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メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー・行動心理士の高原茂です。宜しくお願い致します。 「このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」 など
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2024年08月18日

【無知の知とは?】

【“無知の知” とは?】

“無知の知” とは何でしょう?

ブリタニカ国際大百科事典に、

こう書いてあります。

「ソクラテス哲学を特徴づける有名な言葉。

哲学者(愛知者)という意味でのギリシャ語 philosophos は、
ピタゴラス、ソクラテス的意味では、
神だけが知者 sophos であるとの立場から、
知者でないがゆえに知 sophia を愛求する有限的存在としての人間の本質規定であった。

したがって philosophia は、
いわゆる賢者や知恵の本性が神と比すれば無にも等しいものであることを明らかに自覚することに始る。

本来的な知のイデーのもとにおける自己の無知の自覚が無知の知にほかならず、
ソクラテスの優越は、
だれよりも深くこのことにおいてすぐれていたことによる(『ソクラテスの弁明』)。

しかも無知の知は、
消極的側面にとどまらず、
かえって迷妄をはらし真実の知への扉を開くのであり、
かかる自覚を自己の本質的契機としてこそ、
『能うかぎり神に似ること』が philosophos の目標として措定されることになる。

それゆえにまた教育者としてのソクラテスは、
人々にこの自覚を与え本来的な知のイデーへ視座を転換するように努めるのであり、
そのことはプラトンの対話篇に印象的に示されている。」

倫理用語集には、
こう書いてあります。

「自分が無知であることを自覚していること。

『ソクラテス以上に知恵のある者はいない』

という神託を受けたソクラテスは、
その真意を探るために、
賢者と呼ばれる人々と問答した結果、
次のような結論に達する。

すなわち、
彼らは善美のことがらについて何も知らないのに、
知っていると思っている。

これに対して、
自分もそれについて何も知らないが、
知らないと思っている。

したがって、

『私は知らないことを知らないと思っている』

という点で、
わずかに他の人よりも賢い、と。

ソクラテスにとって、
この無知の自覚が『知を愛すること』つまり哲学の出発点となり、
そして問答相手にも無知を自覚させることで、
その魂を哲学へと向けようとしたのである。」

私も含めて、大半の人は無知です。

知的好奇心、

どこまでも真理を追い求める探究心が大事です。

己の無知を自覚し、

謙虚に学びましょう。

『先哲の叡智』

『賢人の智慧』

に学びましょう!

『他の人の書いたものを読んで、自己を向上させよ。
他の人が苦労して得たものをそれで容易に得る事ができる。』(ソクラテス)

(参考図書)
『ソクラテスの弁明・クリトン プラトン/三嶋輝夫・田中享英 訳 講談社学術文庫』

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『用語集 倫理 新版』
(監修者 菅野覚明 山田忠彰 清水書院)

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