台湾（台北）弾丸ツアー

最後の客を台北駅付近でピックアップしたら観光スタートとなった。ツアーガイドは現地のお姉さんで日本語がペラペラだった。ほとんど日本人かと思うほどで、将来は吉元興業に入ってお笑いをやりたいと言っていたのが印象強かった。さて、バスの中で緑のシールを渡され見える所に貼っておいて下さい。と言われて、何か新鮮な感じになった！昔、海外にツアーで行くと必ずバスの番号や色、シールを胸に貼らされたもんだったが、今になっても変わらないんだなー。と思った。順調に最初の目的地である伝統寺院の行天宮に到着。街中にあり、何かあまり面白そうにない所だが全員降りないといけないのでバスを降りる事に。早速、バスの番号は7番です！と説明を受けて、行天宮に入る事になりバスの人達とガイドさんで集合写真！おー、まだ集合写真もやるのか！と懐かしさに更ける。行天宮の中はたいした事はなかったのだが、ガイドさんが「台湾はエコ・環境破壊をしない国なので、現在はお香の煙も出せないので。。。」と話していた。たしかに行天宮はお香の匂いが全くなく、お香が刺さっているだけだった。コンビニでもビニール袋を買わないといけないのは、エコに対して徹底されているなと日本人も見習うべきだ。と感心してしまった。上ちゃんと行天宮で記念撮影をして1周回ったらトイレに行って、時間潰すべく近くの店へと入ってみた。特に買う物がなかったが行天宮を見ているよりかは、台湾らしい物がないかなーと店内を見渡す方が面白かった。最初の観光場所なので小物から見せて行くのかな？と思った。残念だったのが、忠烈祠での衛兵交代セレモニーが見れないらしく門の外から中を見る程度しか出来ないと言われた。実は日本で、この日は忠烈祠での衛兵交代が見れないのは知っていたが、今日は偉い人が来るので中に入れないと言われた。残念だが、国家行事みたいなもんで一般人が騒いでも仕方なかった。

7時になったので、そろそろ朝食でも食べようとフロントのある1階まで降りて行く事にしたのだが、夜の廊下と朝の廊下では随分と違う所を発見した。廊下の壁が妙に古臭くて、どこか昭和を思わせるような感じだった。カーペットの色も、やはりラブホみたいな感じがした。階段は、なぜか重厚感がある造りだった。朝食会場は1階のフロントの裏にあり、降りてみると誰も客はいなくて一番乗りだった。それでも、どうぞ！と声を掛けてくれたので食事を取る事にした。一応、スクランブルエッグ・ソーセージ・パン・ご飯・スープと色々と揃っていて味も決して悪くはなく、朝から食欲旺盛な上ちゃんはガッツリ食べようとおかわりまでしていた。自分はパンを焼いて、あとはソーセージや卵をメインにして、何気なく置いてあったピーナッツを食べたらハマってしまい、ピーナッツを食べ続けた。自分は腹八分目までにしておいて、上ちゃんとロビーでツアーの人が来るまで待つ事に。ロビーはwifiが入るので2人でスマホを触り、日本にいるのと同じ状態になってしまった。これはいけないと、外の空気を吸う事にしたが、前の大通りの車を見ていてもクラクションを鳴らす車はいない。意外と日本よりも安全運転でマナーいいんじゃない？とも思った。朝の外は気持ち良くて、半袖だとちょっと寒いかな。と感じる程度だったが、東京にいるよりも先に春を先取りした気分だった。まだ時間があったので、近くをブラリと歩いて見る事にして前のセブンイレブンの脇を入ってみたら、スターバックスや食料品店、更にまたセブンイレブン！この食料品店でお土産を買えばいいんだな。と思い、ホテルへ戻る事にした。バスが到着する定刻になり、ホテルの中にガイドさんが入ってきて自分の名前を呼んだのでバスに乗込んだ。昨夜は最後に降ろされ、今朝は最初に乗る。と言う事は最終点でもあり、出発点でもあると言う事が分かった。何か損した気分だったが、激安旅行なので文句は言えなかった。バスは西地区のホテルを周り、他のツアー参加者をピックアップしながら最後のホテルを目指した。バスは満席になるとガイドさんが話してくれたので、相当混雑するのだろうと覚悟を決めた。