2023年05月28日
ちょっとだけMリーグ#161 特別編7
今回も【超豪華弁当争奪】サクラナイツ最強決定戦2023の続きをお伝えします。
まずは動画からご覧ください。
https://youtu.be/CCyOHM1Yb6k
南4局(動画1:57:50〜2:07:57)
東家 渋川 難波 −51200
南家 堀 慎吾 60700
西家 岡田 紗佳 41800
北家 内川 幸太郎 48700
(敬称略)
四者の点棒は上記の通りで、2戦のトータルポイントは
渋川 −175.2
堀 +59.7
岡田 +75.3
内川 +40.2
ポイント1位の岡田さんはこのまま流局か自らアガるか自分が直撃されない子の満貫以下のアガリなら優勝。
2位の堀さんはリーチ棒が出て跳満ツモ以上か倍満ロンか岡田さんへ満貫以上直撃で優勝。
3位の内川さんはリーチ棒が出て跳満出アガリ以上か跳満以上ツモなら優勝。(12000ロンは堀さんと同点トップ)
4位の渋川さんはめちゃくちゃ連荘が必要です。(差が250ポイント以上なのでウマの差を除く170ポイント、17万点差を埋める必要あり)
最初に親・渋川さんの手は
ドラ渋川手牌
赤+ドラのメンツ手4シャンテン。
ピンズ四連形を生かしてピンズ2メンツを作るか雀頭を作りたい。
ツモ打
次に南家・堀さんの手は
ドラ堀手牌
赤もドラも無い3トイツ+アンコ。
おそらくトイツ手中心に見る展開になりそうですが4トイツになればチートイツ、2アンコになれば三暗刻かトイトイ狙いします。
ツモツモ切り
続いて西家・岡田さんの手は
ドラ岡田手牌
赤+ドラ2でリーチなら満貫、あまり手役は見ず満貫狙いか満貫直撃でポイント1位転落があるので流局狙いのオリもあります。
ツモ打
最後に北家・内川さんの手は
ドラ内川手牌
内川さんは跳満ロンかツモが必要なのでリーチ・ツモ・チャンタ・三色同順やリーチ・ツモ・チャンタ・・ドラなどが浮かびます。
基本的にチャンタ狙いしながら三色やイーぺーコーやドラや役牌などを絡めた跳満を狙うのが良さそう。
ツモツモ切り
次巡、堀さんは
ドラ堀手牌
2アンコ+2トイツであと1ブロック必要です。
同巡、岡田さんは
ドラ岡田手牌
役なし3シャンテン。
次巡、渋川さんは
ドラ渋川手牌
1メンツ+3ターツで雀頭だけが無い形。
同巡、内川さんは
ドラ内川手牌
ドラ色のソウズホンイツを見ているようです。
次巡、岡田さんは
ドラ岡田手牌
内川捨牌
内川さんの切りを見たからか、ペン残して打。
2巡後、渋川さんは
ドラ渋川手牌
1メンツ+4ターツ+雀頭の6ブロック。
連荘しかない男は愚形まみれ。
同巡、岡田さんは
ドラ岡田手牌
マンズ一気通貫を意識しているようです。
岡田さんは役ありダマテンが入るのが理想です。
次巡、渋川さんは
ドラ渋川手牌
リャンメン受け入れに変化。
白鳥さんに「一番争ってる顔」と揶揄されています。
同巡、岡田さんは
ドラ岡田手牌
一気通貫2シャンテン。
特にネックになりやすいが場に何枚切られたかによって押し引きを変えましょう。
同巡、内川さんは
ドラ内川手牌
ソウズホンイツ・・ドラの五翻。
あと一翻付けば跳満でトップ狙いできます。
次巡、内川さんは
ドラ内川手牌
これで4トイツ、ホンイツ・チートイツ・ドラ2の2シャンテンだとも言えます。
次巡、渋川さんは
ドラ渋川手牌
ドラ表示牌カンさえ埋まればリーチ・ピンフ・赤・ドラ12000も狙えます。
次巡、渋川さんは
ドラ渋川手牌
マンズ愚形部分が弱いのでフォローする形(でどちらを引いてもいい)にしておくと、安定しやすくなります。
雀頭を決めずにどちらでも対応できるようにしておきます。
同巡、岡田さんは
ドラ岡田手牌
受け入れの1シャンテン。
次巡、内川さんは
打ドラ内川手牌
ホンイツ・チートイツ1シャンテン。
次巡、堀さんは
ドラ堀手牌
トイトイ・三暗刻、ツモり四暗刻1シャンテン。
同巡、内川さんは
打ドラ内川手牌
メンゼンホンイツならリーチ・ツモ・ホンイツ・ドラで跳満、トップ条件を満たします。
2巡後、堀さんがを切りますが、内川さんはポンせずスルー。
あくまで跳満狙いのようです。
同巡、岡田さんは
ドラ岡田手牌
ピンフ・赤・ドラ、待ちテンパイ。
同巡、内川さんはツモ切り、これを堀さんがポンして打テンパイ。
ポンドラ堀手牌
シャンポン待ちでは山に2枚、は1枚の計3枚。
トイトイ・4の三色同刻、ツモなら三暗刻付きの跳満。
2巡後、渋川さんは
ドラ渋川手牌
もう15巡目に突入してますが、まだ2シャンテン。
日吉「ノーテンなんでここは」(動画2:06:08)
白鳥さんも何度か「一回で終わる」と発言した親です。
白鳥「魔術かのように進まない」
同巡、岡田さんは
ツモ打ドラ
堀さんの当たり牌引き打。
これなら堀さんがポンしたで岡田さんから4枚見えなのでタンキ待ちを否定しています。
同巡、内川さんは
ドラ内川手牌
渋川さんの欲しい、が山に薄くなっています。
次巡、堀さんはツモ切り、これを渋川さんがポンして打1シャンテン。
ポンドラ渋川手牌
同巡、岡田さんは
ツモドラ岡田手牌
ツモ・ピンフ・赤・ドラ、1300−2600。
最後も岡田さんが自力で決めました。
2回戦の結果は
渋川 −53800 −113.8
堀 59400 +79.4
岡田 47000 + 7.0
内川 47400 +27.4
トータルスコアは
岡田 +80.5
堀 +58.4
内川 +38.7
渋川 −177.8
渋川さん以外の3人がオーラスまでトップ争いするアツい対局となりました。
表彰式(動画2:08:20〜)でも
渋川「(2回戦48000放銃後)あんな紙、破いてやりました」(2:09:06)
渋川さん自身、初めての2戦連続役満放銃だと語ってらっしゃいます。
また、内川さんをたくさん喋らせる作戦も
渋川「内川さんはダジャレしか言わなかったですね」(2:09:28)
と不発に終わります。
オーラス、親の渋川さんも
渋川「最後の最後、僕もやろうと思ってた事があったんですよ
それすらも最後岡田さんがツモってやらせてもらえなかったんですけど
最後のツモで指輪を握り締めながら『林香、力を貸してくれ!!』
やって最後にノーテンで終わろうと思って」
流石、伝説効率の男は考える事が違います。
堀さんも二戦連続役満放銃に触れていますが、
堀「(2回戦東1局でが出た時)やっぱそこからか・・・」
ここで堀さんのライバル、白鳥さんが話を求められ
白鳥「そこそこの内容だったんじゃないですか」
いつも通りの関係性で私も安心しました。
トラッシュトークキング賞がお情けで渋川さんの手に渡ったのは森井さんの温情でしょうか?
話題とアガリが盛りだくさんな対局なのは間違いありません。(5月27日終了時点で67万再生)
面白い対局動画を提供して頂き、ありがとうございました。
今回のまとめ
・スライドで放銃回避
オーラス、堀さんトイトイ模様の仕掛けに
ポンドラ堀手牌
岡田さんは
ツモ打ドラ岡田手牌
堀さんポンと岡田さんのから4枚見え、タンキ待ちやシャンポン待ちが否定できるのでトイトイには当たらない。
堀さんの捨牌は
堀捨牌
ポンドラ堀手牌
数牌の切られ方からタンヤオではなさそう(タンヤオなら1と9が先)、役牌が後から切られる、更に染め手ではなさそう。
2位の堀さんはリーチ棒が出て跳満ツモ以上か倍満ロンか岡田さんへ満貫以上直撃で優勝。
↑このトップ条件からトイトイ・役牌・赤やトイトイ・赤・赤、トイトイ・三色同刻などがありそう。(ドラ場に2枚切れでドラは無さそう)
実際はトイトイ・4の三色同刻、ツモり三暗刻狙い。
ポンドラ堀手牌
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