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2024年07月03日

京丹後 自然耕房あおき お手伝い

京都府京丹後市にある「自然耕房あおき」にお邪魔して
農業のお手伝いをしてきました

自然耕房あおきには、ハウス6棟、パイプハウス2棟を含む
約5ヘクタールの圃場があり、名のとおり、その全てが完全な自然農法で
年間を通して250〜300品目の野菜を栽培しています

一般的に農業では土を耕し、肥料を混ぜ、作物ごとに養分を調整するものですが
自然農法では、雑草や土の中にいる小動物、微生物など自然の力に頼ります
植物や動物の死骸は小動物や微生物の働きによって分解されて土の栄養となります
このような自然の循環に任せるのが、自然農法の土作りです
畑に雑草が生えるのは当たり前で、農業をしている人にとっては雑草の除去作業は重労働です
今回はその雑草の除去作業をお手伝いしました

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黒いマルチ以外はすべて雑草です
抜いた雑草は、そのまま畑にポンとまとめて置いておきます
やがて枯れ葉となり虫や微生物たちが分解して自然に土へ還元してくれるのです

自然農法は土作りが最も重要なのですが、この農園が今に至るまでに大変な苦労がありました

農園の始まりは、今から24年前
青木美恵さん(現代表)のご主人の、「田舎で農業をしたいんや」
という驚きの一言からでした
ご主人の強い想いに根負けし青木さんもここ京丹後へ移住
それまで農業経験など全くないお2人が、地元農家さんのサポートも得ながら
ご夫婦二人三脚で一から畑作りを始めました

納得のいく土壌を作り上げるのに5年かかりました

ようやく軌道に乗りかけてきた矢先、ご主人が病に倒れました
看病の甲斐なくわずか数カ月でご主人は帰らぬ人となりました
青木さんは、大切なご主人を失った喪失感と独り残された農園を
どう運営すればよいか分からず途方にくれました
彼女は悩んだ末、農園を閉場し大阪へ帰ろうと決意したのです

ところが、それを聞いた地域の友人や長年の顧客の後押しもあり
「私一人では続けられないけど、みんなと一緒ならできるのでは」と農園継続を決意
夫の一周忌となる翌年に、これまでも農園を手伝ってくれていた移住仲間などの
女性メンバー6人で「自然耕房あおき」を法人化し
チームとしてご主人の志しを引き継ぐことになったのです


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「あおきの畑で豊かな心を育み、エネルギーあふれる個性豊かな野菜たちを
心を込めて育てることで地球環境と子供たちの未来を守りたい」
これが青木さんの想いです

私たちがお手伝いをするのはその想いに共感したこと
そしてこの農法、過酷で途方もないことへ挑戦する青木さんを
単純にお手伝いしたいと思ったからです

いつも美味しい野菜を送ってくれて
ありがとうございます

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