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太陽光発電協会は、2011年の国内における太陽電池セル・モジュールの出荷統計を発表した。昨年度の国内総出荷は、初めて1GWを超え、前年比130.7%の129万6,073kWとなった。また、海外メーカーによる輸入品の占める割合は、前年に比べて7.6ポイント上昇し20.3%となった。

国内総出荷のうち、住宅用システムは、前年比137.3%の110万3,302kWだった。自治体の補助金制度の後押しや、東日本大震災後の電力不足で、停電時の電源として注目されたことを受け、導入する家庭が増えた。

そのうち、海外メーカーによる輸入品の出荷は、前年比2倍の26万2,536kWとなり、輸入品の占める割合は、昨年の12.7%から2割を突破し20.3%となった。低価格を売り物にする、中国など海外メーカーが国内でのシェアを拡大した。

輸出も含む総出荷量は、前年比113.2%の275万8,881kWだった。輸出は、146万2,808kW(前年比101.2%)で前年並みにとどまった。輸出構成比は53%となり、前年より6.3ポイント減となった。欧州・米国以外の地域への輸出は2倍となったが、世界最大市場である欧州への輸出が前年比約15%減となり、米国への輸出はほぼ横ばいだった。

材料別にみると、結晶系は210万4,422kW(前年比100.7%)で、うちSi単結晶は951,045kW(前年比111.7%)、Si多結晶が115万3,177kW(前年比93.1%)。また、Si薄膜・その他は前年比約2倍となる65万4,659kWだった。材料別の構成比は、Si薄膜・その他の構成比は23.7%となり、昨年より8.5ポイント上昇となった。

生産能力は2011年12月末時点で8,166MWで、一年後は11.5%増の9,111MWを計画している。2010年12月末時点での調査では、1年後の計画として生産能力は4,618MWが予定されていたが、その約1.8倍の生産能力となっている。
   
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