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TBSのドラマ「東京MER〜走る緊急救命室〜」とは打って変わって、
鈴木亮平さん演じる凶悪なヤクザ・上林により、死者は…ゼロです!
じゃなくて多数(呉原市限定)の「孤狼の血 LEVEL2」!!
なぜかもう観てしまったので、
いつものように参考にならないレビューを書いて、
更新しないと出てしまう広告表示回避に励むワタシ。
前作「孤狼の血(2018年)」は、
昭和の東映ヤクザ映画っぽい出来で、素晴らしかった!
Amazonプライムで見た人も多いでしょう。
役所広司さんが演じていた、
マル暴の悪徳刑事ガミさん(大上)が
今回はアレな事情があり出ていないので、
主人公は、ガミさんの遺志を継いだっぽい
日岡(松坂桃李さん)です。
日岡は広大出のインテリひ弱刑事だったのが、
ちょっとレベルアップ(LV.2)してチンピラ風になってた。
そして、よく素性のわからない、なーちゃんとイチャついている。
なーちゃんとは、西野七瀬さんである。
「オファーをいただいた時は何かの間違いなんじゃないかと、
とてもびっくりしました」と公式サイトにコメントが
載っていたけど、何でこの役なのかはわからないんです。
観ている方もビックリです。
スタンド華のママ・近田真緒という、
どうも在日朝鮮半島の人っぽい役で、
スタンドの使い手。いえ、ウソ。
突き飛ばしくらいしか技はなし。
撮影にあたり広島弁には苦労したらしい。
多分、乃木坂の頃のなーちゃんだったら、
広島仁正会の強面を見てギャン泣きしたでしょう。
と、彼女が出る場面では妄想が捗るのでした。
真緒の弟は村上虹郎くん。
今作は、桃李くんといい、早乙女くんといい、
色気のある男優さんが多いのだが、虹郎くんは
一際変なオーラが出ていた。
上林(鈴木さん)に散々酷い目に遭わされて、
そりゃもう気の毒なんだけど、予定調和な最後でした。
お姉ちゃんの言うことは聞いといた方がいいね。
尾谷組の組長・一之瀬(江口洋介さん)は、
刑務所に入っているので登場シーンなし。
しかしNetflixの「るろうに剣心 Final」で
大暴れしているところを直近で観ていたので、
特に寂しくはなかった。(笑)
やばい、人物紹介だけで5,000字くらい書けそう!
えーと、原作者・柚月裕子さんは
岩手県釜石市出身、山形県在住だそうです。
今回の原作には絡んでいないらしく、
ストーリーは池上純哉さん脚本によるオリジナル。
前作が素晴らしすぎて
(読んでいないけど、多分原作がすごいんでしょう)、
LEVEL2はイマイチだった!(個人の感想です)
何が敗因か(個人の感想です!)と言うと、
鈴木さん(ドラマの方)が良い人すぎて、
サイコな暴力の化身に見えない。
笑顔が爽やかすぎる。
綿船組の会長役・吉田鋼太郎さんも、
どちらかというと良い人にしか見えない。
(今作では、結構コミカルだし)
昔は怖いイメージしかなかった寺島進さんも、
どちらかというと優しいヤクザ。
劇中、とても酷い目に遭わされて、かわいそす。
あと、上林(鈴木さん)の舎弟・佐伯役の
毎熊(まいぐま)克哉さんも、
テレ朝のドラマ「妖怪シェアハウス(2020年)」の
酒呑童子役で、すでに良い人イメージ。
LEVEL2でも茶目っ気が滲み出てるんですよ。
そんな中、唯一怖いのは、中村獅童さん。
顔が怖いだけじゃあ!
宮崎美子さんも、なんか怖かった。
最後、なーちゃんにド突つかれればいいのに、
と思いました。
(銀座のマクドナルド1号店が出てくるCMには、驚きましたね)
えー、皆さんはぜひネタバレなしで観ていただきたいです。
劇中、ミスリードがあって、後半面白いのです。
最初からオチを知ってたら、つまらないと思います。
・・・そんなワケで、
マウンテンメスゴリラの旦那さんの活躍を、
ぜひスクリーンでご覧ください。
前作は豚の糞がキーワードでしたが、
今作は目ん玉でした!
新型コロナ療養中のアイナちゃん(Bish)の
(イメージソング『ロマンスの血』でした)
【補足】
原作は3部作で、「孤狼の血」「凶犬の眼」「暴虎の牙」だって。
LEVEL2は、1作目と2作目の間のエピソードらしい。
タグ:孤狼の血 LEVEL2
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