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2023年11月22日
ちょっとだけMリーグ#247
今回もMリーグの一局だけを掘り下げていきます。
今日の主役は本田 朋広プロです。
まずは動画からご覧ください。
https://youtu.be/YKjSeE9hR9M?si=tqcqk0qH00NiU87Q
2023年9月25日 第1試合
東3局 2本場 供託リーチ棒3
東家 鈴木 優 37500
南家 二階堂 亜樹 21500
西家 本田 朋広 16500
北家 茅森 早香 21500
(敬称略)
供託リーチ棒3本+2本場でアガると+3600点されるので普段より押し寄りになりそう。
トップ目・優さんが二着目と跳満ツモ差でリード。
二着目以下は5000点差に3人が詰まっています。
最初に親・優さんの手は
ドラ優手牌
既に赤+ドラの1シャンテン。
受け入れの1シャンテン、リーチ・赤・ドラ7700点なら打点は十分。
ただ愚形待ちになりそうなのでピンフ変化など好形変化させる工夫は欲しい。
ツモ打
次に南家・亜樹さんの手は
ドラ亜樹手牌
赤1のメンツ手3シャンテン。
雀頭が自風でピンフになりません。
三色になりにくい形でほぼリーチ・赤2600点になりそうですが供託+3600点あり実質6200点になるのでリャンメン待ちにしてツモればほぼ満貫。
ツモ打
続いて西家・本田さんの手は
ドラ本田手牌
赤なしドラなしメンツ手3シャンテン。
手役を見るなら789三色は少しありそうですが、赤もドラもないのでメンゼン三色5200〜なら少し押し寄りですが、鳴き三色では1000点と安いのであまり鳴きたくありません。
ツモ打
最後に北家・茅森さんの手は
ドラ茅森手牌
ドラ1の2シャンテン。
雀頭のない形で役なしリーチ・ドラ2600タンキ待ちになる可能性があります。
ツモ打
次巡、優さんは
打ドラ優手牌
カンに固執するよりも残したへのくっつきを見る方が好形を作りやすくなります。(でリャンメン、フリテン)
同巡、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
、、受け入れの2シャンテン。
また同巡、本田さんは
ドラ本田手牌
789三色が残る3シャンテン。
次巡、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
受け入れの1シャンテン。
同巡、本田さんは
打ドラ本田手牌
既に場に1枚切れで残り1枚になったトイツ落とし。
また同巡、茅森さんは
ドラ茅森手牌
役なし2シャンテン。
2巡後、優さんが切りしますが亜樹さんはスルー。
次巡、優さんは
ドラ優手牌
くっつきを見てを決めました。
同巡、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
1種類、牌を増やして裏ドラを乗りやすくしています。
また同巡、茅森さんは
ドラ茅森手牌
受け入れ1シャンテン。
次巡、優さんは
ドラ優手牌
受け入れの1シャンテン。
同巡、亜樹さんが切ったを本田さんがチーして打。
チードラ本田手牌
789三色2シャンテン。
1000点(+3600)でペンチャン3つ残りの仕掛けはなかなかのわんぱくBOYと言わざるを得ません。
次巡、優さんは
ドラ優手牌
テンパイ即リーチ待ち。
待ちは山に3枚ずつ計6枚。
優捨牌
スジが5本切られて現物には困らなそう。
と3〜7が3枚切られてのテンパイ。
リーチ一発目、亜樹さんは打、本田さんは打、茅森さんは打。
次巡、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
無スジを押して受け入れの1シャンテン。
同巡、本田さんは
チードラ本田手牌
一応2シャンテン。
また同巡、茅森さんは
ドラ茅森手牌
受け入れの1シャンテン。
次巡、本田さんは
チードラ本田手牌
役なし1シャンテン。
同巡、茅森さんは
ドラ茅森手牌
受け入れの1シャンテン。
次巡、亜樹さんは2シャンテン戻し。
同巡、本田さんは
チードラ本田手牌
当たり牌を引き切り2シャンテン。
また同巡、茅森さんは
ドラ茅森手牌
テンパイ即リーチ、待ち。
は山に2枚、0の計2枚。
次巡、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
ツモ打して優さんのアガリ牌はあと4枚。
同巡、本田さんは
チードラ本田手牌
役なし2シャンテン。
次巡、亜樹さんは
ドラ亜樹手牌
受け入れの1シャンテン。
山には0で優さんのアガリ牌は3枚。
同巡、本田さんは
打チードラ本田手牌
このに優さんロン。
リーチロンドラ裏ドラ優手牌
リーチ・赤・ドラ7700の二本場8300点。(リーチ棒+4000)
一時は7200点持ちラス目に落ちた本田さんでしたが
東4局5本場、
リーチツモドラ槓ドラ裏ドラ本田手牌
リーチ・ツモ・タンヤオ・ピンフ・イーぺーコー・ドラ3・裏・赤の倍満5本場、4500−8500。(リーチ棒+2000)
ここで親カブリしたのが亜樹さんで本田さんと28000点差が縮まりラス目。
本田 +61.8
優 +15.8
茅森 −28.0
亜樹 −49.6
一番放銃して一番アガッた本田さんがトップという面白い半荘でした。
昨シーズンから開花したと思われる本田さんから目が離せません。
今回のまとめ
・ネックが2つ以下の手で鳴く
タンヤオ、三色同順、一気通貫などの手で3〜7の愚形ネック(ペンチャン、カンチャン、シャンポン)が2つまでなら鳴き、3つ以上は鳴かない。
例えば
ドラ例1
この手はタンヤオ・345三色同順・赤の子3900以上。
ネックはカン、カンの2つだから鳴き。
今回の本田さんは
ドラ本田2巡目手牌
ペン、ペン、ペン、カンとネックが4つ。
鳴きづらくツモりにくい部分が4つもあり鳴きに向かない形。
リーチが入ってもオリにくいのもマイナス。(役牌アンコならオリやすい)
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