アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2013年11月09日

懐かしのライトノベル

この作品はアニメ化、ドラマ化、映画化とされており知っている方も多いと思いますが、



半分の月がのぼる空
電撃文庫から刊行された橋本紡さんのライトノベルです。リバーズエンドが有名でしょうか。

当時これを読んでいたとき涙が止まらなかったわ〜。これってライトノベル(軽小説)だよね?
何でこんなに話が重いの?でも面白かった。

あらすじ
肝炎を患って入院した戎崎裕一は、退屈な入院生活に耐えかねて夜な夜な病院を抜け出しては、看護師の谷崎亜希子に怒られる日々を送っていた。そんなある日、裕一は抜け出しの黙認と引き換えに、同じ病院に入院していた秋庭里香の話し相手になる取引を亜希子と結ぶ。二人の距離は少しずつ近づいてゆき、里香はほとんど誰にも見せなかった笑顔を裕一に見せるようになる。ある日、里香は自分が心臓の病気を患っておリ、もうすぐ死ぬ運命にあることを裕一に告げる。裕一は戸惑いながらも、自分が里香を意識し始めていることに気づく。

里香と二人で病院を脱走して訪れた"里香の思い出の地、砲台山"で、裕一は知る。里香は、もはや生きる希望を失っている事を。 そして里香もまた、知る事になる。裕一の想いを。その想いを知った時、里香は再び生きる希望を取り戻し始める―。

病院や高校、伊勢の町を舞台に、里香、亜希子、夏目といった、彼を取り巻く人々との関わりを含め、物語は進んでゆく。(Wikipediaより)



SFやファンタジーものが多いライトノベルの中ではヒューマンドラマに近い感じの作品には異色を覚えていました。ライトノベルで生死を扱ったまじめな話も悪くないかも…。
秋庭里香が戎崎裕一に病気を告白した、

「あたし、たぶん死ぬの」
 なぜか笑いながら、里香は言った。
「もう、ほとんど決まってるの」

この笑いながらが、無理しているようで胸が痛くなってくる(涙)
この秋庭里香って余命はあとどの位なのだろう?病気が相当進行しているようにも思えるけど…。
人が生きるということはどういうことなのか?死ぬというのはどういうことなのか?を教えてくれた作品でした。話の重みが違います。



この主人公とヒロインの関係ギャルゲーの『こなたよりかなたまで』の朝倉優と似ていなくもない(ぜんぜん違うか(笑))。



この作品の舞台であった三重県伊勢市の砲台山がファンによってライトアップ計画されてたと聞いたことがある。結構いい町おこしになったみたい。




お気に入りの名言 
亜希子さんの「ろくに笑わないまま死ぬのと、今みたいに笑いながら死ぬのとどっちが幸せだと思う?」

最後まで幸せでありたい。いや、せめて最後だけは幸せでありたい。それは、誰もが望むこと。
プロフィール
堀田 貴広さんの画像
堀田 貴広
サブカルチャーをこよなく愛する堀田貴広です。 サブカルチャー以外にも様々なことも書きますのでよろしくお願いします。
ブログ
プロフィール
<< 2015年11月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
リンク集
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
最新記事
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。