2022年05月12日
フィギュアの投げ売りがおこるメカニズムを分析する(その2)
美少女フィギュア専門店の店長です。
フィギュアの投げ売りがおこるメカニズムを解明する(その1)の続きです。
大手ネット通販や小売店が在庫を抱えて投げ売りする。売れると思ってたくさん仕入れたのでしょう。
これはよくみる光景です。
しかし、不思議なのはフリマアプリなどで個人が買ったばかりの新品・未開封のフィギュアを大量に、安く処分していること。
なかには一人で同じフィギュアを二体、三体セットで売っています。
たとえば・・・・今月発売されたばかりのアルターのキリトきゅん。
定価は18480円なのに14000円などで新品が売られています。
もともと仕入れの掛け率が極悪なアルターさん。定価以下で売ったら落札手数料の10%や送料(1000円ほど)で完全に赤字です。
もちろん処分する理由は人それぞれでしょう。
・キリトきゅんへの愛が冷めた
・いらなくなった
・完成度が低い
などが考えられます。
フィギュア界のフェラーリのアルターさんだけに、完成度が低いということはまずありません。
考えられるのは「発売後に品薄になると予想し、プレミア価格で高く売ろうと考えたひと」が多かったのではないでしょうか。
残念ながら皆が高くなると思って予約すればするほど、そのぶん作られて余るのが受注生産フィギュアというものなのです。
どんなに良いモノでも余れば安くなる。
どこかで「アルターはプレ値率が高い」みたいに予約をそそのかす輩がいるのかもしれませんね。
フィギュア新作予約最大25%オフ!あみあみ
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