2023年05月26日
発達のつまづきや遅れ 気になったらどうする?
原因は一考で終わり! 今からできることをする! 情報は選択すべし!
一番大事なのは「関わる全ての人の愛情」です!
来月で1歳半になる孫ですが
やっと1歩、2歩・・・まだ「心の支えの手」を借りにきています。
言葉は「あっあっ」で喃語には至っていませんが
少しずつ意味合いが増えてきている様子。
1歳6ヶ月の節目:発達的視点
1歳6ヶ月あたりで子どもは大きな発達の転換期を迎えます。
なので、そのあたりで「一歳半検診」がある訳です。
1歳半の発達的に獲得する3大ポイント
1、言葉の自由:モノや人などの対象をとらえて言葉で伝える(1語文)ようになります。
(同時に「指差し」が確立します)
2、道具の自由:モノをとらえ、て指の操作性や目と手の協応動作力が高まり操作できるようになります。
(親指と人差し指での「ピンチ把握」)
3、歩行の自由:身体的に歩けるようになり、一気に世界が変わります。手も自由度が増しますね。
大まかな目安として1歳6ヶ月あたりの発達の状況を確認できることになります。
さて、孫に関してはやや遅れていますね・・・。
まあ、検診の際にその後についてのアドバイスをいただけるでしょう。
まずは
発達の状況、つまづきや遅れに「気づく」ことは大切です。
原因は一考で終わること! 〜原因の追究や詮索は何も産まない!〜
その次に思いがちなことは
「原因を探す」でしょうか・・・。
孫も8〜9ヶ月あたりまではあまり遅れも感じなかったのです。
寝る前に何やら「モニャモニャ」話すように発声が変わってきていたし・・・
でも、ハイハイの手が開かないなあ、と気になっており
離乳食途中から偏食がきつくなった・・。
栄養不足で体力不足?エネルギー不足?
咀嚼力が上がらない?
全体的な身体の成長とか変わっている?
両親の仕事の関係で7ヶ月から保育園に通い始めたから?
9が月頃の「第2者の形成」のあたりで
周囲に圧倒されて気持ち(のびのびとした思い)が凹んだ?
どんな状況下でも
発達する子はするもんなあ・・・
そもそもが「組み込まれた発達プログラム」だからなあ・・
等々
いろいろと原因や理由を考える訳ですが
親の接する様子にはいつもほのぼのするくらいの愛情に溢れている訳で・・・
それはそれでこれから先に活かせるものなら
振り返りも良いことでしょう
でも「〜がいけなかったのかも」等、自分・親を責めては何のプラスも生まれません。
ただ、発達の状況を正しくとらえてあげること
振り返りは
「ここからできることをしてあげる」ためだけにする。
単純にただ「一考」するに留めておきましょうね。
今からできることを全力で!
発達のつまずきや遅れなどの状況がわかったなら
「今からできること」を全力で考え実行しましょう!
当然、親も仕事があり、生活があります。
全てを頑張るなんてことは、親が疲弊してしまい逆効果になりかねません。
今の生活の範囲内で「できること」をしてあげるようにしましょう。
少しは頑張らないと仕方がないところは出てきますけどね。
情報の選択は今の時代に不可欠!
一昔前なら、親がしてきたことや周囲・近所の人たちの
「生の声」が基本的なソースでした。
それが正しいかどうかではなく、それで済んでいた、それで良かった点もあります。
今の時代、気になることを検索すれば
あらゆる情報が飛び込んできますね。
「これがいいかも?」と思って実行して、イケることもあれば
うまくいかないことも多々ある・・・。
特に発達につまづきや遅れがある子らの対応に関しては
昔からですが「具体的な一例」としてしかないのです。
「これをすれば必ず育つ」とか言ったいわゆる「必勝法的」なマニュアルなんて
ないのです。
一人一人、親も兄弟も生活も住んでいるところも違うのですから。
双子でさえ、性格が違うことが「人はそれぞれだ」ということを物語っていますね。
ですから、いろいろと知りたいし頼りたいところだと思いますが
情報は、できるだけ絞って、選択する方が適切だと思います。
振り回されては、親子とも疲れてしまうだけですから!
頼れるなら、医師や行政等の専門家に直接相談するのが一番いいでしょう。
なぜなら、生の状況に対応してきておられるのですから。
知識や情報は必要ですが、時に振り回されがちだということも事実なので
ちょっと気に留めておいて、うまく選択してくださいね。
周囲の関わる人たちよ、できる支えをすべし!
もちろん、周囲(ジイやバア、親戚等)がうるさく言うのは
今の時代ではあり得ませんので気をつけましょうね。
それも基本は「見守り」と「支える姿勢」と
気になるところがあれば「一言投げかけ」くらいにしましょうね。
今、「子育て支援」が世の中の政策で報じられていますが
私たち取り巻く関係者が
「できることは何か?」
「支えになれることは何か?」など考え行動してあげることも大切ではと思います。
これも「できることを頑張る」ですね。
育児・子育ては、そもそも大変なエネルギーを使うのですが
発達が気になる子どもには、さらに大きなエネルギーが必要になります。
目の前の子どもは、本当にかけがえのない一人の大切な命に変わりありません。
できる限りのことをしていけるために
エネルギーを分かち合えたら良いのではないかと思っています。
大切なのは
やはり
愛情ですね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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