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2017年01月07日

日経が選んだ2016年の「日経優秀製品・サービス賞」

あけましておめでとうございます。本年も注目の製品やサービスを紹介して行きます。乞うご期待。宜しくお願いします。

日本経済新聞が有識者による審査委員会(名簿は最後)を設置し、昨年1年間に出た優秀な製品・サービスを選出し表彰しています。
今回は最優秀賞18点、優秀賞23点を、また優秀賞の中から、産業用機器や消費財などで独創的、先進的な製品を表彰する日経産業新聞賞を5点を選出しています。
(尚本ブログ中の記事は日経産業新聞1月4日の記事を元に作成しました。)

まず日経産業新聞賞の5点のご紹介。

仮想現実(VR)端末、プレイステーションVR(ソニー・インタラクティブ・エンターテイメント)
 この製品はこれまで何度も本サイトで取り上げた製品ですが、今も入手しづらい状態になっているようです。
 同社のPS4に繋いで使い、装着すると360度映像が表示され、あたかもゲームやえいがの世界に入り込んだ様な
 新鮮な感覚が味わえる。
 内蔵した6軸センサーと前方に設置したカメラで東武の動きを検知し、眼前の映像に反映させるシステムだ。
 ディスプレ−には有機ELが採用され高精細で滑らかな映像を映し出す。

カメラとのセット購入は
仮想現実(VR)端末、プレイステーションVR
 



車両用重希土類フリー磁石(大同特殊鋼)
 ハイブリッド車(HV)などの自動車の駆動モーターに使う高性能(超強力)ネオジム磁石。
 これまでは耐熱性を高めるため中国から輸入していたディスプロシウムを使用していたが、
 これを一切使わない磁石を世界で初めて開発。ホンダのHVミニバン「フリード」に採用されている。

大型トラック「ギガ」(いすゞ)自動車
 大都市間を結ぶ幹線輸送に利用する大型トラックの21年振りの全面改良車。
 排ガス浄化装置にたまったすすの量を感知して事前に整備を促す。
 これまでのエンジントラブルの大半を事前に検知することで未然に防ぐことが出来るシステム。

世界最高速エレベーター(三菱電気)
 最高速度が分速1230m(時速73.8km)と世界最最高速のエレベーター。
 中国上海市の超高層ビル「上海中心大厦(上海タワー)」向けに開発し、昨年7月に納入された。

3Dプリント樹脂型「デジタルモールド」(スワニー)
 3Dプリンターで作った樹脂製の金型で樹脂部品の量産に使える。これまでの金属製よりも作製時間、
 経費を大幅に軽減することが出来る。
 最近流行りの3Dプリンターで直接造形する方法では、使用出来る樹脂が限定され
 強度の検査が出来ないといういう欠点があった。



●冒頭に記述した「2016年日経優秀製品・サービス」の選定を行った審査委員をは下記の通り。
 ・審査委員長:小宮山宏・三菱総研理事長
 ・委員:内田和成・早大学ビジネススクール教授、坂村健・東大教授、中村桂子・JT生命誌研究館館長、
    芦田多恵・ファッションデザイナー、内舘牧子・脚本家、月尾嘉男・東大名誉教授、深沢直人・工業デザイナー
●審査対象の新聞
 日経新聞、日経産業新聞、日経MJ、日経ヴェリタス、日経電子版、NIKKEI ASIAN REVIEW




尚日経新聞の最優秀・優秀製品については次回ご紹介します。





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