対応されながらも粘ってボールをキープし、入れ替わってペナルティエリア右に進入してクロスを送る。 ニアサイドで反応した 26 バラルがゴールに流し込み、同点に追い付く。 | ![]() |
![]() | 90+3分 東京ヴェルディ 17 李 栄直 GK 21 上福元 直人がボールを持つと、左サイドへ全力で遠投。 左サイドのハーフウェーライン付近で 6 泉澤 仁が受けると、全速力のドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア左脇からクロスを供給する。 これに反応した 17 李 栄直がファーサイドから頭で押し込み、土壇場で勝ち越しゴールを獲得。 |
東京ヴェルディ 2−1 徳島ヴォルティス
終了間際、泉澤のクロスに李栄直。東京Vが価値ある勝点3をつかむ
東京Vは今夏獲得したレアンドロが今季初スタメン。右ウイングにアラン ピニェイロ、中盤には井上 潮音が入るなど前節から変化を加えた。中4日で連戦の徳島はさらに大胆な起用を見せる。ピーター ウタカをベンチスタートとし、出場停止明けのバラルがトップに入ると、シシーニョを右サイドに配置。守備時はシシーニョが泉澤 仁をマークして4バックを形成するなど、東京Vに対する入念な準備がうかがえた。
ただ、その慣れないやり方が裏目に出た感が否めない。泉澤にいきなりぶち抜かれ守備で不安をのぞかせたシシーニョは6分、GKへのバックパスをレアンドロに奪われ、東京Vに先制点を献上してしまう。これで余裕のできた東京Vはボールを握って押し込みチャンスを作るが、シュートを枠に飛ばせない。劣勢の徳島はシシーニョをインサイドハーフに入れた従来の形に戻すと、これが奏功。東京Vのミスから中盤でボールを奪い、カウンターでチャンスを作る。29分には杉本 太郎がペナルティーエリア内でスルーパスを受け決定機を迎えるが、GK上福元 直人が辛くも阻止した。
流れを引き寄せた徳島は、負傷したシシーニョに代えて内田 裕斗を投入し、フォーメーションを再びスタート時の形に戻す。ただ、これでゲームは落ち着き、後半に入っても一進一退の攻防が続いた。狙いは互いに攻撃的な右サイドの裏。53分、東京Vは香川 勇気のクロスにレアンドロがフリーでヘディングを合わせるが、GK梶川 裕嗣の正面。その1分後、徳島は内田 裕斗のクロスにバラルが頭から飛び込むが枠を外れた。しかしJ1参入プレーオフ進出へ意地を見せる徳島は65分、右サイド深くで表原 玄太が粘ってペナルティーエリア内に持ち込み、折り返しをバラルが見事なコントロールで沈めて同点に持ち込んだ。
徳島は69分、ピーター ウタカを投入して勝負をかける。東京Vは71分に渡辺 皓太、79分に李 栄直とフレッシュな選手をピッチに送り、流れをつかみにかかる。激しく攻め合うも、両者とも守備の集中が高く、シュートを枠には飛ばさせない。アディショナルタイムは3分、東京Vは上福元の気合いのスローを受けた泉澤が持ち込んで願いを込めたクロスを送ると、待っていたのは李 栄直だった。魂のヘッドが徳島ゴールに突き刺さり、激闘に終止符。東京Vにとっては自動昇格争いに生き残る、大きな勝点3を手にした。
[ 文:芥川 和久 ]
10月21日(日) ニッパツ三ツ沢球技場 (入場可能数:15,440人) 14:03 kick off 横浜FC − 大宮アルディージャ 入場者数:9,680人 天候:晴 気温:24.1℃ 湿度:23% 主 審:佐藤 誠和 副審1:山際 将史 副審2:関谷 宣貴 第4の審判員:藤澤 達也 | ![]() |
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得 点
52分 大宮アルディージャ 3 河本 裕之 左CKを得る。 キッカーは 10 大前 元紀。 右足でクロスを上げると、3 河本 裕之がフリーでたたき付ける。 GKは動けず、ボールがネットを揺らして先制点を挙げる。 | ![]() |
![]() | 76分 横浜FC 14 北爪 健吾 相手のクリアをペナルティエリア手前の右で拾った 14 北爪 健吾はペナルティエリア内に縦パスを出そうとするが、相手に防がれる。 こぼれたボールに 14 北爪 健吾が反応し、迷いなく右足を振り抜くと、ゴール左のネットに突き刺さる。 |
警 告
![]() | 横浜FC 35分 10 イバ (次節出場停止) 68分 8 佐藤 謙介 |
大宮アルディージャ 60分 3 河本 裕之 | ![]() |
横浜FC 1−1 大宮アルディージャ
同勝点の上位対決。結果は手痛い引き分けに
9,680人ものサポーターが駆けつけた、勝点63で並ぶライバル対決は、J1自動昇格、J2優勝に向けて手痛い結果となった。
まず主導権の握り合いを制したのは横浜FC。大宮があまり前からプレスを掛けてこないと見れば、GKの南 雄太から丁寧にビルドアップ。そしてインサイドハーフの野村 直輝や渡邊 一仁がCBの脇を突いていく形でバイタルエリアを空けてフィニッシュで攻撃を完結させていく。しかし、16分のレアンドロ ドミンゲスや、23分の野村のミドルシュートはゴールを仕留めるまでにはいかなかった。
一方の大宮は、ブロックを敷いた相手に手を焼くことに。それでも長身のロビン シモヴィッチにボールを当ててから獲得したFKなどのセットプレーでゴールを強襲していくことで、先制点に結びつけることに成功した。52分、大前 元紀の精度の高いキックに飛び込んだのは河本 裕之。頭で合わせたボールはゴールへと吸い込まれた。
これで大宮は多くのリスクを負うことなく堅い守備網を構築。佐藤 謙介らの縦に差し込むパスコースを遮断することで横浜FCの攻撃を停滞させた。その中でもホームチームは粘りを見せる。76分、北爪 健吾が自身のパスミスでこぼれたボールを強烈なハーフボレーで狙うと、ゴールネットに突き刺さり、ゲームを振り出しに戻した。
ここからはオープンな展開となり、互いにチャンスを迎える展開へと推移していく。大宮は嶋田 慎太郎、ダビド バブンスキー、横浜FCも瀬沼 優司や戸島 章とそれぞれ攻撃的な選手を投入するが勝ち越し点は遠く、1−1のまま試合は終了した。
[ 文:高澤 真輝 ]
10月21日(日) サンプロ アルウィン (入場可能数:20,336人) 14:03 kick off 松本山雅FC − FC岐阜 入場者数:14,709人 天候:晴 気温:20℃ 湿度:33% 主 審:大坪 博和 副審1:村井 良輔 副審2:イ サンギ 第4の審判員:熊谷 幸剛 | ![]() |
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得 点
警 告
90+4分 FC岐阜 2 阿部 正紀 | ![]() |
松本山雅FC 0−0 FC岐阜
岐阜にとっては価値ある、松本にとっては悔し過ぎるスコアレスドロー
J1昇格のためにも勝点3の欲しいホームの松本、J2残留を確固たるものとしたいアウェイの岐阜。お互い前節を勝利し、連勝を目指す一戦となった。会場のサンプロ アルウィンには14,709人の観客が詰めかけ、ピッチ上の選手たちに熱い声援を送った。
開始直後から流れを引き寄せたのは首位の堅持を狙う松本。前節・金沢戦で公式戦復帰を果たした前田 大然が俊足を生かしてゴールに迫れば、3戦連続で先発出場となった今井 智基も右サイドから精度の高いクロスで好機を創出。岐阜もショートパスをつなぎながら攻撃を組み立て、田中 パウロ淳一のカットインにも怖さがあったが、松本の粘り強い守備の前に決定機までは持ち込めない。前半終了間際に得たビッグチャンスも、GK守田 達弥にはじかれてしまう。
多くのチャンスはあったもののフィニッシュの精度を欠いて無得点のまま試合を折り返した松本は、まず1点を取るべく後半開始時からアグレッシブな攻撃を披露する。しかし、シュートを打てどもゴールネットを揺らせず、セットプレーの好機も生かせないまま、時計の針は進んでいく。
岐阜が前節・岡山戦でゴールを挙げた石川 大地を投入すれば、松本も永井 龍をピッチに送り出すなど互いに1点を先取するための動きを見せる。さらに岐阜の育成組織で成長した志知 孝明が今季初出場し、早々に見せ場を作ったものの、やはりゴールには届かない。結局スコアレスのまま試合終了の笛が吹かれ、勝点1ずつを分け合う結果に。残留したい岐阜にとっては価値ある引き分けで、昇格したい松本にとっては悔し過ぎる引き分けだった。
[ 文:多岐 太宿 ]
10月21日(日) Pikaraスタジアム (入場可能数:22,338人) 14:03 kick off カマタマーレ讃岐 − レノファ山口FC 入場者数:3,280人 天候:晴 気温:20.9℃ 湿度:44% 主 審:山岡 良介 副審1:清水 崇之 副審2:村田 裕介 第4の審判員:武部 陽介 | ![]() |
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得 点
警 告
![]() | カマタマーレ讃岐 16分 17 佐々木 匠 31分 32 丸岡 満 |
カマタマーレ讃岐 0−0 レノファ山口FC
「勝点1は0と一緒」。讃岐は絶対に欲しかった『3』を得られず
残留するには勝利を積み上げ続けるしかない讃岐の狙いは明確だった。
11試合ぶりの勝利を得た前節同様、ゲーム序盤からシンプルに相手守備ラインの裏のスペースを狙い、そこからのセカンドボールの争いで優位に立つと、試合の主導権は必然的に讃岐へと傾く。しかし、それでもアタッキングサードでの攻撃面のアクションがうまくかみ合わず、フィニッシュまでなかなかたどり着けないもどかしい時間帯が続いた。
一方の山口は、讃岐のロングボール攻勢でプレーのリズムを狂わされ、それにつき合うように長いボールが増える単調なプレーで後手の展開に。フィニッシュにおいても不完全な形で強引に持ち込む場面が散見され、必然的にその精度も欠いていた。
試合をスコアレスで折り返し、いよいよゲームが動き始めるかと思われた後半だったが、両チームを通じて試合で初めて決定機と呼ぶべき場面が訪れるには61分まで待たなければいけなかった。
最初に決定機を創出したのは讃岐。佐々木 匠が相手陣内でボールをインターセプトしショートカウンターを仕掛けると、最前線の原 一樹にパス。ペナルティーエリア内でフィニッシュまで持ち込むが、山口DFの必死のブロックに阻まれてゴールならず。
その直後には山口がすぐさま応戦。素早くパスをつないで左サイドの瀬川 和樹まで展開すると、そこからのクロスにゴール前で岸田 和人が合わせるビッグチャンス。しかし、シュートはわずかにゴール左へとそれた。
以降、両チームともに数度の決定機を作り出すも、ゴール前での精度が上がらず、ゴールネットが一度も揺れることなくタイムアップ。
残留に向けてより厳しい状況となった讃岐・北野 誠監督は試合後、「勝点1は0と一緒」と表情は曇らせたままだった。
[ 文:松本 隆志 ]
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10月21日(日) フクダ電子アリーナ (入場可能数:19,470人) 15:00 kick off ジェフユナイテッド千葉 − 大分トリニータ 入場者数:8,973人 天候:晴 気温:20.4℃ 湿度:36% 主 審:榎本 一慶 副審1:佐藤 貴之 副審2:田島 宏則 第4の審判員:桜井 大介 | ![]() |
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得 点
1分 大分トリニータ 27 三平 和司 5 鈴木 義宜からロングボールが送られる。 前線で待っていた 27 三平 和司はボールに触れず、裏にボールが流れる。 これは前に出てきたジェフユナイテッド千葉GK 31 大野 哲煥に余裕を持って処理されたと思われたが、激しくチェイシングを掛けた 27 三平 和司がGK 31 大野 哲煥の隙を見逃さずにゴールに押し込み、ネットを揺らす。 | ![]() |
![]() | 11分 ジェフユナイテッド千葉 10 町田 也真人 10 町田 也真人が右サイドの敵陣深くでボールを収めると、ペナルティエリア右に進入し、即座に左足を振り抜く。 これがゴール左に突き刺さり、早くも同点に追い付く。 |
16分 大分トリニータ 10 藤本 憲明 6 福森 直也のクリアボールがディフェンスラインの裏へ出る。 ジェフユナイテッド千葉 3 近藤 直也と入れ替わる形で 10 藤本 憲明が巧みに抜け出すと、ジェフユナイテッド千葉GK 31 大野 哲煥と1対1に。 10 藤本 憲明はペナルティエリア中央で冷静に GK 31 大野 哲煥をかわしてゴールに流し込み、再びリードを奪う。 | ![]() |
37分 大分トリニータ 27 三平 和司 17 國分 伸太郎が最終ラインの裏へ浮き球のパスを供給。 10 藤本 憲明が抜け出すと、ペナルティエリア右から鋭く中央へ折り返す。 すると、走り込んだ 27 三平 和司が滑り込みながら合わせてネットを揺らす。 | ![]() |
80分 大分トリニータ 19 星 雄次 29 岩田 智輝が右サイドの敵陣深くへ抜け出し、ペナルティエリア右へパスを送る。 スペースへ顔を出した 18 伊佐 耕平がダイレクトで中央へ折り返す。 すると、ファーサイドに走り込んだ 19 星 雄次が冷静にゴールへ押し込み、リードを広げる。 | ![]() |
![]() | 90+2分 ジェフユナイテッド千葉 9 ラリベイ 左サイドの敵陣中央でFKを獲得すると、すぐにリスタートで始める。 20 矢田 旭が受けると、ペナルティエリア左から低いクロスを供給。 ニアサイドに飛び込んだ 9 ラリベイが体で押し込み、1点を返す。 |
警 告
![]() | ジェフユナイテッド千葉 43分 31 大野 哲煥 |
ジェフユナイテッド千葉 2−4 大分トリニータ
大分、会心の勝利。千葉はまたも3連勝ならず
今季初の3連勝を狙う千葉がフクアリに2試合ぶりの勝利を目指す大分を迎えたゲームは、思わぬ形で早々に試合が動く。1分、大分のロングボールをペナルティーエリア内で処理しようとしたGK大野 哲煥の一瞬のスキを見逃さなかった三平 和司がスライディング気味にボールを触り、ゴールに流し込む。ただ、今度は11分、大分にミス。自陣深くからのビルドアップを指宿 洋史にカットされ、パスを受けた町田 也真人にネットを揺らされる。
千葉が同点に追いついたのもつかの間、スピードのある藤本 憲明を先発起用した大分が、狙いどおりの形で勝ち越しに成功する。16分、クリア気味のロングフィードから、藤本が近藤 直也と入れ替わる形で独走。1対1も冷静に制し、優位に立つ。その後は千葉がボールを握る展開が続く中、大分はカウンターからチャンスを創出。そして37分、素晴らしいパスワークから追加点を挙げる。三平の落としを中央で受けた國分 伸太郎が右サイドに展開。藤本が最終ラインとGKの間に送った正確なボールに三平が飛び込み、リードを2点に広げる。
千葉は後半開始と同時に古巣戦となる為田 大貴を投入し、サイドからの打開を図る。しかし、5バック気味で組織化された大分を攻めあぐね、こう着状態の時間帯が続く。そして、“次の1点”を奪ったのはまたしてもアウェイチーム。80分、ディフェンス裏へのパスを起点に最後は星 雄次が詰める。千葉はアディショナルタイムにラリベイが1点を返すのが精一杯。今季五度目となった3連勝へのチャレンジはまたしても失敗に終わった。
対する大分は、相性の悪いフクアリで会心の勝利。前節から前線3人を入れ替える苦しい台所事情の中、“総合力”で勝点3の積み上げに成功した。
[ 文:大林 洋平 ]
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10月21日(日) シティライトスタジアム (入場可能数:15,479人) 16:00 kick off ファジアーノ岡山 − FC町田ゼルビア 入場者数:8,094人 天候:晴 気温:20.6℃ 湿度:41% 主 審:今村 義朗 副審1:松井 健太郎 副審2:若槻 直輝 第4の審判員:小曽根 潮 | ![]() |
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得 点
![]() | 34分 ファジアーノ岡山 25 武田 将平 4 濱田 水輝のフィードに 24 赤嶺 真吾が反応し、ハーフウェーライン付近からダイレクトで浮かせてディフェンスラインの裏に送る。 すかさず 19 仲間 隼斗が抜け出して収め、右サイドを独走してペナルティエリア右に進入。 マイナスのグラウンダーで折り返すと、これに 25 武田 将平が反応して右足でゴール右上を撃ち抜き、先制点を奪取する。 |
警 告
![]() | ファジアーノ岡山 90+4分 18 齊藤 和樹 |
FC町田ゼルビア 45分 30 中島 裕希 45+3分 35 大谷 尚輝 90+2分 5 深津 康太 | ![]() |
ファジアーノ岡山 1−0 FC町田ゼルビア
決勝点は武田将平。岡山がホームで町田を撃破
町田は17日に戦った明治安田J2第26節・山口戦から先発4選手を変更して臨み、岡山は赤嶺 真吾と仲間 隼斗が2トップを組む[3−5−2]の布陣でスタート。気持ちいい青空の広がったシティライトスタジアムでキックオフした一戦は、町田が積極的な立ち上がりを見せた。
2分にルーズボールを拾った中村 祐也がペナルティーエリアの外から放ったドライブシュートはバーを叩いて得点とはならなかったが、その後も町田は多くのセットプレーを獲得して岡山のゴールを脅かしていく。
しかし、先制点を奪取したのは岡山だった。34分に赤嶺がうまく起点になってカウンターを発動させ、右サイドを独走してペナルティーエリアに入った仲間がマイナスに折り返したボールを武田 将平が蹴り込んだ。
後半は一進一退の攻防が続く。岡山は仲間のダイナミックなランニングで町田守備陣にプレッシャーを掛けていき、町田もサイドに人数をかけて岡山陣内に攻め込んでいったが、両チームとも守備陣が踏ん張ってゴールを割らせない。
60分以降は町田の攻勢の時間帯が続いた中、相馬 直樹監督もドリアン バブンスキー、ロメロ フランク、杉森 考起と次々に攻撃的な選手をピッチに送り出していったが、ゴール前を固めた岡山の守備陣は堅かった。アディショナルタイムに入ってから中島 裕希が左サイド深くから蹴り込んだボールは誰も触れずゴール前を横切っていく。武田 将平が決めた得点を守り切った岡山が、7試合ぶりの勝利の喜びを8,094人の観客と分かち合った。
[ 文:寺田 弘幸 ]
![]() | 選手、スタッフ、サポーターの皆さんお疲れ様でした。 次節もフェアプレーで熱い素晴らしい試合を期待しています。 ガンバレ J2リーグ!!! |
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