2014年09月30日
貴方は今夜どんな夢を見ますか? 夢占い!
健康トリビア27
今夜、あなたはどんな夢をみたいですか?
夢を掴む!夢を描く!夢を持って頑張る!夢が叶う!明日に煌け、夢にトキメケ!など誰しも少なからず夢を持って生きています。
そして、その夢は、強い夢であればあるほど叶うと私も信じています。
この夢とは、自分の強い意志の下で描く夢をあればただ漠然と描いく夢もあるでしょう。
それでも、この夢というのは、自らの意思で描くものですが、今日ここでは、寝ている間に見る夢の話をさせて下さい。
人は、平均して誰しも寝ている間に一日で4,5回の夢を見ていると言われていますが、朝目覚めて覚えている夢は、1つあればいい方でそのほとんどの夢は忘れてしまいます。
その1つの夢も怖い夢とか驚いた夢だから覚えていたというパターンがほとんどではないでしょうか? 実は、夢であんたの身体の状態が判り、既に侵されている病気やこれから訪れるで、あろう病気が事前に分かれば、転ばぬ先の杖として役立つとは思いませんか?
もし、知りたい人は、本日より、まくら元にメモとボールペンを置いて何時でもさっと書き記す準備をお願いします。
夢診断の話をする上で、東洋医学の思想について触れておかねばなりません。
<東洋医学の思想>
東洋医学は、人は自然の中の一つであり、「自然界の全ての物」とお互いが関係し影響あっており、また人体の内部の仕組みも自然の中の一つと考えています。
西洋医学では、細胞の組織や器官などは、それぞれ独立しているものとみなしますが、東洋医学では、細胞や組織、器官などは異なった機能を持ちながらも全体として繋がっている一つの自然としてみなします。
このように、東洋医学は自然を背景としています。
その根底の思想が、「陰陽論(いようろん)」であり、「五行論」(ごぎょうろん) です
東洋医学でいう気とは?
人間の生命を維持する為に必要な、人間の体から発するエネルギーです。
一般的に言う、元気とほぼ同様のものです。
「気」は、体全体に流れていて、すべての生命力、活動力の原動となっており、また各器官の先頭に立って引っ張っていく先陣としての役目もしています。
陰陽とは?
陰陽とは、自然のすべての物質は相反しており、陰があれば陽があり、陽があれば陰があるように、互いが存在することで己が成り立つ考え方です。
相反する物質同士は、互いに対立関係にある意味を持つと考えられています。
例えば、「水」に対して「火」は相互に代表される性質を持ち、お互いを制御し合いバランスを保っています。
この相互の対立と依存があり、はじめて事物が発生して、活動し衰退していくとされています。
五行とは?
古代の人々は自然のすべての現象を、長い生活上の経験から【木、火、土、金、水】と言う5つの性質に分けてそれらの、相互関係を理解していました。
この考え方を五行といいます。
五行の考え方にあてはめられた物が人体の【五臓六腑】です。
自然界の関係を理解する手段として五行は、治療面で多大な影響を与えています。
これは、【陰陽五行】学説として、現在の東洋医学の理論の中核となっており、東洋医学を学ぶ人達に広く認知され、運用されています。
五臓六腑とは?
体の内臓の事を言います。
また、「貯蔵する」と言う意味もあります。
内臓には、人体の器官が数多くありますが、その中では、臓(ぞう)と腑(ふ)にわけられます。
【心、肝、牌、腎、肺】は五臓といわれ、精気を貯蔵しておく場所とされています。
一方腑は、【胆、胃、大腸、小腸、膀胱、三焦】の六腑で物質を変化させて体の中に貯蔵せず、からっぽの空間になっております。
血虚とは?
血虚とは、西洋医学で言う血液不足のことを指し、失血過多や栄養失調を原因として起こります。
例えば、食べ物から営養の吸収が出来なくなり、それが原因で血液が不足する事を血虚といいます。例:顔色が蒼白く、めまい、動悸、舌唇の色が淡く、不眠、視力減退、閉経、無気力など。
気虚とは?
気虚とは、生命力を支えている【気】が不足している状態をいいます。
また、気の量が不足しているだけではなく、気の働きも低下していることも気虚に含まれます。例:めまい、無気力、消化不良、風邪を引きやすいなど。
血淤とは?
血淤とは、体全体に回る血液の流れが悪くなり、汚れた血液が原因で渋滞を起こしていることを指します。
血淤になると、体の固まりやじわじわと刺すような芯の痛みが多くなります。
例:胸脇脹痛、乳房脹痛、下腹部淤塊、痛経、閉経、舌紫暗紅など。
このことを踏まえて、夢について話すと
そもそも寝ている間に、よく分からない映像を見るのは不思議な現象です。「夢」自体が何であるかはっきりとした答えは分かりませんが、脳の情報処理に伴ったノイズという意見もあるようです。
レム睡眠の発見以降大きく進展した研究によって、夢とは「睡眠中に自己活性化した脳の活動」であるということが分かっています。
情報処理に伴ったノイズと考えるのが適当でしょう。
記憶の断片がアトランダムに現れてくる、奇想天外なストーリーが多いのも、そのためです。
研究によると、睡眠中の脳で「何を覚えておくか」「何を忘れるか」の選択が行われ、人の“賢さ”が養われているそうです。
脳は場面全体を記憶に残そうとするのではなく、最も感情に訴える要素、つまり最も重要と思われる要素だけを記憶するよう場面を再構築していると考えられています。
ですので、ココロとカラダは相関関係があり、それを陰陽五行に当てはめ、治療に応用するところに東洋医学の面白さがあります。
睡眠が浅く夢をよくみる、ということは、五臓がしっかりと養われておらず、五臓六腑のどこかに病がある、ということを示しています。
では、どんな夢だったら、どこの臓腑が病んでいるのでしょうか?
夢の内容によって、陰気(寒気)が多くなって、身体が冷えている人は大きな河を恐れながら渡る夢を見ます。
陽気(熱気)が多くて身体に熱がある人は、大火事の夢を見ます。
上半身に気が多くなっているときは、空を飛ぶ夢を見ます。
下半身に気が多くなっているときは、墜落する夢を見ます。
空腹な時は物をとる夢を見、満腹の時は物を与える夢を見ます。
肝気が盛んな時は、夢の中でよく怒ると、山林や樹木の夢を見ます。
肺の盛んな時は、夢の中でよく泣き悲しみ、飛び上がり、金属に関係する夢を見ます。
心気が盛んな時は、夢の中でよく笑い、または恐れ、山火事の夢を見ます。
脾気が盛んな時は、夢の中でよく歌い楽しみ、または身体が重たく感じ、丘陵や沢、風雨にあう夢を見ます。
腎気が盛んな時は、腰と背が離れる夢を見、水中に没する夢を見ます。
膀胱に異変があると、旅行する夢を見、胃が悪いときは、飲食する夢を見ます。
大腸が悪いと、田畑の夢を見、小腸が悪いと、都市の夢を見ます。
胆が悪いと、人と争う夢を見そうです。
昔から、心配事が続くと、心臓と肺が患うし、肝臓が病んでいる人は、かんしゃくを熾すといい怒りっぽいし、膵臓が悪い人は、落ち込みやすく塞ぎがちになるように表向きにでも分かる病状が夢の中でも現れます。
夢の中であっても良い夢を見ることが健康であるかどうかの指標となります。
今夜、良い夢が見れますように☆
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