静岡県静岡市清水区の美少女フィギュア専門店の店長です。
ダイキ工業さんのデスボール・キキョウ。シリーズが続くかと期待してたのですが。ですが。
ツイッターでフォロワーさんから「とあるメーカーの再販モデルは余るでしょうか。予約しなくても買えますか」と質問をされました。
わたしの回答は「フィギュアの予約や再販に絶対はありません。本当に自分が欲しければ予約が1番です」でした。
これ本心です。
美少女フィギュアの予約は多くが受注生産。注文したら注文しただけ作ってくれます。
じっさい人気シリーズの○○○村のク○ルの初版は定価値引きなしのショップ限定版がAma○onやメル○リで余りまくりました。
さっさと処分して資金を回収したい○○屋たちは定価以下で投げ売りをしました。
ところが人気シリーズのため、時間が経過して市場在庫が消化されると値を戻しはじめたのです。
そこへメーカー様の再販予約が開始しました。
普通なら持ってる人は買いません。ところが新たなファンは増えるもの。えちえちシリーズなら、なおさらでしょう。
そこへアフィ○スブログが「再販前プレ値！！」と予約を煽ります。初版の値崩れを招いたのは自分たちなことを棚にあげて。
じっさい再販の予約開始時、Amaz○nの相場は定価超えしているため嘘をついてるわけではないのも困ったところ。
詐欺師に騙されて「発売後、誰かに売るために予約した情弱」が多ければ再販も余る可能性があります。
反対に「もうアフィ○スには騙されないぞ！初版は失敗したじゃないか！どうせ再販も余る！」と思うひとが多ければ、予約数が集まらず品薄になるかもしれません。
どちらにしても、アフィ○スは品薄でプレれば「ほらみろ！予想的中！！」と自慢し、余って投げ売りされたら無視してなかったことにするだけ。
彼らに予想屋としての矜持はありません。
フィギュアの特性にクオリティが高くて作品に人気があると、余って投げ売りされても市場から在庫がなくなれば値を戻すこともある、があります。
わたしはフィギュア専門店の店長であって、予想屋ではありません。
それでも、もう10年以上、プレミア価格→再販→ダダ余り、投げ売り→品薄→プレミア価格の動きを繰り返している気がします。この業界。
ただし・・・ここ数年、販路限定品やネット専売品が増え、一般受注生産モデルも再販されないため、ダダ余りの投げ売りモデルも少なくなったように感じます。
美少女フィギュアの闇ですね、この問題は。
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