2014年10月14日
段取り学があなたを守る!
健康トリビア38
健康維持には段取りが大切!
風邪で病院にいくと、ほとんど抗生物質が処方されます。
その為、風邪には抗生物質という公式が、既成概念となっている人も少なくないと思いますが、実はこれは大間違いです。
同じ微生物の中でも、ウイルスに抗生物質は無効なのです。
ほとんどの風邪はウイルスが原因です。要するに、風邪に抗生物質を処方したところで全く効かないのです。
もちろん風邪をこじらせて、二次的に細菌の感染を引き起こしたときに、抗生物質が有効であることも事実ですが、最初から風邪には抗生物質という公式は成り立ちません。
簡単な見極め方法は、唾を飲んだだけで喉が痛いなど、喉の炎症がある場合は、抗生物質は効きますがそれ以外は効かないということです。
抗生物質は効き目が鋭い分、体内に必要な菌までも殺してしまいますのでなるべきなら使わないほうが体には良いのです。
腸の常在菌などは、その最たるものだという話は前にもしました。
更に付け加えると、じつは風邪に解熱剤もあまり好ましくありません。
なぜなら、体はあえて体温を上げて、免疫細胞が本領発揮できるように段取りをしているからです。
つまり、熱が出るのは体の防御機能が働いている証であり、風邪のときにはむしろ、体温が上がるままにしておいたほうが、治りが早いのです。
「風邪かな?」と思ったらすぐ○○ではなくて、風邪を引いたということは、自己治癒力が低下していますよ!という体からのイエローカードだということです。
ですので、最優先は、自己治癒力を高めることであって、症状を無理なくしてしまうことではありません。 それに風邪だとしたら、風邪は、大抵は一過性です。
こじれなければ、2〜3日で自然と治るものです。
不快な症状は速やかに解消した気持ちも解りますが、ここは自分自身の体に耳を傾けて、最近の不摂生を反省して養生することです。
養生ずるとは、薬になるべく頼らずに、仕事は早めに切り上げて、家事は少し手抜きして、栄養あるものを食べ、夜は8時間の睡眠をとることです。
追伸、これから季節の変わり目に伴い体調を崩して風邪を引くケースが多くなってくるでしょうから、風邪や病気にかかりにくい体づくりを今のうちから始めることお勧めします。
簡単で強い体をつくる効果的方法とは、
免疫力を上げるには、「温冷浴」がお勧めです。
お風呂に入るときに、お湯につかると水シャワーを浴びるを交互に繰り返すだけの簡単な方法です。
温の刺激と冷の刺激を交互に与えることで自律神経のバランスとリズムが整えられ、全身の血行が著しく改善され、新陳代謝が活発になります。
免疫をつかさどるリンパ球も増えるので効果抜群の方法ですよ!
具体的には、まず40度前後のお湯でゆっくり体を温め、水シャワー20度以下を約30秒これを三セット繰り返し、最後は冷で終わることがポイントです。
心臓疾患のある方や体力に自信の無い方は無理をしないで下さいね
それでも、この方法を約3ヶ月程やると、アトピーや花粉症などのアレルギー性疾患を持つ人にもとても有効ですので日課として取り入れてもらえばと思います。
最後に風邪のツボを紹介します。 ゾクゾクする場合のかぜはこの「風門」にカイロ、温シップなどを貼り温めるといいですよ!
「今日も、明るく、楽しく、元気よく」あなたの健康生活を応援します!
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