今日のオリックスバファローズブログ

野手から投手転向という異例の張奕
台湾では神様扱い、好投光った張奕
実は陽岱鋼といとこの張奕

今日は、昨年育成から支配下登録されて大活躍！張奕選手の誕生日です♪

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そういえばうっかり忘れていたんですが
陽岱鋼選手はいとこなんですよね。すっかり忘れてました笑

まだ出始めのころ、支配下登録されたころは
陽岱鋼選手のいとこ！というところで話題を取っていましたが
今になってしまうと、張奕という選手個人だけで話題になれるくらい実力がありますし
昨年のプレミアでも大活躍でした！
台湾代表としてプレーして、その台湾では神様扱いを受けるという。

強打の韓国相手に徹底的に抑え込んだピッチングは圧巻でした！

張 奕
1994年2月26日/26歳
182cm/86kg
台湾
右投げ/右打ち

こちらが基本情報になります！
経歴は…

福岡第一高−日本経済大−オリックス（育成ドラフト1・17〜）

といった具合に。
どうしてか…高卒の印象がありましたが大卒なんですね！
そしてそう、台湾出身でありながら高校は日本の学校で過ごしました。
三年間在籍したおかげで、NPBでは外国人扱いを受けずに
例外規定で日本人選手と同じ扱いを受けています。

それでも代表戦は台湾なんですけどね！
まぁそれはそれでよしと思いますが♪

名前が張奕、ですから
日本人…というよりはアジア人って印象がありますが
完全に枠とか考えないで日本人だと思って応援してました…笑
そんなわけで、台湾でも張奕（ちょうやく）って呼ぶんだろう…
なんて勝手に思っていましたが、国では
ジャン・イーと呼ばれます。
しかしながらチャン・イーとも呼ばれるそうで…
昨年の各種記事ではジャン・イーだったので…それで覚えてしまいました。
ちなみに、英語名では
Chang Yi　となるそうです。

昨年から投手として期待され始めた張奕でありますが
出始めのころの触れ込みは
陽岱鋼のいとこ！
ということと
野手からの転向で投手になった珍しいケース！
ということでプチ話題になりました。

バファローズ界隈では有名な話でありますが
他球団ファンに説明するときにはこのあたりを教えてあげると掴みはバッチリだと思います笑

「え？陽岱鋼のいとこなの？？」
「え？投手から野手じゃなくてその逆なの？？珍しい！」

なんて、特徴を話すときにはぴったりですね！

しかしながらでも、本当に野手から投手っていうのは稀ですね。
中学、高校では全然ある話なんだろうと思いますが
プロに入ってからこのケースって…個人的には初めて聞きます。
まぁそもそもプロでは完全に役割が違うというか…アマチュアとは少し勝手が違いますからね。

当初野手として契約をして、外野手として頑張っていた張奕でありますが
その成績はどうだったのかというと…

2017年　ウエスタンリーグ　公式戦59試合　打率.091　１打点

といった成績に。
プロ一年目、ということを加味したい気もしますが
５９試合も出てますからね。それで打率１割切るなんて…
もし一軍公式に140試合くらい出したとしたらのび太君と同じ打率くらいまで落ちるんじゃなかろうかと
そんな予感をさせる成績でもありますね笑
ちなみに、のび太君の打率は.010だそうです。

そして二年目の2018年、ウエスタン公式に出て１５試合連続ノーヒット。
これはいかん…
まぁ見限られておかしくないくらいだと思いますが
ここから投球練習を開始します。その後５試合に登板して
通算５イニング、防御率1.80という成績を。

たしか、結構この時点で評価を受けるくらいにはいい球投げていたみたいですね。
そのおかげで投手として育成することが決まったのだと思います。

そこから2019年。
昨年から外野手から投手へ正式に転向となり
5/1に支配下選手契約へ。
もうちょっと夏ころかと思っていましたが、なんとまぁ令和がはじまったその日に支配下登録です。
そのあと5/16に一軍デビューするわけなんですが…
この日現地に行ってたんですよね。
でもなぜか…このイニングの記憶がありません笑

ちなみにこの日の試合は伝説の３エラー+おまけのゴーストエラーが記録された日ですね笑
守備固め及びベテランとしてチームを支える小島さんがライトフライを落球すると…
ショート大城が続いてエラー…
サードに上がったフライが…まさか…まさか？？！で中川が落球。
しかしこれは事前にインフィールドフライが宣告されていたのでノーカウントです笑
そしてとどめにファーストT-岡田が綺麗なトンネルをする…という
実にエンタメ色の強い試合でありました。なつかしい…笑

そんな試合だったものなので…これ以外の印象が全くないんですよね。
改めてこの日の試合結果を見直すと…
山本がきっちり負けを付けられている試合でありまして…はい…笑
序盤は先に点を取っていい感じだったんですが
一点を返されて、同点にされ…
失策祭りからの継投があり…大爆発。
いやー、つらい日だったなぁ〜笑

話が逸れましたが、そんな日に一軍初登板だったそうです。

この時は救援でしたが、一度抹消の後先発調整を行い
8/8に先発として一軍復帰。
この日に一軍公式戦で初勝利をあげたわけですが

育成契約の野手として入団した選手が投手転向し
支配下登録を経て一軍公式戦初先発で初勝利をあげる

という条件をクリアしたのは張奕が初めて、ということです。
初記録ってやつですね！めでたい！
今後この記録に続く選手はいるんでしょうか？
とにもかくにも、育成野手が転向し、そのあと支配下登録になって初先発での初勝利をあげたら…
史上二人目ということになります。覚えておきましょう！笑

という2019年シーズンを過ごし、オフにはプレミア12で台湾代表として活躍することになります。
強打の韓国を抑え込み、ひとつ自信になったことと思います。
その活躍ぶりに、台湾の人々もジャン・イーを神様と称賛するほどに。

なにせ経緯が経緯ですから
そこから先発になって投げた、ということで…
非常に大活躍の印象があるわけですが
終わってみての成果を見てみるとややイマイチではあります。
とはいえ、一軍での投手経験でいうと昨年が初ですから
それを加味したら十分な活躍だったと思います！

シーズン中はムラがあったり制球が乱れてしまうことがあったり
結構メンタル面で投球が左右されるような
そんな場面が多かったのですが
投げている球自体はやはりいいものがあります。
変化球のキレなんかは相当によかったと思いますよ。
どうしても４イニング、５イニング目になってくると球威が…
というところはありましたし、基本的にはピンチの場面で一気に…
ということが多かったので精神面が大きかったと思います。
それに関してはきっと台湾代表で学んだこともあると思いますから
今シーズンはますます期待したいなと、そう思います！

いい投手が揃っている！
と言われるバファローズでありますが
よくよくシビアな目で見てみると６枚のうち２枚しか計算できないのが現状です。
あとの何人かは頑張ってくれたら、ハマってくれたら大きい！
みたいな言い回しですから、４枚ほど空きがあります。
そこにぜひ台湾を代表する投手である張奕が入ってくれたら…という
そういう期待をしています♪
日本代表投手が二人…田嶋が入れば三人
クローザー、リリーフ、先発も行けるアメリカ代表のディクソン
台湾代表の張奕
各国で代表ができる選手がこれだけ揃ってる！！
というところでもひとつバファローズをアピールしたいですね♪

昨年一軍を経験して、さらに国の代表をすることで
今季は一つ余裕もできているでしょうし
またレベルアップした状態で迎えられるシーズンになります！
開幕から一軍に入って、そしてローテにも入っていけて
そして通年で投げられたらいいなと思います！
ある意味ではひとつ今年が勝負の年になると思いますから
今シーズン結果を残して、来期はもっと余裕をもって臨んでほしいなと思います♪
来年の今日、気持ち新たに、そしていい誕生日が迎えられるように
今シーズンがんばっていってほしいです♪
張奕ことジャン・イー選手、誕生日おめでとうございます♪

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冒頭でも書いていますが、

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