今日のオリックスバファローズブログ

メジャー通算282本塁打＆1939安打。一流メジャーリーガーがオリックスと契約したのは2019年12月だった。旅行会社に勤務する妻から「日本へ行こう！」と背中を押されたが、「まだメジャーのレベルでプレーできると分かっていたから難しい決断だった」と述懐。来日したばかりの頃は戸惑うことも多かったようだ。

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最近はちょっとだけランキングも意識してたりして。

今日のニュースを確認していたらジョーンズさんの記事が。
日本にいた時のことについてインタビューを受けたそうです。

本物がくる！
現役メジャーリーガー！

ということでかなり盛り上がりましたね。

そういった経緯もありましたから
来日した時の空港はとんでもないことに…

この盛り上がりからも…かなり期待したものでした。

こういうインタビューが出てくると
いやはや…本当に退団なのかーとしみじみ思っちゃいますね。

しかしもう二年も経つんですね。
なんだか非常に短いものです。
まだまだここからエンジンかかるんじゃ…？！

なんて思わされるような2021年でもありましたし。

ジョーンズさんを初めて見たのは
2020年の春先くらいになるんですかね。
キャンプとかも見ましたし
そしてオープン戦なんかも見てました。

あの頃は…もうコロナコロナで大変でしたねー笑

それでもなんとかオープン戦がスタートしたわけですが
この時の打席等はかなり注目されてました。

なにせまぁ…本物のメジャーリーガーというか
現役の選手でもありましたからね。
そりゃまぁ注目もされました。

しかしながらそのオープン戦では…
特にこれっていう活躍がありませんでした。
しかし、オープン戦ですからね。
日本の野球に対応するために球筋を見ているんだろう！
なんて言われたものです。

実際問題、振っていくよりは球を見てるスタイルでしたし
これがジョーンズさんの調整方法か？！
とも思わされましたね。

とはいえ、オープン戦も終盤のころには…
きっと打ちもしてくれるんだろうと
そんな風に思っていましたが…
開幕前のオープン戦でもイマイチ状態があがらず…

それでも…！

きっと開幕したら…とその活躍が注目されましたね。

ただ、開幕したものの…うーん、イマイチ…？笑

2020年シーズンの成績は…

87試合　打率.258　本塁打12本　打点43　盗塁１

といった成績に落ち着きました。

案外43打点あったんだなーとも思いましたが
なんといっても打率が.258というのは…かなり物足りないものが。
本塁打も12本ですから…
うーん…正直やっぱり、ポテンシャル考えたら
物足りなさが先行してしまいますね。

2020年シーズンはチームの状態もあって
６月下旬開幕から８月の頭まで…
もうとにかく状態が悪かったというか…
なにをやってもうまくいかない…負けが先行する…

そんな状態だったのもあり
打たなきゃ勝てないよ！そんなとこでもありましたからね。

やっぱり矛先はジョーンズさんに向けられることもしばしば…

そのジョーンズさんが光り輝いたのが
中嶋監督代行になってからのホームランでしょうかね。
この時の輝きはメジャーリーガーのそれでした。

あれは…いったいどうしたんでしょうね？笑

一部ファンなのか総意なのかはわかりませんが
念願の監督交代がありまして
そこで光り輝いたジョーンズさん。
ここからの活躍に期待したファンも多かったと思います。

それでも…結果打率は三割に届かずでもありますし
どうもまぁ…打席での怖さというのもあまりありませんでした。

そのまま終わってしまった2020年シーズンでしょうかね。

そして今年！
2020年はスタメン起用もありましたが
もうほとんどスタメンはなくなりました。

代打専用選手みたいな感じでしたね。

まぁ、これに関してはジョーンズさんが申告したのもあったそうで
そのかわり…というわけではありませんが
しっかり代打で出られる準備をしてくれていました。

それが後半に活きてきましたね〜！

2021年、今年のシーズンですが
代打ジョーンズに随分と助けられた気がします。

2021年シーズンの成績は

72試合　打率.234　本塁打4　23打点

というところに落ち着きました。

まぁ…成績だけ二年間見てしまうと…
これで何億も出せる選手かというと厳しいものはあります。

そもそもの期待値でいうなら…
メジャーの晩年でも成績が落ちてきてるのは明らかでしたが
それでも日本というステージですから
少し持ち上がるかな？くらいの期待値はあったと思います。
だとするなら…打率はやっぱり…三割期待したかったのもあるし
本塁打も…20本以上は欲しかったですねぇ〜笑

また、働きでいうなら当然クリンナップでしょう。

そもそも…走れる選手でもありましたし
海の向こうでは外野守備をやってた選手なんですよね。
WBCでもその活躍を確認することが出来ます。

それが…なぜか守備が全然ダメでしたものねぇ…笑
2020年にそれは一気に露呈することになりましたが…
しかし…あれほど守備ってダメになるものなんでしょうか……

まぁ少し逸れましたが
外野守備が出来るくらいに、そして盗塁も出来た選手ですから
スピード面でも多少は期待してよかったんだろうと。
四番じゃないにしても…五番で大活躍できればよかったんですけどね。

こういう期待値の高さから…
シーズン中にはいろんな声もありましたねぇ〜

たまに活躍すれば来日！！とか本物！！とか
そういわれるくらいに…
活躍も稀だったわけです笑

そして…速球が打てないとかの弱点もありましたねぇ。
あと、やっぱりアウトローの沈む球。
そもそもアウトローが難しいのはそうなんですが
ブンブン振っちゃうのも…翻弄されてる証拠でしょう。

追い込まれるともうヤバい…
というのがあったからこそ、割と早い勝負だったのも
日本の野球に対応する術だったかもしれませんね。
ただ、追い込まれると徹底的に球を見るスタイルにもなりました。
これが功を奏してランナーとして出ることもしばしば。

故に、勝負所でランナー一人もらえて…
そこからの逆転！という
かなり渋い活躍もしてくれてましたね。
お散歩ジョーンズさんですね。

また、こういう渋さ、みえないところ…
ということなら、やっぱりチームに与えた影響も大きかったです。

チームの若手は、こぞってジョーンズさんの話を聞いていたそうですし
特に今年ブレイクした杉本もその一人です。
メジャーの考え方もそうだし
ジョーンズさんの準備の仕方もそうだし
そういったところを選手は吸収していったんじゃないでしょうかね。

ジョーンズさんはメジャーでも実績のあるレジェンド選手でありまして
やっぱりプライドはあったと思います。
こういう選手は…やっぱり日本で壁にぶち当たると
それがストレスになります。また生活も全然違いますからね。
仕事もストレス、プライベートもストレス…
こんな状態になるともう野球どころではなくなります。
すると…やっぱり不和も生まれるものですが
ジョーンズさんは、成績が低迷してきて思うこともあったでしょうが
でもそこを乗り越えたというか、リラックスしてる感じもありましたね。

その要因は…やっぱり日本の文化を積極的に受け入れたこともあるでしょう笑

SNSの発信では…いつも楽しそうにしてましたし
公式の動画でもおもしろ外人みたいになってますものねぇ笑
日本シリーズ進出を決めた時のインスタですが
あれもジョーンズさんが撮影してました。
チームメイトともうまくやれてる様子がしっかり見て取れます。

プレーに関しては…やはり年齢と共に劣化するところはありますが
モノに対する考え方やコミュニケーションスキル等々は
逆に伸びていくものですからね。
チームプレーをするのに欠かせないものですから
この点はずっとレジェンドのままだったんでしょう。
故に、どれほど成績が悪くても
そこを乗り越えて、しっかり結果残せるところで残す！

これが出来たのがシーズン後半のことなんでしょうね。
間違いなくジョーンズさんの存在が
今年のパ・リーグ制覇に繋がっていると思います。

本当に本当に、バファローズで活躍してくれてありがとうございました！

そのジョーンズさん…
今後どこかから声がかかってもいいように
準備だけはしておく…

というコメントを残しています。
ただ、流れに身を任せようとも思うし
どっちかというとリラックスしたい…！

ということなので
これからまた野球をやっていくのかは運任せ。
そういうところでしょう。

この二年間、アダム・ジョーンズという選手をみていられてよかったと思います。
これからも決して忘れることのできない
そんな助っ人選手になると思います。
ありがとうジョーンズさん！ゆっくりしてください！

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