時物語

6、7年前に、週刊少年ジャンプで河下水希『初恋限定(リミテッド)』っていう作品があったんだけどこの作品わずか半年で打ち切られていまったんだよね。最終回も強引な終わり方。
河下水希といえば少年ジャンプ最長連載の『いちご100％』が有名か。後で矢吹健太朗の『ToLOVEる』の人気でラブコメが塗り替えられているな。
話が、逸れたけれど、この作品『いちご100％』よりも好き。
人気がなかったのは、少年漫画にも関わらず男性よりも、女性をメインにしているオムニバス作品であるというのも１つの原因だな。ジャンプの編集部もよくこの作品を連載させようと思ったな。

でも、その１年後にアニメ化決定というのには驚いた(普通、打ち切られた作品は、アニメ化はありえないのにこの作品は連載が打ち切られて、その１年後にアニメ化されたというレアなケース)。
原作で強引に終わっってしまったから、アニメオリジナルでもう少し自然に終えてほしかった。
そういう意味での、多少の変更やオリジナルにして欲しかったところはあった。
そういえば、アニメの主題歌ってスフィアが結成してデビュー曲だったんだよねぇ〜。

当時、卒業式シーズンに連載されていたコノハナサクヤは涙腺が止まらなかった。
千倉名央とOBの連城由紀人に出会い、２人で時間をかけて１枚の絵を完成させていく。由紀人は卒業式を迎え、自分の進みたい道へ向かうため１枚の手紙を残し、日本を飛び立つ。結局その絵は、完成しなかった。ってもはや、ジャンプのクオリティーじゃない。



単行本に収録されている４巻の追加エピソードと各巻の限定少女は、内容があれでジャンプでは無理だな(笑)