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2014年09月24日

健康トリビア17 エボラ出血熱で学ぶこと

fefeqw.jpg健康トリビア17
エボラ出血熱について

西アフリカで猛威を奮っているエボラですが昨日までに2、811人の死者がでております。

米国調査によりますとこのまま放置し続ければ、エボラ患者集は、55万人から140万人に上るという推測が出ております。

日本では、デング熱が少しの間で流行り、ロキソニンを投与すると危ないとかいう報道もありましたが既に終息に向かったということです。

どちらも決め手となる薬が無いのに片方では、増殖し続け、片方では終焉するということで何が違うのでしょうか?

一つには、もちろん国の財政の差もありますが、一番の差は、国民の意識の違いだと感じています。 

 エボラのもっとも発生している西アフリカでは、最近になってようやく野生の動物の肉を生のままで食べることを控えだしたとありました。 

日本なら、最初から食べないところですし、これが原因だと判った時点で発生源に近づかないし、食することもしないでしょう

財源が乏しいと、教育も追いつかないので負スパイラル現象の末路かもしれませんね。


そこで、今回は、「医原病」ついて書きたいと思います。

医原病という病気があることをご存知ですか? 

これは、お医者さんには耳が痛い話ですが、医者にかかったために、あるいは、医者にかかって薬を飲んでしまったために、ならなくてもよかった病気になってしまうことを指します。

 たとえば、日本で昭和40年代後半くらいまでは、風邪を引いただけでも直ぐに解熱剤を注射することが頻繁に行われてきました。 

その当時の注射針は、今のように使い捨てではなく、同じ針で何人もの人に注射をしていました。

このことは、実は既にその前に20年代から既に注射針の使い回しの危険性は判っていたことですが政府は何ら適切な手立てをこうじませんでした。

 そのため、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに感染してしまった人たちは、何万人もいるような事態になったのです。

当然これほど、無用なリスクを背負う事態となったのは、患者の責任ではありません。

それから、「サリドマイド事件」も同様です。

もともと、サリドマイドは、単なる睡眠薬として、厚生省の許可まで出て発売されましたが、実際には、胎児の奇形を誘発するというとんでもない副作用が隠されていました。

 これにより、何の罪もない妊婦さんたちが睡眠薬として安易に服用した結果300人を超える奇形の子供達が産まれたのです。

その後、海外では発売中止になりましたが、日本政府は発売中止命令をなかなか出さずに被害が膨らむ結果となりました。

結論になりますが、自分で自分を守ることを意識しないと、政府や医者が治してくれると思っているところに大きな落とし穴があります。

このブログでは、少しでも皆さんが元気に長生きすることを目指す為のミニ知識を今後もアップして参ります。
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