2012年09月08日
ぶいぶい
ドラムは、ヘッドと呼ばれる膜を鳴らす楽器でして、そのヘッドに触れるのはスティックの先のチップと呼ばれる部分である場合が大半です。そのスティックの先のチップに腕の重さをしっかり乗せるのがいい音を鳴らすコツの一つです。その為には、スティックを握っている手、指、の部分が、関節の様な存在である必要がありまして。そこに手、指、と、スティック、という隔たりがあってはふくよかな音は出しにくいものです。スティックを握っている手、指に最終的な意識を持ってしまっては、そこから楽器までの間にスティックというフィルターのような、壁のようなものが出来てしまって、ちゃんと鳴らせなくなるんです。音が鳴っているヘッドに触れるのはチップなので、そのチップに意識を持たないと、ただ体を動かしているだけの様になってしまって。さらに言うと、チップの先からヘッドに意識をもっていったり、ヘッドのさらに奥、さらには空気やハコ、ホール。そこまで意識を持った方がお得です。自然と楽器を無理なく鳴らす方向に向かうんで。身に付けば演奏とゆう作業を意識する必要がなくなるんで。
管楽器なら、口や指じゃなくてベルだとか、ピアノなら指じゃなく鍵盤、ハンマー、弦、ピアノの中だとか。結局行き着く先はみんなホールやハコといった空間。に、なるはず。
管楽器なら、口や指じゃなくてベルだとか、ピアノなら指じゃなく鍵盤、ハンマー、弦、ピアノの中だとか。結局行き着く先はみんなホールやハコといった空間。に、なるはず。