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2016年09月24日
≪女優 高畑淳子≫主演舞台「雪まろげ」開幕し、満員の700席観客からは大きな拍手で迎えられた
強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕されたが、不起訴処分となった俳優・高畑裕太(23)の母で女優・高畑淳子(61)が主演する舞台「雪まろげ」が24日、東京・北千住のシアター1010で開幕した。
高畑はこの日、開演の約3時間前となる午前8時53分に後部座席が真っ黒カーテンで覆われたワンボックスカーで劇場に到着。初日を迎えた緊張からか、約20人の報道陣から隠れるように劇場のあるビルの中に入り、姿を見せなかった。
事件の影響でチケットの売れ行きが心配されていたものの、700席の劇場は満員。初日とあって10分近く開演が遅れたが、高畑が登場すると大きな拍手に包まれた。
「雪まろげ」は「放浪記」「おもろい女」に並ぶ森光子さん(12年死去、享年92)の三大代表作のひとつで、人を喜ばせるためにウソをつく温泉芸者を主人公にした人情喜劇。
開演の約1時間前に劇場前に駆けつけた女性2人組は「高畑さんのファンで、事件の前にチケットを買っていた。
(裕太を)甘やかしすぎだとは思うけど、事件をおこしたのはあくまで息子さんだから、舞台に出るのは問題ないと思う。楽しみにしてきた」と話した。
10日に釈放された裕太は体調を崩し、現在も埼玉の病院に入院中。
淳子も入院直後に病院を訪れたが、以降は病院にはいかず、稽古に没頭していたという。
2016年09月23日
万里の長城、修復で真っ平らに・・・「爆破した方がまし」との声もでている・・・
世界遺産(World Heritage)にも登録されている中国の史跡「万里の長城(Great Wall)」で、700年の歴史を誇る一画が修復作業の結果コンクリートで真っ平らに塗り固められてしまったことが判明し、中国のソーシャルメディア・ユーザーの間で激しい非難が渦巻いている。
問題となっているのは、中国東北部・遼寧(Liaoning)省の小河口(Xiaohekou)に8キロにわたり、大自然の中に手付かずのまま残った城壁が続く区画だ。
明(Ming)王朝下で1381年に建設され、「万里の長城」の中でも最も美しい場所として知られている。
インターネットに最近投稿された写真を見ると、修復前には城壁の一部が崩れかけて草木が生え、でこぼこした歩道があったところに、今は白いコンクリートでふたをしたように平らな道が目の届く限り延々と続いている。
「小学校すら卒業していない連中がやった仕事みたいだ」「こんなことなら、いっそ爆破したほうがましだ」。
中国の短文投稿サイト「新浪微博(Sina Weibo)」には、こんな怒りの声が巻き起こっている。
国民やメディアの批判を受け、文化財の管理を担当する中国国家文物局(State Administration of Cultural Heritage)は、「深刻な構造上の問題や洪水によって」城壁に「これ以上の損害や崩壊」が起きるのを防ぐため2012年に小河口の緊急保守工事を命じ、2014年に修復を終えたとの説明をウェブサイト上に掲載した。
「万里の長城」をめぐっては昨年夏、明代に建設された部分の約3割が風化や人為的な破壊により消失したと国営紙が報じている。【翻訳編集】 AFPBB News