2014年10月06日
自然の摂理! 健康トリビア31
健康トリビア31
肉食動物はなぜ草食動物を食べるのか?
当然ながら、食の基本は、新鮮なものを食べることです。
なぜフレッシュなものがよいかといえば、フレッシュであればあるほど、消化酵素であるエンザイムが多く含むからです。
地球上には、様々な食性をもった動物がいますが、その全てに共通しているのがエンザイムを多く含んだ状態の食物を好むという点です。
人は、豊かになり過ぎたために食べ物に含まれる栄養素を調べて、それを分類し、カロリーを測り、現代の栄養学を確立しました。しかし、そこには、消化酵素となるエンザイムを無視した栄養学ですので「死んで相当日数が経過」したものでもOKという考え方です。
その結果、動物の中でも人間と同じように暮らすペットに最近では多くの影響が出てくるようになりました。
肉食動物というと、「肉」しか必要としないように考えがちですが、そんなことはありません、彼らも植物を必要としているのです。しかし、彼らの多くは、植物を分解するエンザイムを持っていないために摂取することが出来ないのです。
そのことは、野生の肉食動物を観察すると分かりますが彼らは、草食動物しか食べないですよね。特に草食動物が食べた内臓を真っ先に食べます。
これは、肉食動物は、自分ではエンザイムを持たないのを本能で知っているから草食動物がその胃腸で消化した植物と消化しつつある植物をとるのです。
草食動物は植物だけを食べ、肉食動物は草食動物だけを食べるのは、自然の摂理なのです。
自然の摂理を無視した結果、代表的な例が「BSE(牛海綿状脳症)」です。
BSEの原因は、現地点ではまだ完全に解明された訳ではありませんが、「プリオン」というタンパクが異常化したことから脳の海綿化が生じることがわかっています。
では、なぜそのプリオンが異常化したのでしょう?
BSEが、肉骨粉(食肉処理の過程で得られる肉、皮、骨などの残骸から製造される肥料原料)を含む飼料の流通を通じて広がったことはこれまでの調査で明らかです。
各国の公共機関では、これを「遺伝的に汚染された肉骨粉」と言い方をして病気に犯された飼料を食べさせたから病気になったと報じています。
でも、そもそも自然の摂理で考えると草食動物である牛に「肉骨粉」という動物性の食事を与えること事態がおかしなことなのです。
人間の身勝手で生産性をあげるために牛に、肉骨粉を与えるとたんぱく質やカルシウムの量が増加するし、カルシウムの多い牛乳は高く売れるという構図が無くさない限り今後もBSEはなくならないと思います。
そんなことをするから、レバサシの様な美味しいものが食べられなくなるのです。
病気の大半は、遺伝ではなく、生活習慣病からくることを忘れず、今日も明るく、楽しく元気よく過ごして参りましょう!
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