2024年02月09日
ちょっとだけMリーグ#283
今回もMリーグの一局だけを掘り下げていきます。
今日の主役は園田 賢プロです。
まずは動画からご覧ください。(動画8:05)
https://youtu.be/XXVUX3GXJrc?si=7alDTiRt87guyz1h
2023年12月14日 第2試合
東3局 ドラ
東家 園田 賢 24000
南家 小林 剛 33000
西家 鈴木 大介 23000
北家 松ヶ瀬 隆弥 20000
(敬称略)
トップ目・小林さんが二着目・園田さんに9000点リードしている東3局。
二着目以下は4000点差に三人が詰まっています。
最初に親・園田さんの手は
ドラ園田手牌
赤1のピンフ2シャンテン。
、、受け入れが必要なのでこれらの牌が場に何枚切られたのか確認しながら進めます。
リーチ・ピンフ・赤なら5800〜、イーぺーコーが付けば12000。
ツモ打
次に南家・小林さんの手は
ドラ小林手牌
赤もドラもないメンツ手2シャンテン。
仮にテンパイしてもリーチのみ1300になりそうなので先制リーチが入ればオリも意識したい。
ツモ打
続いて西家・大介さんの手は
ドラ大介手牌
赤+ドラのメンツ手3シャンテン。
リーチ・赤・ドラで5200、ツモって満貫ならそれなりにチャンス手か?
ツモ打
最後に松ヶ瀬さんの手は
ドラ松ヶ瀬手牌
現在、役らしきものは見えませんが役牌を重ねる、遠い123三色、マンズの種類が増えれば一気通貫などはありそう。
ツモ打
次巡、松ヶ瀬さんは
ドラ松ヶ瀬手牌
と123三色の材料が6枚、あと1枚増えれば123三色へ行きたい。
次巡、園田さんは
ドラ園田手牌
ピンフかタンヤオ2シャンテンと変わらず。
同巡、小林さんは
ドラ小林手牌
カン受け入れも増えました。
同巡、松ヶ瀬さんは
ドラ松ヶ瀬手牌
123三色とチャンタを見ている様子。
次巡、園田さんは
ドラ園田手牌
アンコになり、受け入れの1シャンテン。
同巡、小林さんは
ドラ小林手牌
受け入れの1シャンテン。
は受け入れとのカン受け入れの両方ある形なので見落とさないようにしてください。
また同巡、松ヶ瀬さんは
ドラ松ヶ瀬手牌
ツモ打で123三色と234三色の両方狙える形。
2巡後、小林さんは
ドラ小林手牌
テンパイ即リーチ、待ち。
待ちは山に1枚、は2枚の計3枚。
小林捨牌
切りリーチなので手にかは持っていそう。
リーチ一発目、大介さんは
打ドラ大介手牌
現物切り。
同巡、松ヶ瀬さんは打。
次巡、園田さんはツモ切り。
大介さんは
ドラ大介手牌
ツモ打して受け入れの1シャンテン。
松ヶ瀬さんは打。
次巡、園田さんはツモ切り。
大介さんもツモ切り。
松ヶ瀬さんは打。
次巡、園田さんはツモ切り。
大介さんは
打ドラ大介手牌
リーチにマンズしか通ってないので待ちが残っているので打。
松ヶ瀬さんはツモ切り。
次巡、園田さんはツモ切り。
大介さんは
ドラ大介手牌
トイツ落としして受け入れの1シャンテン。
松ヶ瀬さんは打。
次巡、園田さんは
打ドラ園田手牌
リーチ現物があるので中スジ打。
受け入れの1シャンテン。
この直後、小林さんがツモ切りしたので園田さんがポンすると2900テンパイに取れますがスルー。
ポンドラ例1
現在、園田さんはトップ目と9000点差、2900+リーチ棒を加点しても4900点差(ロン)や6000点差(ツモ)しか変わりません。(直撃以外)
それならメンゼンでリーチ・タンヤオ・ツモ・赤、4000オールならリーチ棒込み18000点差変わります。
トップ狙いなら待ちになればツモる確率も高めなのでスルーもいいでしょう。
大介さんは
打ドラ大介手牌
アンコでワンチャンス打。
どうやらタンヤオアガリを諦めてない様子。
松ヶ瀬さんは打。
次巡、園田さんはツモ打。
ドラ園田手牌
受け入れの1シャンテン。
大介さんは
ドラ大介手牌
落とし、受け入れのタンヤオ・赤・ドラの1シャンテン。
次巡、園田さんはツモ打。
大介さんは
ドラ大介手牌
テンパイ即リーチ、待ち。
待ちは山に0。
大介捨牌
松ヶ瀬さんは打。
ドラ松ヶ瀬手牌
受け入れの1シャンテンですがは山に2枚。
この時点で小林さんの待ちは山に2枚だけ。
次巡、園田さんは
ドラ園田手牌
受けれの1シャンテン。
松ヶ瀬さんはツモ切り。
次巡、園田さんは
ドラ園田手牌
テンパイ即リーチ、待ち。
リーチの直後、小林さんがツモ切ったのは!!
リーチ一発ロンドラ裏ドラ園田手牌
リーチ・一発・タンヤオ・赤・裏、12000点(リーチ棒+2000)
トップ目への直撃で園田さんと小林さんの点差は27000点(13000×2+1000)変わり、
園田 38000
小林 20000
大介 22000
松ヶ瀬 20000
を鳴かなかった園田さんが一人勝ちした一局でした。
今回のまとめ
・謎の押しにアンコやカンツあり
大介さんは11巡目
打ドラ大介手牌
リーチに無スジ落としするのは内側アンコのワンチャンス、カンツのノーチャンスがあるから。
・鳴きとメンゼンの大まかな基準を決めておく
鳴く時
@親を流したい時
A他家の高い手を防ぎたい時
B鳴いても高い時(子3900〜、親5800〜)
C急所が切られた時(ペン3、ペン7、カン5などのあまり鳴けない愚形部分)
メンゼンにする時
D上の着順との点差が満貫以上の時
E赤もドラも無く高くならなそうな時(ツモ、一発、裏ドラが欲しい)
F放銃しない方がいい時(直撃の条件が軽い時)
・鳴いたら何点縮まるか?を知る
東3局
東家 園田 賢 24000
南家 小林 剛 33000
西家 鈴木 大介 23000
北家 松ヶ瀬 隆弥 20000
園田さんとトップ目は9000点差。
小林さんからリーチが入り11巡目、小林さんはツモ切り。
ドラ園田手牌
もしポンすると、
ポンドラ例1
現在、園田さんはトップ目と9000点差、2900+リーチ棒を加点しても4900点差(ロン)や6000点差(ツモ)しか変わらない。(直撃以外)
それならメンゼンでリーチ・タンヤオ・ツモ・赤、4000オールならリーチ棒込み18000点差変わる。
トップ狙いなら待ちになればツモる確率も高めなのでスルーもいいだろう。
鳴きとメンゼンを比較する時
鳴き待ち、見た目8枚なら
2900点×8枚=23200
メンゼンロン待ち、見た目8枚なら
7700点×8枚=61600
メンゼンロン待ち、見た目8枚でも
7700点×8枚=61600
ポンテンとメンゼン1シャンテンの差はあるが、点数と枚数をかけたものが倍以上なのでテンパイスピード差に目をつぶっても見返りが大きい。
トップ目と9000点差あるので大きくメンゼンが良さそう。
リーチ一発ロンドラ裏ドラ園田手牌
リーチ・一発・タンヤオ・赤・裏の12000点。
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