何故、普通の病院い入院せずに心療内科へ入院したか?
ですが、昨年11月より仕事に集中するあまり、精神的に
病んでしまい、通院をする事になりました。
病名は心配性不安障害、過食症、うつ病、腹部痙攣と
診断されました。
まさか自分がなるとは思ってもみなかったうつ病と聞いた
時には、正直ショックでした。
ただ、診療に来ている人達の多さにただ驚きました。
学生、お年寄り自分より年上のサラリーマンと入れ替わり
立ち替わりに診察に訪れてきてました。
本当に病んでる人はいるんだと痛感し、そして自分もその
中の一人だと認識する事から始まりました。
心療内科に通院しだした当初は、まだ腹部痙攣も過食も
そんなに進行していなかったのですが、12月を過ぎた頃
より状況は悪化し、朝、昼は殆ど何も食べずに仕事をし、
夜帰ってから食べては吐き食べては吐きを繰り返し1日に
8食近い食事を繰り返していました。
吐きすぎて喉が痛くなる時もありました。何度か繰り返す
内に漸く、お腹も満たされそこから就寝なのですが仰向け
になったとたんに腹部痙攣が始まり、ひどい時には2時間
近い痙攣が続く事もありました。
その間、何度電車に飛び込んでしまおうかとか、死にたい
と何度思ったか分かりません。ただ、子供達の顔が浮かぶ
度に幾度となく思い留まってました。
そういう生活を今年2月迄続け、頑張ってきましたが、
これ以上は無理と判断し、仕事を休職する決断をしたの
でした。
3月初旬に上司に打ちあけ、そこから3ヵ月の休養を要す
という医師の診断書を元に、休みました。
その様な背景もあり離婚後、心身共に疲れ果て心も体も
リフレッシュするつもりで心療内科へ入院しました。
約2週間、朝は8時に起き、朝食、昼食、夕食を規則
正しく食べ、夜は9時に就寝という生活を2週間程、
続けました。
必要以上には食べない生活だったので過食症もこの時に
治癒しました。
病院での生活はとてものんびりしたもので、あくせく
した生活を続けていた自分にとって非常に安らぎの時間
を過ごす事ができました。
昼間は少し広いグランドがあるのですが そこでギターを
弾きながら過ごしていたのですが興味をもった何人かが
声を掛けてくれ、そこでリクエストを受けた曲を演奏
したり一緒に歌ったりして凄く有意義な時を過ごしました。
入院している間、数人の友達が心配して駆けつけてくれ
友達の大切さ、有難味を感じた。
人は一人では決して生きれない。。。支えあいながら生きて
いるんだと実感した。
この入院生活で得たものは大きい。。
離婚する事で、二度と取り戻す事の出来ない大切なもの
を失った。。。ただ、失ったものも大きければ得るもの
も大きい。
何事も経験せねば人の痛みは決して分からない。
理解しようとする事はできてもその人の本当の痛みを理解
する事は出来ないと感じた。
周りにも離婚した友達は沢山いた。
話を聞いて気持ちを理解していたつもりでも本当の痛みは
理解していなかったんだと思った。
自分がいかに浅はかな人間だったかを感じた。
そしてこの経験で学んだ事・・・
人は辛い経験をすればする程、人の痛みを理解する事が
出来、苦労した分、人にも優しくなれる。
自分ばかりと思わず、自分より苦労している人間は沢山
いるんだという事を学んだ。
この考えにより視野は格段に広がりを見せ、より人の
痛みが分かる様になった。
様々な経験から生まれる新たな気持ち、失ってから初めて
気付く人間の愚かさ、もう二度と同じ事を繰り返さない為
にも今は自分と向き合って人として足りない部分を修正
して行かねばならない。
自分と身近に関わる人達、そして我が子に信頼され、頼ら
れる様な人間になりたい。
真面目すぎて面白みのないブログですいません