2024年02月28日
ちょっとだけMリーグ#290
今回もMリーグの一局だけを掘り下げていきます。
今日の主役は松本 吉弘プロです。
まずは動画からご覧ください。
https://youtu.be/tTaXNzPw4cc?si=IuyUIgFZiOdYO6qm
2024年1月26日 第2試合
南4局 ドラ
東家 鈴木 優 29400
南家 松本 吉弘 34900
西家 堀 慎吾 33600
北家 勝又 健志 2100
(敬称略)
トップ目・松本さんは何点をアガってもトップ。
二着目・堀さんは1300以上ロンかツモアガリなら300−500でもトップ。(1300ロンは同点トップ)
三着目・優さんは松本さんか堀さんへ2900以上直撃で二着目、1600オールツモ以上か5800ロン以上でトップ目。(連荘)
ラス目・勝又さんは三着目へ跳満直撃しても着順は変わらず、倍満以上直撃か三倍満以上ツモで三着になる大差。
最初に親・優さんの手は
ドラ優手牌
優さんは連荘するのが最低目標。
リーチのみや役牌のみでもいいのでアガりかテンパイ流局で十分。
ツモ打
次に南家・松本さんの手は
ドラ松本手牌
松本さんは何点でもアガれば良いので役牌かピンフ狙いで十分。
ツモ打
続いて西家・堀さんの手は
ドラ堀手牌
堀さんも1300以上ロンかツモアガリなら何でも良いのでタンヤオ・ドラなら鳴いて2000、メンゼンでも2600あるので十分。
ツモ打
最後に北家・勝又さんの手は
ドラ勝又手牌
マンズ7枚の4トイツ。
メンゼンで4トイツは捌きづらいのでマンズが増えるとドラを使えるチンイツ、一応4トイツなのでドラタンキ待ちチートイツなどもありそう。
ツモ打
次巡、松本さんは
ドラ松本手牌
が重なり、ポンした1000点でもトップ。
同巡、勝又さんは
ドラ勝又手牌
赤+マンズ8枚でチンイツ・赤でも跳満、素点回復ならこれでも十分。
次巡、優さんは
ドラ優手牌
この時点でドラ表示牌含めてが山に0なので、優さんのドラは使いづらくなっています。
ということはこのドラは切るか重ねるかの決断が迫られることになりそう。
同巡、堀さんは
ドラ堀手牌
まだ4ブロックしかなく、マンズ四連形を伸ばすか、ソウズを伸ばすか変化が必要。
また同巡、勝又さんは
ドラ勝又手牌
これでマンズ9枚、ポンやカンチーで鳴けます。
次巡、優さんは
打ドラ優手牌
234三色やタンヤオを見たのか打。
次巡、松本さんは
ドラ松本手牌
1000点で良い松本さんにピンズ9枚+字牌トイツとホンイツが近くなっています。
跳満直撃でも変わらない勝又さんはマンズ10枚。
次巡、松本さんは
ドラ松本手牌
受け入れの1シャンテン。
同巡、勝又さんは
ドラ勝又手牌
チートイツ1シャンテンにとる打。
このを堀さんがポンして打。
ポンドラ堀手牌
受け入れのタンヤオ1シャンテン。
その後、勝又さんがツモ切り、これを優さんがチーして打。
チードラ優手牌
タンヤオ・赤の2シャンテン。
その後、松本さんは
ドラ松本手牌
長考して受け入れの1シャンテンに変化。
次巡、松本さんテンパイ即リーチ!
ドラ松本手牌
待ち。
は山に1枚、は0の計1枚。(テロップで2山となってますが1枚)
松本捨牌
このリーチに堀さんは打。
勝又さんは打。
優さんは打。
次巡、堀さんは
打ポンドラ堀手牌
時間を使って打。
現物がありますが、受け入れに影響しない。
次巡、優さんは
チードラ優手牌
タンヤオが崩れて形式テンパイ(役なし)狙いに切り替え、打して1シャンテン。
次巡、松本さんがツモ切ったを堀さんがチーして打。
チーポンドラ堀手牌
受け入れのタンヤオ・ドラの1シャンテン。
次巡、優さんは
チードラ優手牌
切りならテンパイですが、現物打。
次巡、優さんは
チードラ優手牌
ションパイが切りづらそうな1シャンテン。(動画5:08)
同巡、勝又さんは
ドラ勝又手牌
ツモ打、受け入れのチートイツ1シャンテン。
次巡、堀さんは
打チーポンドラ堀手牌
現物打して1シャンテンを維持。
同巡、勝又さんは
ドラ勝又手牌
テンパイ即リーチ、待ち。
勝又捨牌
数牌の切られ方が先制リーチが入っているのもありピンズとソウズばかり。
マンズと字牌が1枚しか切られてないのでメンホンチートイツまであるかもしれません。
ラス目で素点回復したい勝又さんは安いリーチに見えません。(赤やドラ含み?)
リーチ宣言牌を優さんがチーして打、形式テンパイ。
チーチードラ優手牌
もう松本さんのアガリ牌は山に0、堀さんのカンもないので良くてテンパイまで、優さんは役なしでをハイテイロンくらいしかアガリ目なし。
巡目が過ぎ、全員のツモはあと1回。
松本さん最後のツモは!
リーチロンドラ裏ドラ勝又手牌
リーチ・チートイツ・赤、6400点。(+1000点)
このアガリで
堀 +53.6
優 +9.4
松本 −12.5
勝又 −50.5
松本さんはトップ目→三着、堀さん二着目→トップ、優さん三着目→二着と3人の着順が入れ替わるオーラスを制したのは堀さん。
松本さんはオリていてもプラスの二着以上だった(トップ逆転でも)だけに、悔しいマイナス。(実質25ポイント以上マイナス)
3900と2000をアガっただけでおこぼれトップを拾った堀さん。
今回のまとめ
・点差の近いオーラスほど仕掛け(鳴き)が増える
南4局
東家 鈴木 優 29400
南家 松本 吉弘 34900
西家 堀 慎吾 33600
北家 勝又 健志 2100
テンパイ・ノーテンでもトップが入れ替わるので1000〜2000点仕掛けや形式テンパイ狙いの仕掛けが増える。
松本さんから先制リーチ。
ドラ松本手牌
リーチに対し堀さんは食いタン、親の優さんは形式テンパイへ。
チーポンドラ堀手牌
チー優手牌
・着順の変わらない人のリーチは高打点
トップ争いの3人が動く中、ラス目の勝又さんからリーチ!
勝又捨牌
数牌の切られ方が先制リーチが入っているのもありピンズとソウズばかり。
マンズと字牌が1枚しか切られてないのでメンホンチートイツまであるかもしれない。
ラス目で素点回復したい勝又さんは安いリーチに見えない。(赤やドラ含み?)
松本さん最後のツモで当たり牌をつかみ、二着順転落。
リーチロンドラ裏ドラ勝又手牌
リーチ・チートイツ・赤、6400点。(+1000点)
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