2024年07月11日
ちょっとだけMリーグ#332 番外編1
今回もMリーグの一局をお送りする予定でしたが、いつもと趣向を変えて「Mトーナメント」の一局をお送りします。
今日の主役は仲田 加南プロ(連盟)です。
まずは動画からご覧ください。(動画8:15)
https://youtu.be/NxpGKwkCWKM?si=HHXURB97Mez2euQ-
※Mトーナメントは昨年から始まった、Mリーガーや各プロ団体代表者達を集め、トーナメント方式で試合するイベントです(初代優勝者は渋川 難波プロ)
2024年6月3日 Mトーナメント 1st A卓 第1試合
南4局 二本場 供託リーチ棒1 ドラ
東家 仲田 加南 2100 (連盟)
南家 滝沢 和典 31700 (格闘倶楽部)
西家 茅森 早香 29700 (フェニックス)
北家 渡辺 太 35500 (ドリブンズ)
(敬称略)
トップ目・太さんは1000点でもアガればトップ。
二着目・滝沢さんは3200ロンや500−1000ツモ、太さんへ1000点直撃でトップ。
三着目・茅森さんは5200ロンや800−1600ツモ、太さんへ2000点直撃でトップ。
ラス目・仲田さんは18000ロンなどで三着目、36000ロンや8000オールツモなどでトップ目。(連荘)
最初に親・仲田さんの手は
ドラ仲田手牌
赤もドラもないメンツ手3シャンテン。
まずはピンフ、ピンズ変化でイーぺーコー、変化によっては456三色などもありそう。
ツモ打
次に南家・滝沢さんの手は
ドラ滝沢手牌
ダブドラが浮いているメンツ手2シャンテン。
なんとかを使ってトップ条件を満たす手にしたい。
ツモ打
続いて西家・茅森さんの手は
ドラ茅森手牌
トイツのメンツ手3シャンテン。
茅森さんはトップに5200ロンか800−1600ツモが必要なのでリーチ・・赤やリーチ・ツモ・などが必要。
でアガるなら打点は足りそうですが、赤かドラを引いて打点だけでもトップ条件を満たしたい。
ツモ打
最後に北家・太さんの手は
ドラ太手牌
メンツ手なら5シャンテン、19字牌が8種8牌で国士無双の5シャンテン。
端牌(1と9)が多い手なのでチャンタや純チャン、国士無双などが遠くに見える手牌。
ツモ打
次巡、茅森さんは
ドラ茅森手牌
アンコの2シャンテン。
同巡、太さんは
ドラ太手牌
純チャンや789三色狙いか?
2巡後、仲田さんは
ドラ仲田手牌
ツモ打してイーぺーコー目も出てきた2シャンテン。
同巡、滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
から先切りした2シャンテン。
また同巡、茅森さんは
ドラ茅森手牌
リャンメン3つの2シャンテン。
更に同巡、太さんは
ドラ太手牌
ネック(急所)の多い3シャンテン。
次巡、仲田さんは
ドラ仲田手牌
を落とせばタンヤオ、などを引けば456三色も。
ツモ打。
このを太さんがポンして打。
ポンドラ太手牌
ポンして・チャンタの2シャンテン。
その後、太さんはツモツモ切り。(加カンせず)
次巡、仲田さんは
打ドラ仲田手牌
雀頭候補、の2つあるのでトイツ落とししてタンヤオへ。
同巡、滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
場に2枚切れを見て落とし。
次巡、仲田さんは
ドラ仲田手牌
456三色もある2シャンテン。
同巡、滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
2メンツ完成の2シャンテン。
また同巡、太さんは
ポンドラ太手牌
受け入れのチャンタ1シャンテン。
次巡、滝沢さんはツモツモ切り。
これで太さんの欲しいペン、ペンは共に山に1枚。
2巡後、仲田さんは
ドラ仲田手牌
タンヤオ2シャンテン。
同巡、滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
時間を使って受け入れの1シャンテン。
次巡、滝沢さんは
ドラ滝沢手牌
ダブドラが出ない形。
同巡、茅森さんは
ドラ茅森手牌
滝沢さんの鳴きたいが出ない2シャンテン。
次巡、仲田さんは
ドラ仲田手牌
受け入れのタンヤオ1シャンテン。
ツモ打、このを滝沢さんがチーして打テンパイ。
チードラ滝沢手牌
ダブ・赤・ドラ、シャンポン待ちですが後付けでだけアガれます。
同巡、太さんは
ポンドラ太手牌
受け入れの1シャンテン。
次巡、仲田さんは
ドラ仲田手牌
テンパイ即リーチ、カン待ち。
待ちは山に2枚。
仲田捨牌
ピンズが1枚も切られないリーチとトイツ落としからタンヤオになったと思われを切っているのに切りリーチということはの隣、のどちらかはトイツ以上で持っていそう。(もしと持っているならを残しそう、同様にとあればを残しそう)
このリーチに滝沢さんはツモツモ切り。
茅森さんはツモ打。
太さんはツモ打。
次巡、仲田さんはツモアンカン、新ドラ、リンシャンツモツモ切り。
アンカンドラ槓ドラ仲田手牌
滝沢さんはツモツモ切り。
茅森さんはツモ打。
太さんはツモ打。
次巡、仲田さんは
リーチツモアンカンドラ槓ドラ裏ドラカン裏ドラ仲田手牌
リーチ・タンヤオ・ツモ・赤・ドラ・裏5の親倍満二本場、8200オール。(リーチ棒+1000)
他家と33800点差縮まり一気にトップ目になるものの、最後は滝沢さんがリーチ・ピンフ・裏を太さんからアガってトップ。
2回戦目は茅森さんトップ、二着滝沢さんでこの両名が勝ち上がり。
一気にトップ目に駆け上がった仲田さんの一局でした。
今回のまとめ
・断ラス(点差の大きいラス)は大振り
打ドラ仲田手牌
役なしリーチならできそうな2シャンテンから仲田さんは打。
大きくマイナスしているならひたすら高くするのを考える。
・カンは打点上昇のきっかけ
暗カンは+16〜32符されるので安手なら一翻アップ相当。
それ+カンドラ(が乗るかも)+裏ドラ確率2倍の効果。(メンゼンの他家も同じなので逆転されそうならカンしないもある)
上のメリットを全部得られるのはリーチ時なのでリーチ前提ならカン。
ただカンすると手牌が読まれやすくなるデメリットあり。
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