2023年12月10日
ちょっとだけMリーグ#255
今回もMリーグの一局だけを掘り下げていきます。
今日の主役は魚谷 侑未プロです。
まずは動画からご覧ください。
https://youtu.be/4P8gQtyoJrg?si=eVPw7-A7XCYdARvD
2023年10月19日 第2試合
南4局
東家 魚谷 侑未 8500
南家 萩原 聖人 −5700
西家 渡辺 太 51200
北家 多井 隆晴 46000
(敬称略)
トップ目・太さんと二着目・多井さんが5200差で二着目の2600直撃や5200ロンで同点トップ、1300−2600ツモで逆転。
三着目・魚谷さんは役満ロンや三倍満ツモ以上でトップ目。
ラス目・萩原さんは三着目に満貫直撃や跳満ツモで三着、ダブル役満ロンかダブル役満ツモでトップ。
最初に親・魚谷さんの手は
ドラ魚谷手牌
アンコのドラ2のメンツ手4シャンテン。
魚谷さんは二着目と37500点差で跳満ツモ+満貫ツモなどで二着、役満ロンでトップ目になるなど大差。
着順アップも連荘すれば狙えるので基本的にメンゼンで進めてリーチ12000〜にしたい。
ツモ打
次に南家・萩原さんの手は
ドラ萩原手牌
赤もドラもないメンツ手2シャンテン。
萩原さんは着順アップには三着目へ満貫直撃か跳満ツモが必要です。
これはトイツやアンコの多い手なのでトイトイ・三暗刻かリーチ・ツモ・チートイツ・裏2狙いが良さそう。
ツモ打
続いて西家・太さんの手は
ドラ太手牌
赤もドラもないメンツ手3シャンテン。
を切ればタンヤオ。
アガリトップの太さんはアガリが欲しい局。
二着目と5200差と近い、親は連荘狙いすると思われるので、味方になってくれそうなのはラス目・萩原さんくらい。
1000点でいい太さんはタンヤオの動ける手にしてサッとアガりたい。
ツモツモ切り
最後に北家・多井さんの手は
ドラ多井手牌
赤もドラもないメンツ手3シャンテン。
まだ雀頭がなく、雀頭ができるまでに時間がかかりそう。
トップに多井さんは5200以上が必要なのでやドラを引いてリーチ・ツモ・ピンフ・赤1300−2600や引きタンヤオを付けてリーチ・タンヤオ・赤5200などを目指したい。
ツモ打
次巡、魚谷さんは
ドラ魚谷手牌
1アンコ+3トイツで4ブロックの材料はあり、トイトイ・・ドラ2などメンツ手よりトイツ手の方がいざとなれば鳴ける分近そうです。
一応、チートイツの2シャンテン。
同巡、太さんは
ドラ太手牌
こちらはタンヤオへ。
まだ345三色変化も残っています。
また同巡、多井さんは
ドラ多井手牌
雀頭ができた2シャンテン。
このままではトップ条件を満たしません。
次巡、萩原さんは
ドラ萩原手牌
既に1シャンテンですがリーチのみ1600は着順アップに三翻以上足りません。(満貫直撃か跳満ツモ)
同巡、太さんは
ドラ太手牌
タンヤオ3シャンテン。
また同巡、多井さんは
ドラ多井手牌
ピンズリャンカン+リャンメン形。
この時点でが山に1枚、が3枚と受け入れ枚数が少なくなっています。
あとは引き678三色目も残っている状態。
次巡、魚谷さんは
ドラ魚谷手牌
2アンコ+2トイツの2シャンテン。
同巡、萩原さんが切ったを太さんがチーして打、タンヤオ2シャンテン。
チードラ太手牌
次巡、魚谷さんは
ドラ魚谷手牌
受け入れの1シャンテン。
もしを引けば三暗刻、リーチで跳満。
同巡、多井さんは
ドラ多井手牌
相変わらず2シャンテンのまま。
次巡、多井さんがツモ切ったを太さんがポンして打。
ポンチードラ太手牌
受け入れのタンヤオ1シャンテン。
次巡、魚谷さんは
打リーチドラ魚谷手牌
テンパイ即リーチ、シャンポン待ち。
魚谷さんは待ちにも取れますが、ツモり三暗刻、ドラシャンポン待ちに取ります。
待ちは山に2枚ずつ計4枚。
魚谷捨牌
切りリーチというのもあり、ドラ使いやドラ待ちの形が最初に浮かびます。(、、、、、からの切りなど)
リーチ一発目、萩原さんは
打ドラ萩原手牌
リーチ現物のスジで萩原さんから4枚見えなのでカン待ちはなし、2枚見えでシャンポン待ちの可能性が下がっています。
太さんは現物打。
多井さんも現物打。
打ドラ多井手牌
次巡、萩原さんは現物のスジ打。
同巡、太さんは打。
ポンチードラ太手牌
受け入れのタンヤオ1シャンテン。
また同巡、多井さんは現物のスジ打。
次巡、萩原さんは現物になった打。
同巡、太さんは打。
ポンチードラ太手牌
タンヤオカン待ちテンパイ。
は山に1枚。
同巡、多井さんは打。
次巡、萩原さんは打。
ドラ萩原手牌
一応、受け入れのチートイツ1シャンテン。
同巡、太さんはツモツモ切り。
また同巡、多井さんは現物打。
次巡、萩原さんはツモ打空切り。
現物を空切り(ツモったのと同じ牌を手出し)して少しでもオリていると見せたいようです。
同巡、太さんはツモツモ切り。
また同巡、多井さんはツモ切り。
次巡、魚谷さんは
リーチツモドラ裏ドラ魚谷手牌
リーチ・ツモ・・三暗刻・赤・ドラ3の倍満、8000オール。
このアガリで
魚谷 32500
萩原 −13700
太 43200
多井 38000
連荘一本場は全員ノーテンで流局。
あと1アガリでトップという所でしたがここまで。
待ち選択によっては12000〜18000程度で終わっていたかもしれない一局でした。
今回のまとめ
・点数状況などに合わせて待ちを変える
魚谷さんはテンパイ一番乗り。
ドラ魚谷手牌
ここから1枚切る場面で、魚谷さんは切りリーチ!
ドラ魚谷手牌
二着目と37500点差でドラとのシャンポン待ち。
ツモり三暗刻の二翻と赤ドラツモの四翻アップがあり最高打点を目指す打。
もしテンパイした手でアガリトップなら切りリャンメン待ちダマをおすすめ。
ドラ例1
・赤なしドラなしで三色も作れそうにない時の満貫狙いは三暗刻
ドラ例2
赤もドラもない、三色もピンフもタンヤオも難しいこんな例2のテンパイで満貫狙いなら待ちは少ないが切りリーチ・ツモ・三暗刻狙い。
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