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2016年07月22日
《石田純一》おは朝復帰は白紙状態…
大阪・朝日放送(ABC)の脇阪聰史社長が22日、大阪市の同局で夏の定例会見を行った。同局の情報番組「おはよう朝日です」(月〜金曜、前6・45〜8・00)で水曜日のレギュラーを務めている俳優・石田純一(62)が都知事選出馬騒動の影響で番組を休演しているが、「(復帰については)今後、先方からのお話を聞いて、検討することになります」と白紙状態であることを明らかにした。
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同番組は石田にとって、キー局合わせて唯一のレギュラー。石田が局側に出馬案件を伝えたのが、空港での出馬意欲会見の後だったことも明らかになった。
脇阪社長は、石田から出馬に関する案件を局側が聞いたのは「羽田空港での囲み(7日夜)の後」と、出馬表明会見(8日)の前日の夜だったと説明し、「石田さんの考え方なので、私からどうこうは言えないが、私自身はびっくりした次第」と感想を述べた。
今回の都知事選が舛添要一前知事の途中辞職に伴い、イレギュラーに実施された面はあるが、石田が直前の6日の放送まで番組出演していたことに「幸いと言うのもおかしいが『おは朝』は関西ローカルで、近畿エリアの皆さんは都知事選の投票権を持っていない。かろうじて助かった。これがネット番組だったら、いろいろあったでしょうね」と苦言を呈した。
出馬断念後の13日から石田は同番組を休演しているが、「都知事選の期間中は石田さんとお話して出演を見合わせていただいている状況」と7月中は休演が続くことを説明。8月以降の復帰に関しては「まだ詰めた話はしてない。当然先方から話があると思うので、それをお伺いしたうえで、現場のプロデューサー判断になります」と説明した。
今回のような突然の出馬騒動と、政治的中立が求められる放送局の関係について、社長は「確かに線引きは難しい問題だが、現場がしっかりと出演者とのコミュニケーションをとり、(混乱が)ないように心がけたい」とした。
また野党統一候補としての出馬を辞退し、現在は同局夕方ニュース「キャスト」の火曜コメンテーターを休演している元経産官僚の古賀茂明氏に関しても、都知事選期間は休演し、復帰はその後の協議になることも説明した。
2016年07月21日
保守系分裂か?都議会補欠選でも=小池氏の元秘書出馬の意向を・・・
22日に告示される東京都議会議員補欠選挙の新宿選挙区に、都知事選に立候補した小池百合子元防衛相(64)の元秘書の男性(34)が無所属で出馬することが21日、分かった。
同選挙区には自民党も候補を立てるため、同党などが推薦する増田寛也元総務相(64)との間で保守分裂となった知事選の「代理戦」が展開されそうだ。知事選、都議補選ともに投開票は31日。
小池氏は21日、都内で記者団に「私の知事選の活動とドッキングすることもしばしば出てくるかと思う」と話した。
都議会(定数127)は現職都議の区長選出馬などに伴い、新宿、台東、大田、渋谷の4選挙区でそれぞれ1人の欠員が生じている。このため、舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選と併せた補選が行われる。
大田区の補選では、共産党が新人の立候補を見送ると発表。知事選と同様に野党共闘を重視した形で、民進党が擁立する候補に一本化する。一方、台東区では民進党が候補を立てず、自民、共産両党候補の一騎打ちとなる見通しだ。