2014年10月20日
微生物無くして生存無し!
健康トリビア42
微生物なくして存続なし!
海で、死んだ魚は、どうなるかご存知ですか?海底深くを探索しても、魚の死骸がたいせきしているところはありません。では、魚の死骸は何処に行ったのでしょう?
答えは、「消えてしまった」です。海の中の微生物が少しずつ分解してしまうからです。
私達の世界は、まさに微生物に満ちています。
きれいな空気の中にも、1センチ立方に約千匹もの微生物がいると言われています。
高度一万メートルの上空にも、地下一万メートルの世界にも微生物は存在します。
当然、海中にも沢山の微生物がいるわけです。 更には、人間の体の中にも「腸内細菌」と呼ばれる微生物が解っているだけでも約300種類、約百兆個のP細菌が住みついています。
そして、微生物(細菌)は、いるだけではありません。 良い菌もいれば悪い菌もいて常に戦っています。
いわゆる「善玉菌」と「悪玉菌」と呼ばれるように。
善玉菌というのは、ひとことで言えば抗酸化エンザイムをもっている菌のことです。彼らは、腸内にフリーラジカルが発生すると、自らは死んで体内の抗酸化エンザイムを出し、フリーラジカルを中和します。
フリーラジカルとは、簡単にいいますと体に害をもたらす活性酸素のことです。
腸内には、絨毛と呼ばれえる(突起がアニメ・ムーミンで出てきたニョロニョロに似た)小さなびっしりあるのですが、その絨毛の間には、善玉菌である乳酸菌が入り込んでいます。
因みに、ダイエットした人へ
腸内の絨毛は、2mμから20mμの長さの差があって、長ければ長いほど、栄養の吸収力が強くなり太りやすくなりますので、太りやすい体質の人は、このニョロニョロを小さくすることです。
絶食すると逆にニュロニョロは、栄養を取り入れようと伸び出します。このニョロニョロを小さくするには、腸内に良い酵素を取り入れることです!
話を戻し、この絨毛の中には、免疫システムにかかわる白血球やNK細胞といった体をまもる免疫細胞が出てくるのですが、それらは、異種たんぱく質や細菌、ウイルスや癌細胞などの異物と戦うときに大量のフリーラジカルを出します。
乳酸菌は、その後始末というべきフリーラジカルの除去に活躍してくれるものです。
一方、悪玉菌は、不消化物などを破壊・崩壊させる働きをするので一般的には、有害菌だと言われていますが手助けもしてくれているものです。
ただ、不消化物を早く体内から排出しようとするために、異常な発酵を起こし、有害ガスなどを出して腸内を刺激して、ガスや便を排出させようとするので悪いイメージが強いのです。
腸内細菌とは、熱に弱いと言われるように、非常にもろいし、環境に左右されやすいので、繁殖する場合は、一気に何千倍、何億倍にも増えますが、環境が悪いと直ぐに死滅します。
また、へんてこな性格も持ち合わせており、善玉が多いときは、悪玉も善玉に引っ張れる性質があります。 逆に悪玉が多いと善玉も悪玉に引っ張られるということです。
それらは、日々の健全な食生活に大きく左右されます。
現在の社会環境は、ストレス、大気汚染、紫外線、電磁波、細菌や新型ウイルス、レントゲンなどの放射能など活性酸素が発生しやすい土壌に満ちています。
その上、飲酒やタバコを吸う人は更に悪い環境も自ら作り出しています。
なので、誰しもが病気になる可能性の中に生きているということです。
今の環境を行き抜かなければならない私達は、自ら腸内環境を整えて、食事や生活習慣病に対して少しでも意識をあげて、少しでも改善し取り組むことでミラクルエンザイム(強い善玉菌)をつくっておく事であらゆる病気から守ってくれる体を構築し続ける必要があります。
今朝のラジオのニュースで後10数年すると、子供が激減して、日本はお年寄りだらけ国となることが確実であると言っていました。
子供が出来ないのもただ経済不況だけが原因ではなく、ホルモンの働きがあるくなり、子供出来にくい人は相当増えるということです。 つまり、子供を埋めない体質になるということです。
環境は、これから先、益々便利な世の中になることでしょうが、人体にとっては、益々悪い環境となるのです。 家庭環境だけでも意識の啓発を進めることで、この先の人生が左右されることでしょう。 次の時代に繋げるため、今日も少しでも出来ることから取り組もうとする心に、生き甲斐ややる気、パワーなども宿ると思います。
「今日も、明るく、楽しく、元気よく」過ごせますように☆
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