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明治安田生命リーグ J2リーグ 第11節 ダイジェスです。
各クラブの「ご当地食品」(私の独断ですが・・・)とお楽しみ頂ければ幸いです。
明治安田生命 J2リーグ 第11節 4月28日(土) 14:03 kick off NDソフトスタジアム山形 (入場可能数:20,784人) 山形県天童市 山王1-1 モンテディオ山形 0−1 栃木SC 入場者数 8,046人 天候 : 晴 / 気温 : 21.2℃ / 湿度 : 23% 主審 清水 勇人 副審 佐藤 貴之、高寺 恒如 第4の審判員 橋本 真光
3勝3分4敗の勝点12、さらにシーズン序盤には失点が多かった状態を修正した守備の堅いチーム同士の対戦は、ゲーム終盤にセットプレーの流れから途中出場の牛之M 拓がゴールを決めた栃木が1−0と、アウェイの地で迎える3連戦の初戦をモノにした。
立ち上がりは、「ある程度、自分たちが押し込むと思った」(木山 隆之監督)と前節から2シャドーを変更した山形が、狙いどおりに主導権を握り、中盤のヘニキが出場停止の栃木ゴール前まで攻め込んだ。
多くのチャンスの中で山形が最も先制点に近づいたのは42分のプレー。左サイドの起点を追い越した本田 拓也がさらに奥へ流し込み、北川 柊斗のクロスを阪野 豊史がフリーでヘディングシュート。GKジョニー レオーニがはじいたボールを拾った山形がさらに攻撃を続け、本田の縦パスを三鬼 海がヘッドで落とし、中山 仁斗がフリーでボレーシュートを放ったが、ここもジョニー レオーニが好反応でゴールを割らせなかった。
後半に入っても、攻め込みながら決め手を欠く山形は59分、パスの質を高めるべく、ボランチに安西 海斗を投入したが、むしろ交代策で攻撃が活性化したのは、63分に牛之Mを投入した栃木。74分には牛之Mとのワンツーでネイツ ペチュニクがシュートまで持ち込むと、そのほかにもFKを何本も獲得。シュートまでは持ち込むシーンはほとんどなかったが、自分たちの攻撃の時間を確実に増やしていった。
その中で先制点が生まれたのは83分。夛田 凌輔がロングスローの構えから近くの岡ア 建哉に落とし、リターンをもらって速いクロスを入れると、ニアで服部 康平がスラして牛之Mがヘディングで決めた。
ホームの山形は後半、シュートチャンスを作れずにワンチャンスを決められ、今季初の連敗となった。
[ 文:佐藤 円 ] | ![NDソフトスタジアム山形.jpg](/tetsuniikun/file/EFBCAEEFBCA4E382BDE38395E38388E382B9E382BFE382B8E382A2E383A0E5B1B1E5BDA2-1ca22-thumbnail2.jpg) |
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明治安田生命 J2リーグ 第11節 4月28日(土) 14:03 kick off ケーズデンキスタジアム水戸 (入場可能数:10,152人) 茨城県水戸市小吹町2058−1 水戸ホーリーホック 1−2 京都サンガF.C. 入場者数 4,366人 天候 : 晴 / 気温 : 22.1℃ / 湿度 : 39% 主審 岡 宏道 副審 塩津 祐介、若槻 直輝 第4の審判員 鶴岡 泰樹
序盤から「狙いどおりの戦いができた」(長谷部 茂利監督)水戸が攻め込む展開が続いた。攻守の切り替えが速く、京都にプレッシャーを掛けて、高い位置でのボール奪取からリズムよくボールを動かして押し込んでいった。
ラインを下げて対応する京都の守備に対して、水戸が果敢に襲いかかった。だが、再三決定機を作りながらもゴールを決め切ることができず、0−0で前半を終える。
後半に入っても流れは変わらず、水戸が攻め込む展開が続いた。62分には初先発を飾ったンドカ ボニフェイスの折り返しを伊藤 槙人が頭で合わせる決定機を築いたものの、GK清水 圭介が片手ではじいてゴールを許さなかった。
ただ、それでも攻め続けた水戸は77分、途中出場の田中 恵太の積極的な仕掛けから獲得したPKを、岸本 武流がゴール右上に蹴り込んで先制に成功した。さらに水戸が勢いづくかと思われたが、「そこから流れが急転した」(長谷部監督)。
78分に京都が田中 マルクス闘莉王を投入すると、前線で圧倒的な強さを誇り、流れを劇的に変えてみせた。そして81分にセットプレーで田中 マルクス闘莉王が競ったボールのこぼれ球を重廣 卓也が蹴り込み同点に追いつくと、90分に田中 マルクス闘莉王が起点となり、電光石火のカウンターを仕掛け、右サイドからのクロスのこぼれ球を再び重廣が押し込み、京都が逆転に成功する。
3連敗中だった京都にとってはうれしい7試合ぶりの勝利。試合後、選手たちは喜びを爆発させていた。一方、ホームの水戸は先制点まで圧倒的に攻め込んでいただけに悔しい敗戦。試合終了の笛とともに肩を落とした。
[ 文:佐藤 拓也 ] | ![ケーズデンキスタジアム水戸.jpg](/tetsuniikun/file/E382B1E383BCE382BAE38387E383B3E382ADE382B9E382BFE382B8E382A2E383A0E6B0B4E688B8-f2a09-thumbnail2.jpg) |
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明治安田生命 J2リーグ 第11節 4月28日(土) 14:03 kick off ニッパツ三ツ沢球技場 (入場可能数:15,440人) 神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町3−1 横浜FC 1−0 徳島ヴォルティス 入場者数 3,993人 天候 : 晴 / 気温 : 24.6℃ / 湿度 : 29% 主審 西山 貴生 副審 村井 良輔、眞鍋 久大 第4の審判員 俵 元希
5試合未勝利の両者が激突した一戦。横浜FCは前節・栃木戦から入れ替えたのは一人。6試合ぶりの先発となった石井 圭太を中盤の底に置いて3ボランチを形成した。対する徳島は前節・讃岐戦から2名を変更。ブエノが2試合ぶり、小西 雄大が4試合ぶりに先発した。
試合は激しい攻防戦となる。横浜FCは人に強くプレスに行く守備でボールを奪うと、素早く攻撃に転じる。そして、中盤の選手がスプリントをしてイバ、レアンドロ ドミンゲスに積極に絡んでいった。まさに試合前に選手たちが話していた「厚み」のある攻撃を展開。すると29分、佐藤 謙介のクロスから北爪 健吾がJリーグ初ゴールを奪って先手をとった。
一方の徳島は持ち前のパスワークで応戦。臨機応変にコンパクトなトライアングルや、幅のあるトライアングルを作ってゴールに向かっていく。杉本 竜士の深いドリブルから島屋 八徳が頭で合わせるシーンなど決定機を創出した。そして43分に藤原 広太朗と島屋に代えて、山ア 凌吾、佐藤 晃大を投入し、攻撃の枚数を増やして2バックに近い形で圧力を掛けていった。そして迎えた後半も徳島が押し込んでいく。しかしクロスや最後の精度が足りない。このままアウェイチームはゴールネットを揺らすことができず、試合は終了を迎えた。
これで、横浜FCは6試合ぶりの勝利。GK辻 周吾のファインセーブやペ スンジンの体を張った守備などで耐える時間も多かった。しかしチーム全員が戦ったことによって、ホームで待望の勝点3をつかんだ。一方の徳島は2連敗で6戦未勝利。厳しい戦いがまだ続く。
[ 文:高澤 真輝 ] | ![ニッパツ三ツ沢球技場.jpg](/tetsuniikun/file/E3838BE38383E38391E38384E4B889E38384E6B2A2E79083E68A80E5A0B4-d36b2-thumbnail2.jpg) |
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明治安田生命 J2リーグ 第11節 4月28日(土) 14:03 kick off Pikaraスタジアム (入場可能数:22,338人) 香川県丸亀市金倉町830 カマタマーレ讃岐 1−1 アビスパ福岡 入場者数 2,745人 天候 : 晴 / 気温 : 22.3℃ / 湿度 : 25% 主審 榎本 一慶 副審 岩田 浩義、赤阪 修 第4の審判員 花川 雄一
4月負けなしの讃岐と福岡。両者の過去のリーグ戦対戦戦績は2勝2分2敗と好勝負が臨めそうな条件がそろった。
序盤、流れを作ったのは讃岐。[4−4−2]で守備をする讃岐だが、攻撃時には岡村 和哉が最終ラインに加わり[3−5−2]の陣形を作った。ビルドアップで数的優位を作り出しながら中盤ではゲームメーカーの永田 亮太と今季初先発となった渡邉 大剛の復帰もあって、スムーズにボールが動く。すると13分に良い流れから先制。清水 健太のゴールキックからスタート。木島 徹也がフリック、渡邉が胸トラップでつなぎ、足元で受けた佐々木 匠が迷わずスルーパス。裏に抜け出した重松 健太郎がコースを突いて先制した。その後も讃岐の流れが続く。追加点には至らなかったものの、木島がGKと1対1の場面を作るなどゴールを目指し続ける。一方の福岡は、カウンターの飛び出しは迫力があるものの、形らしい形は作り出せずに前半を折り返す。
だが、後半に入ると福岡の動きが一変。「先制点を許してしまい、そこで少し火がついて変わっていった」(井原 正巳監督)と総括したが、その火種はどんどん勢いを増した。また、後半立ち上がりから石津 大介が入り、前半とは異なる流動性も生まれた。しかしながら、讃岐もシステム変更を加え、岡村をアンカーに落として中盤の厚みを増すことで対抗。最終ラインでは麻田 将吾がゴールラインすれすれで防ぎ切り、粘り強さで福岡の攻撃を上回る。しかし、88分に一瞬のスキ。福岡はFKからクイックスタート。スキが生まれたと見るやいなやドゥドゥが右足一閃でゴールネットを豪快に揺らした。最終的に勝点1を分け合ったが、4月は両者とも負けなしでフィニッシュした。
[ 文:柏原 敏 ] | ![Pikaraスタジアム.jpg](/tetsuniikun/file/EFBCB0EFBD89EFBD8BEFBD81EFBD92EFBD81E382B9E382BFE382B8E382A2E383A0-thumbnail2.jpg) |
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明治安田生命 J2リーグ 第11節 4月28日(土) 15:04 kick off 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 (入場可能数:16,300人) 岐阜県岐阜市長良福光大野2675−28 FC岐阜 0−1 ツエーゲン金沢 入場者数 5,932人 天候 : 晴 / 気温 : 24.5℃ / 湿度 : 39% 主審 笠原 寛貴 副審 熊谷 幸剛、正木 篤志 第4の審判員 中澤 涼
明治安田J2第11節、岐阜と金沢が対戦する“白山ダービー”第1戦が岐阜のホーム・長良川にて行われた。
序盤、金沢は徹底的に岐阜のサイドへのパスを遮断。岐阜の両ウイングにピタリと金沢の両SBが張りつき、ボールを奪えば攻撃へと昇華させる。さらに中盤でも藤村 慶太と大橋 尚志が岐阜の中盤に圧力を掛けて攻撃を抑制した。しかし岐阜も引かず、渋滞する中盤にボールを入れて、特徴であるサイド攻撃に展開しようと試みた。すると、両者のボディーコンタクトが徐々に激化。その影響からか、21分にはジャッジに対して不満を表す形で、金沢の柳下 正明監督がラインを割ったボールを蹴り上げて退席処分となってしまう。その後も、激しい攻防が繰り広げられる中、両守備陣が粘り強く対応し、前半をスコアレスで折り返した。
後半は両者落ち着きを取り戻した中、59分にスコアが動く。左サイドを猛然と駆け上がった金沢の毛利 駿也が、パスを受けて敵陣深くまで進入し、クロスを供給。するとボールはつぶれ役となった宮崎 幾笑を経由し、エリア内右でボールを受けた清原 翔平が左足でゴールへと冷静に決め切った。
金沢は得点直後の60分に垣田 裕暉を投入。すると岐阜の大木 武監督も山岸 祐也を入れて前線を活性化し、なんとか状況打破を試みる。しかし、中盤、サイドとマンツーマンで対応する金沢の守備をなかなか崩せない。
その後、互いにカードを切り合う中で、岐阜は山岸や長沼 洋一に好機が訪れたものの、得点にまでは至らず。両者がきっ抗した試合を演じた“白山ダービー”第1戦は監督の退席にも動じず、少ないチャンスをモノにした金沢が、3試合ぶりの勝点3を挙げた。
[ 文:岩波 陽平 ] | ![岐阜メモリアルセンター長良川競技場.jpg](/tetsuniikun/file/E5B290E9989CE383A1E383A2E383AAE382A2E383ABE382BBE383B3E382BFE383BCE995B7E889AFE5B79DE7ABB6E68A80E5A0B4-636ef-thumbnail2.jpg) |
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明治安田生命 J2リーグ 第11節 4月28日(土) 15:02 kick off 維新みらいふスタジアム (入場可能数:15,115人) 山口県山口市維新公園4-1-1 レノファ山口FC 1−2 アルビレックス新潟 入場者数 6,374人 天候 : 晴 / 気温 : 32.1℃ / 湿度 : 20% 主審 谷本 涼 副審 イ サンギ、日高 晴樹 第4の審判員 池田 一洋
快晴の中で行われた明治安田J2第11節。山口と新潟がリーグ初対戦した試合は、試合終了直前に決勝ゴールが生まれた。
山口は、今季から加入した丸岡 満が初先発するなど前節から先発2人を入れ替える[4−3−3]の布陣。新潟は前節から先発3人を入れ替え、大卒ルーキーの渡邉 新太が初先発した[4−4−2]の布陣でキックオフ。
立ち上がりは、両チームともに慎重な入りを見せる。10分過ぎから山口がハイプレスでボールを奪ってゴール前まで運ぶ回数が増え、徐々に山口が流れをつかみかけたかに見えた矢先の16分、新潟にゴールが生まれる。右サイドからのクロスは一旦クリアされたが、こぼれ球に反応した磯村 亮太がペナルティーエリア手前の左でボールを拾い、狙い澄ましたシュートを放ち、これが決まってアウェイの新潟が先制点を奪取した。
山口は両翼の小野瀬 康介、高木 大輔への長いボールが通らず、ワイドを使った攻撃を封じられ、前半は新潟が主導権を持って試合を進めた。
後半、良い立ち上がりを見せたのは山口。短いパス交換で新潟陣内に攻め込み、何度か決定機を作ると64分に待望の同点ゴールが生まれる。小野瀬がペナルティーエリア右からドリブルで切れ込み、ゴール前の密集を見事な個人技で突破し、最後は切り返しから低いシュートを決めた。
ここから山口は、さらに決定機を何度も作ったがゴールを決めることができない。一方の新潟は、攻撃陣を入れ替えて攻めに出る。両チームともに激しく攻め合うがゴールは決まらず、このまま終了するかと思われた90+4分、新潟がPKを獲得。これを安田 理大が決めると同時にタイムアップの笛が吹かれ、新潟が劇的な勝利を収めた。
[ 文:田辺 久豊 ] | ![維新百年記念公園陸上競技場.jpg](/tetsuniikun/file/E7B6ADE696B0E799BEE5B9B4E8A898E5BFB5E585ACE59C92E999B8E4B88AE7ABB6E68A80E5A0B4-7adc4-thumbnail2.jpg) |
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明治安田生命 J2リーグ 第11節 4月28日(土) 16:03 kick off NACK5スタジアム大宮 (入場可能数:15,491人) 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町2-320-52 大宮アルディージャ 2−0 東京ヴェルディ 入場者数 9,927人 天候 : 晴 / 気温 : 24.9℃ / 湿度 : 28% 主審 佐藤 誠和 副審 森川 浩次、関谷 宣貴 第4の審判員 植松 健太朗
立ち上がりは互いに様子を見ながら時間が経過していったが、20分を過ぎたあたりから試合に動きが出始める。21分には東京V・ドウグラス ヴィエイラが最初の決定機を迎えると、24分には大宮の波状攻撃から大前 元紀、嶋田 慎太郎にチャンス。両チームともゴールに向かうプレーが増えていった。
前半の終わりごろにはアウェイ・東京Vがもう一段ギアを上げていく。38分に林 陵平が決定的なヘディングでGK笠原 昂史を脅かすと、アディショナルタイムには再び林 陵平、そしてドウグラス ヴィエイラがペナルティーエリア内でシュート。しかしいずれも決まらず、前半はスコアレスで終了した。
後半に入ると、大宮がいきなり試合を動かす。49分、右サイドでボールを持った嶋田がカットインして中央にスルーパスを送ると、ロビン シモヴィッチが一発で抜け出してGK上福元 直人までドリブルで突破。無人のゴールに蹴り込んでリードを奪った。
その後は追いつきたい東京Vがボールを持つ時間を増やしたが、決定的な場面まで持ち込むことはできず、アクシデントもあって交代策も思うような効果をあげられない。終盤になると大宮が盛り返し、77分に酒井 宣福、87分に河面 旺成が決定機を迎えた。そして89分、カウンターの流れから途中出場のマテウスが上福元の守るゴールを破り、大宮が決定的な2点目を挙げて勝負を決めた。
大宮・石井 正忠監督は「チーム全体、守備の面でも攻撃の面でも向上しているんじゃないか」と今季初の連勝を総括。一方、東京Vは今季初の敗戦となった。
[ 文:片村 光博 ] | ![NACK5スタジアム大宮.jpg](/tetsuniikun/file/EFBCAEEFBCA1EFBCA3EFBCABEFBC95E382B9E382BFE382B8E382A2E383A0E5A4A7E5AEAE-55f74-thumbnail2.jpg) |
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明治安田生命 J2リーグ 第11節 4月28日(土) 17:03 kick off ニンジニアスタジアム (入場可能数:20,919人) 愛媛県松山市上野町乙46 愛媛FC 1−1 松本山雅FC 入場者数 3,207人 天候 : 晴 / 気温 : 21.3℃ / 湿度 : 46% 主審 上田 益也 副審 田尻 智計、金次 雄之介 第4の審判員 川勝 彬史
立ち上がりから1対1のマッチアップした局面が増える堅いミラーゲームに。激しい球際のつばぜり合いが随所で繰り広げられたが、両チームともに思うようにフィニッシュシーンを作ることのできないこう着した時間がしばらく続いた。
そんな中でもジワジワと攻勢を強めた松本は28分にビッグチャンス。岩上 祐三が右サイドから切り崩し、愛媛陣内深くまで切り込んでクロスを供給。ファーサイドのゴール前で前田 大然がダイレクトで合わせて決定機を迎えたが、ここは愛媛の守備陣に阻まれてゴールとはならなかった。
すると、その3分後に試合が動く。愛媛は自陣深くで松本からボールを奪取してカウンターを発動すると、河原 和寿が前線に走り込んだ神谷 優太へ鮮やかなスルーパスを通す。ここで神谷は相手GKの動きを確認し、冷静にシュートをゴール右隅に流し込んで、愛媛が先制に成功した。
後半に入っても序盤から愛媛が立て続けに決定機を作ったが、そこで決め切れずにいると、松本が反撃開始。60分以降はほぼ松本のワンサイドゲームとなった。
しかし、再三にわたってサイドから切り崩して猛攻を仕掛けるも、人数をかけて守備ブロックを組む愛媛の壁を切り崩せず。ミドルシュート、ドリブルからカットインしてゴールに迫るなど、さまざまな攻撃を試みるもゴールを割れないまま、後半アディショナルタイムに突入。
そのまま試合終了のホイッスルが鳴り響くものと思われたが、94分、石原 崇兆のクロスにゴール前で飯田 真輝が執念で押し込み、土壇場で松本がドロー決着に持ち込んだ。
愛媛からすれば今季ホーム初勝利目前での手痛い勝点1。松本にとっては「次に向けての一歩としては良かった」(反町 康治監督)と前向きな勝点1となった。
[ 文:松本 隆志 ] | ![ニンジニアスタジアム.jpg](/tetsuniikun/file/E3838BE383B3E382B8E3838BE382A2E382B9E382BFE382B8E382A2E383A0-3ab4f-thumbnail2.jpg) |
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明治安田生命 J2リーグ 第11節 4月28日(土) 18:03 kick off 山梨中銀スタジアム (入場可能数:15,859人) 山梨県甲府市小瀬町840 ヴァンフォーレ甲府 1−1 ジェフユナイテッド千葉 入場者数 8,814人 天候 : 晴 / 気温 : 20.2℃ / 湿度 : 45% 主審 川俣 秀 副審 藤井 陽一、櫻井 大輔 第4の審判員 松本 瑛右
天国から地獄――この言葉にピッタリの展開となった6年ぶりの甲府対千葉。ホームの甲府は前節の愛媛戦(0△0)から先発を7人、アウェイの千葉は前節の福岡戦(1●3)から6人を入れ替えて臨んだ今節。[5−3−2]の甲府は2トップのジュニオール バホスの突破力とリンスのキープ力・機動力を生かした攻撃を最大の脅威に変えて千葉の最終ラインを狙っていたが、先制点は右サイドの湯澤 聖人の突破から。
湯澤が右サイドを縦に突破してマークされながらも上げたクロスを、ジュニオール バホスがボレーシュートで決めて先制。3試合ぶりの先制ゴールはチームを取り巻くモヤモヤを晴らす素晴らしい活力になり、その後も甲府がアグレッシブなプレーを続けるエネルギーになった。
千葉は前節までの4バックから3バックに変更し、[3−3−2−2]、守備時は[5−3−2]になるスタートポジションで守備のオーガナイズを優先する戦い方。そのため、甲府が予想していた前線からの激しいプレスは掛けなかったが、5分で失点したことでその狙いは狂ってしまう。
ゲームは甲府が主導権をとる時間が長いまま進んでいったが、甲府は2点目を決められない。40分にはジュニオール バホスがGKと1対1になる場面があったが、ここはロドリゲスが勇気を持って前に出て防いだ。後半も甲府が主導権を持ってゲームを進め、68分にはジュニオール バホスが左サイドで町田 也真人をかわしてから狙い定めて打ったミドルシュートがバーに嫌われる。結果的にはこういう決定機を決め切れなかったことが終盤の悲劇につながる。
両チームに足がつる選手が出てきた終盤。甲府ベンチは[5−3−2]から[5−4−1]に変えて1−0で勝ち切る可能性を高める交代カードを切るが、それが十分に伝わり切らずに、選手は2点目を取りにいく選択をすることが少なくなかった。それで前線が疲弊して千葉のクロス攻勢の起点を十分につぶせないことが増え、アディショナルタイムの最後の最後に、クロスを途中出場の指宿 洋史が頭で競り勝ち、ガチャガチャしたルーズボールを近藤 直也が蹴り込んで同点。そして、甲府のキックオフになった直後にタイムアップ。甲府にとっては天国から地獄の悔しい引き分け、千葉にとっては勝点ゼロを1にする最悪を回避する引き分けとなった。
[ 文:松尾 潤 ] | ![山梨中銀スタジアム.jpg](/tetsuniikun/file/E5B1B1E6A2A8E4B8ADE98A80E382B9E382BFE382B8E382A2E383A0-2ca99-thumbnail2.jpg) |
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明治安田生命 J2リーグ 第11節 4月28日(土) 19:03 kick off シティライトスタジアム (入場可能数:15,479人) 岡山県岡山市北区いずみ町2−1−11 ファジアーノ岡山 3−1 ロアッソ熊本 入場者数 9,280人 天候 : 晴 / 気温 : 20.5℃ / 湿度 : 31% 主審 大坪 博和 副審 細尾 基、大矢 充 第4の審判員 野村 修
立ち上がりは両チームともにロングボールを多用することでバタバタと落ち着かない展開となった中、岡山の圧力が勝っていった。アグレッシブな攻撃を見せて9分には齊藤 和樹、11分、13分には赤嶺 真吾がシュートを放ったが、ゴールネットを揺らせない。
立て続けに迎えたピンチを守った熊本は20分、鋭いカウンターを仕掛けた。右サイドの田中 達也がスピードに乗って攻め入りクロス。ファーサイドで待ち構えた皆川 佑介のヘディングシュートがゴールネットを揺さぶった。
リードを許した岡山は、すぐさま反撃に出る。21分には左45度の角度から仲間 隼斗がシュートを放ち、23分には赤嶺が強烈なシュートを放ったが、どちらもGKがセーブ。チャンスを作るもののなかなかゴールネットを揺らせなかったが34分、右サイドから齊藤が上げた低いクロスに仲間が頭から飛び込み、豪快にネットを揺らした。
お互いに迫力をもってゴール前に飛び込んでいく見ごたえのある攻防は後半も続く。48分に椋原 健太のロングスローで熊本ゴール前に攻め込んだ岡山は、ルーズボールの反応で勝って仲間のクロスを濱田 水輝が押し込んで逆転に成功。57分に渋谷 洋樹監督が動く。片山 奨典を入れたことで熊本に試合の流れが傾いたが、66分に椋原のクロスを青木 剛が足を伸ばして触ったボールがゴールネットに吸い込まれて、岡山がリードを広げた。
先制点を奪われても意気消沈することなく、アグレッシブな攻撃を見せ続けた岡山が熊本を退けた。
[ 文:寺田 弘幸 ] | ![シティライトスタジアム.jpg](/tetsuniikun/file/E382B7E38386E382A3E383A9E382A4E38388E382B9E382BFE382B8E382A2E383A0-314f4-thumbnail2.jpg) |
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第12節は5日後の5月3日(木、祝)です。
選手、チームスタッフは次節まで期間が短くて調整なので大変だと思いますが、ゴールデンウイークでファン、サポーターの方々スタジアムに足を運ぶことでしょう。
次節も素晴らしい試合を期待しています。
ガンバレ 明治安田生命J2リーグ!!!
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